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蒼穹のフリューゲル42

女子寮へと
ポータルを
発生させ
私と
ディール先生
グレッゾ先生は
部屋へと向かう

ディール
「私が調べてみるわ」


エノク
「ログはどうやって
調べるのかしら?」
グレッゾ
「見ればわかる」
ディール
「何処から」

手をかざす
反応がある

ディール
「此処から行けるわ!」


グレッゾ
「良し、行くぞ」
エノク
「ん!」

ポータルを
潜る
再び政界へ




岩石を
纏った太陽が
見える


エノク
「また来る事に
なるなんて」
グレッゾ
「風景だけか」
ディール
「それだけじゃ
無さそうね」
エノク
「‼︎」

白装束

内包者が
現れた
何人だろう?
20人くらい
だろうか


グレッゾ
「どうする」
「炙り出された
気もするが」
ディール
「尋問出来るかしら」
エノク
「私が狙い
かもしれません」
「応援頼めますか?」
ディール
「エノク?」
エノク
「囮になります」
「先に戻って下さい」
ディール
「出来る訳」
グレッゾ
「来るぞ!」
エノク
「行って!」
「コレを」
フリュ
「お、お姉さん⁈」
ディール
「 」

ディール先生に
フリュを託す

無数の血管で
オーラを纏わせ
バリケードを張る

一人
直上から
跳躍で
襲って来た

エノク
「早く!」

どうする⁈

左腕を直上に
構えた

神経を
直上に放つ




敵はひらりと
回避する

嗚呼
仕方ない
此処からは

そう
第四形態

左腕の
筋肉の質量を
二乗化させた

腫れ上がる腕が
直上に飛び出し
カウンターで
白装束を
弾き飛ばした

重い

先生達は?
撤退した!

良かった
これで手加減は
必要無い

そう思った瞬間
血管バリケードを
何処から
かわしたのか
ゼロ距離から
私の顔面を
鷲掴みされる

オーラが
可視化された


エノク
「タケ‥」

刹那

私の頭部が

カチューシャ
もろとも



顔面が
吹き飛ばされた


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