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mystery gem30

‥少し
眠っていた
様だな

私は‥

隊員
「殿下、参謀が
お呼びです」
殿下
「分かった。直ぐ向かう」

両耳の
人工聴覚機が
先端まで伸びる

私は
聴覚を
戦場に
置いて来た

いや

失った、か

爆撃に
よって

王都の文句も
シャットダウン
出来る優れ物だ


ブリッジ

殿下
「‥どうだ?」
参謀
「ご覧に」


殿下
「 」

これは

森が‥

殿下
「どうなっている?」
「大地は不毛の
更地ではないか」

参謀
「中央区に巨大な
フィールドが
展開されています
如何致しましょう」
殿下
「待て、得体の知れぬ
領域で迫撃砲など」
参謀
「無防備な森に
見えますが」

任務では
調査で
向かった筈だ

勝手は許さん

参謀
「‥御意」
殿下
「上陸許可は出す」



おいおい‥
王都の
船団が

仕事
早すぎる
だろ‥⁈

どうする?

ナイフ
拳銃の
マガジンは

「‥落ちぶれマフィアが
見ろ、王都が
追い詰めて来やがった」

「仲間の取り合い
なんてしてる
場合じゃねぇか‥で?」
「お前ならどうする?
ビリー」

ビリー
「可愛いお姫様の下で
気に入られる覚悟は
あるか?」

王都の殿下に
胡麻剃って
どうすんだと
聞いたら

‥そっちじゃ
無えだと?



‥っクシ!

シーラ
「カナさん?」
カナ
「嗚呼ごめんなさい
誰か噂してるわ」
ジェシカ
「外の彼ね」
カナ
「 」


シーラ
「カナさん、あれ!」

モニターに映る

大型船の
群れが
飛び込んで
来た





この人達

誰⁈

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