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31 頭一つ

頭一つでていた。

あらゆる群衆の中で、一人異質な者がいた。
その者は、この人類社会の中で必要なのだろうか。

必要だろう。
平凡な人間だけがこの社会に必要ならば、このような者は作られないだろう。

すべての意思が根本一つのものであるならば、
必要なものとしてこの世にいるのだろう。

だから自分の使命を果たすのみ。

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