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【鍼灸国試】ありそうでなかった 取穴部位の早見表【経穴の覚え方】

国試まで後3ヶ月!

経穴を覚える事は大変ですが、
覚えた分だけ得はあります!!

東洋医学臨床論はじめ、
東概・経穴・はき理論など
膨大な範囲に経穴を絡めた問題が出題されます。

そのため、
経穴を覚えているだけで、
国試全体の得点がアップします!🪄︎︎

逆にいえば、
経穴が分からないと何点も落とすことにつながります。

暗記の手助けになるような
取穴部位早見表をつくったので是非活用していただければと思います!

取穴部位早見表

※文字が小さいため、画像を保存してドアップにするか印刷してお使い下さい。

一目見て、五行穴の取穴部位が分かるようになっております。


使い方

過去問を解いていると、

このような問題に出くわすと思います。

足の太陰経にある経金穴の部位はどれか。
1. 足関節後内側、内果とアキレス腱の間の陥凹部
2. 足内側、内果の前下方、舟状骨粗面と内果の中央陥凹部
3. 足関節前外側、長指伸筋腱外側の陥凹部、外果の前下方
4. 足関節前面中央の陥凹部、長母指伸筋腱と長指伸筋腱の間

答えは、2番です。
太陰経=脾経。脾経の経金穴=商丘なので、
商丘に一致した取穴部位は、2番になります。

この問題で、
脾経の経金穴が商丘
というとこまで分かっても

取穴部位が分からないとこの問題は解けません。

そんな時
一々、教科書の脾経のページを開き

商丘の取穴部位を確認‥など
面倒な事をしなくても

この表があれば一目で取穴部位がわかるようになります。

またこういった問題は
他の選択肢も、経金(火)穴の可能性が高いです。

なので、

他の経金(火)穴もその場で確認し、
まとめて覚えた方が効率が良いです。

他の経絡の五行穴ごとの
取穴部位を確認しようと思うと、

教科書をパラパラめくりめんどくさいですが、

この表があれば解決できます!

また通学時間やテスト前など
隙間時間の確認にもってこいです。


更に暗記のコツ

この表を使った暗記術をもう一つお伝えします。

滎穴や、兪穴の取穴部位をよく見ると

指の場所が違うだけで、
ほとんど同じ言葉で
取穴部位を区別している事が分かります。

「みずかきの近位」、「第◯中手指節関節」
が多用されています。

これは逆にラッキーな事で、例えば
問題文に「みずかきの近位」と書いてあれば
大体、滎穴と思ってOKです。

後は、「第◯指」という文で
経絡を判別すれば簡単に問題が解けます。🪄

この表で取穴部位をまとめて確認すれば

各経絡がどの指を流れているかだけ把握

するだけで暗記が簡単になります!

詳しい解説はこちらの記事にありますので
ご参照ください。

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