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29 人生ゲーム

ああ人生。

とにかく2022年はやり切った。芯だった。
ほしい一本の芯。

もうダメだと思う時も、なんとか、細い一本の芯にすがりついた。
逃げようとしたが逃げることができなかった。

それは自分の信念を大事にして、でも大きくはせずに、
心のうちで秘めていたからだ。

この信念を固める時期(10年前)がなければ自分はとっくにダメになっていたであろう。信念を固める。この時が好きだ。

自分が進むべき道を模索すること。そこに自分が納得のいく理由を考える作業。将来どうしようかと考えることは楽しく感じる。

もちろん将来のことを考えるのが楽いいと感じない人もいるだろう。
でも自分は楽しい。考えるのが好き。

しかもじっくり考える。まあまあ納得では動けない。
理由もしっかりしていて、かつ、直感的にもコレダというものを探し求めるのが好き。

稲盛さんは心の構造をこう示した。
知性、感性、感情(利己)、本能(利己)、真我(利他)と。

これはマズローの階層欲求説と並ぶ
生理、安全、社会、承認、自己実現、自己超越。

まあみんな感じることは同じなのだろう。
そう固く考える必要はないが、最終的な自分のゴールを利己的なもので済ますのではなく、利他的なことにしていた方がゴールには容易に近づけないので、楽しい人生になるのだろう。

結局、何を追い求める時が人間が一番輝くのだろう。
これは生物の構造原理の部分のように思う。

お金を追い求める、女性を追い求めるのもそう。
競争したいのものそう。

何かを達成したいというよりもその過程に、何か価値を感じるのもそう。
自分だけが、過程が好きなのかもしれないと思っていたが、実はそうではないのだろう。

多くの先人が、過程が大事なのだよと言っている意味は、実は過程の方が
実は面白いのだろう。

達成よりもその達成を目指して進むのが一番楽しいということに、薄々みんなが気づいている。だから大きな目標の方が楽しい。

人間の生物的な心理構造のような気がする。
自分で自分の人生ゲームを仮定して進むのだ。

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