神は細部に宿る(2022/11/22)

久しぶりの投稿になってしまった。
ここ数日忙しくて、帰ってすぐに寝てしまうという生活をしていた。
学会の発表資料が完成してきてやや忙しさがなくなってきたので久しぶりに投稿する。

タイトル通り。
神は細部に宿るという言葉を実感することがここ最近多くあった。
研究は特にそうなのかもしれない。細かいことだから、いちいちそんなことまで気にしなくてもいいか。。。とか思っていたら意外とそこに重要なことがあったりする。
備忘録として経験談を少し書いておく。

・ディスカッション時に生データを出さずに解析した後のデータだけを出す人が多くいる。しかし、解析したデータというのは自分が着目した視点だけから情報が抽出されているので他の重要な情報が欠落しているかもしれない。他の人とディスカッションするということは、自分とは異なった視点から研究を見てもらうために行うのであり、やはり何も加工していない生データを示しながら議論するべきだと感じた。

・先輩から教えたもらった実験手法をそのまま試していたが、それではうまく行かないときもある。今回は自分の過去のデータと比較することによって実験手法を少し変えたほうが良いのではないかと気付いた。我ながらよく気付いたなと思うぐらいの些細な違いだが、その些細な違いで数ヶ月解決できなかった問題が解決できるかもしれない。神は細部に宿っているんだなと思った。

神は細部に宿るということを経験したけど、後になって細部を見落としていたな〜と思うこともよくあるので、見落とさないようによく観察していきたい。

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