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六甲山の間伐材を使ったまな板作り開催!

神戸市立森林植物園で六甲山の間伐材を使ったまな板作り(8月18日10時〜12時)が神戸市公園緑化協会KOBEもりの木プロジェクト、とことここどもお料理教室、および神戸芸術工科大学の協力のもと、開催されました。
神戸の木材を取り扱っている、SHARE WOODSさん、(株)三栄さんも講師として、駆けつけてくれました!


使う木を自分で選ぶ!

イベントブースには、大きくて長い六甲山のヒノキがずらり。匂いをかいでみると、ヒノキのとってもいい香りがします。木をよく見てみると、節があったり、少しピンクがかっていたりとそれぞれ個性があり、開始前からどの木を使おうか考えてワクワクしてしまいます。

まな板作りのための木を選ぶ子どもたち

自分の手でまな板をつくる!

最初に講師の方から六甲山の山や間伐材の説明を聞いた後、たくさんある木の中から自分のまな板を作る木を選び、どんな形にするか考えました。木のどの部分を使おうか、どんな大きさにしようかと、みんなで真剣に木に向き合います。
節は硬いので切りにくいことや、木は乾燥すると反るので、木目を見て幹の中心に近い方の面を表にした方がいいことなども教えてもらいました。

講師から木の特徴を教えてもらっている様子

その後は、のこぎりや糸鋸を使って木を切っていきます。サカナやカメ、イチョウなど個性的な形がたくさん!糸鋸でカーブやギザギザを切るのはなかなか難しいのですが、製材業者さんや学生さんが丁寧に教えてくれたのでみんな無事に切れました!

学生さんに教わりながら糸鋸で真剣に木を切る参加者
木の節を活かしたお魚の形のまな板の制作途中

切り終わったまな板を、今度はやすりで磨きます。目が粗いヤスリからとっても目が細かいヤスリまで、使い分けながら磨くとまな板がツルツルに!もし、お料理の時に木が傷ついてしまっても、同じように磨けばまた綺麗にできるそう。お手入れをすると長く使えるのも木のいいところですね。
ツルツルになるのが楽しくて、やすりがけに没頭する子どもたちも多数出現!親子で協力してツルツルに仕上げていました。

親子で協力してまな板をツルツルに磨いている様子
完成したまな板

最後は蜜蝋を塗って、焼印を押したら完成!
六甲山のヒノキで作った自分だけのまな板が完成して、みんな大満足でした!

六甲山の間伐材を使うことで山を守る。

今回は六甲山の間伐材を使ってまな板を作りました。子どもたちの発想と、材の持つ個性的な模様が相まって、唯一無二のまな板が出来上がりました。
山の手入れによって発生する間伐材を活用することは、子どもたちが身近な山の木々について知ることや、整備を支援することにつながります。
身近な山の間伐材を使ったまな板が、未来の山を守り育てることにつながっていくことを願います。
今回のイベント参加費の一部は「六甲山もりづくり基金」へ寄付され、六甲山を守り育てる活動に役立てられます。

イベント名:六甲山の間伐材を使ったまな板作り
開催日時:2024年8月18日(日)10時〜12時
開催場所:神戸市立森林植物園 展示館前広場
参加費:3000円(参加費の一部は、六甲山もりづくり基金へ寄付します。)
共催:神戸市公園緑化協会KOBEもりの木プロジェクト、一般社団法人神戸親子遊び推進協会
協力:SHARE WOODS、(株)三栄、神戸芸術工科大学


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