アニメおすすめ2022春
どんな記事？
今季おもしろいアニメが多かったので、おすすめしてみる。ただ私の環境では見れないアニメもあるのよね。それは入っていない。かつ、人気投票とかそういうのの結果ではなく、私の個人的な感想なので、その辺りはご承知おきください。
おすすめ
１．古見さんはコミュ障です ２期
王道ラブコメ。
なんというか作品としては安定感がある。原作が1話でオチのつく短いサイクルで構成されており、アニメもいいかんじでその雰囲気を引き継いでいる。
あと原作はキャラが多くて追うの面倒なところもあったのだけど、アニメにすると整理されていて見やすい。私は原作も好きだけど、アニメは同じくらいに好き。
ただそれだけならば他作品を越えないのだけど、ＯＰ＆ＥＤがすごくいい。1期のＯＰの「シンデレラ（サイダーガール）」もよかったのだけど、２期はさらにいい。
2期はEDの「小喋日和（FantasticYouth）」にドはまりした。まずは、このなんかふわっとした絵。最初なんやねんこれ？ と思ったけれど、ED曲と一緒に見ていると中毒的な脳内物質が湧いてくる。制作秘話とか記事にならないかな。これほんと好きなんだけど。
さらに曲がいい。私は音楽に疎くてFantasticYouthを知らなかったけれど、この「小蝶日和」は本当に好き。EDサイズもいいが、ぜひフルサイズで聞いてほしい。リズムが独特というか、表現が豊かというか、とにかく飽きさせない構成になっていて、聞き終わるまであっという間だ。
２．まちカドまぞく 2丁目
テンポが神。
魔族のシャミ子と魔法少女のモモ達がなんかわいわいする話。意外と伏線などもしっかりとしていて、お話がしっかりとしている。ただ基本はコメディで惚けた会話劇を楽しむ作品だ。
とにかく会話のテンポがいい。ボケに対して、ちょうどいいタイミングで突っ込みが入るのでストレスがない。笑いの質もよく、ほんと、ずっと聞いていられる。
好き嫌いで言ったら大好きでランキングで言ったらナンバー１なんだけど、今回は古見さんのEDがぶっちぎりでよくて総合的に2番とした。
原作は未読なのだけど、ちょっと読んでみようかな。
３．パリピ孔明
転生もの？ でいいのかな？
諸葛孔明が現代社会にやってきて、月見英子の歌に感動し、彼女をトップアーティストになるように画策するという話。
何だろう。すっげーおもしろいってわけじゃないんだけど、ついつい見てしまう。諸葛孔明がパリピっているという常軌を逸した発想がまずいい。あと、よくもわるくも期待を裏切らない展開だから、安心して見ていられる。
ただ、何がいちばんの魅力かというと、置鮎龍太郎さんのボイスじゃないだろうか。諸葛孔明のカリスマキャラと置鮎さんの魅惑ボイスがケミストリーを起こしている。
原作も未読なため、アニメで初めて会ったのだけど、ほんといい出会いだった。
４．SPY×FAMILY
期待を裏切らない覇権アニメ。
スパイであるロイドは、ある任務で家族を作ることになった。それで即席家族をつくってみたら、嫁は殺し屋、娘は超能力者とわけわからんかんじに。それでも任務を達成するために、家族で協力して困難を乗り越えていく。
原作を知っていておもしいのは知っていたし、何か前評判から気合の入り方が違うかんじがしていた。というか、OPがOfficial髭男dismで、EDが星野源って、やり過ぎだろ。この時点で期待値マックスじゃないですか。
で、実際期待を裏切らないおもしろさである。まだ見てなければぜひ見てほしい。自信をもっておすすめできる。
堂々第１位でもよかったのだけど、期待値が大き過ぎたというのがある。そもそも原作がめちゃくちゃおもしろいので、そこのハードルを越えるのが難しい。この辺りは好みの問題。
原作もおもしろいし、無料で読めちゃうのでアプリとかで読んでみて。単行本も一緒に買おう！
５．くノ一ツバキの胸の内
思春期くノ一のゆるーい話。
男子禁制の忍者の里で暮らすくノ一ツバキ。彼女は男は怖いものであると教えられていたが、何だか無性に気になって仕方ない。そんな思春期な彼女とくノ一仲間との日常系？コメディ。
「からかい上手の高木さん」の作者の山本崇一郎さんの作品。その時点でおもしろそうと期待が持てる、一方で、何も起きないんだろうなとも思える。実際、おもしろいし、何も起きない。
現在3話視聴中で、ゆるーいコメディ作品なので安心して見ていられる。この先スプラッタにならないかぎり、良作の予感がしている。
この作品、まったく別角度でおもしろかったのが、amazonレビューで男性蔑視だという感想がいくつかあったことだ。この物語は男子禁制であることから、男に対する偏見がつよく小ばかにしたような表現が多い。１話目はその設定を説明するためか、しっかりと貶してくる。
けど、それってどう考えても前振りじゃん。この先の展開を知らないからわからないけれどさ。そもそも山本崇一郎さんだよ？ そんな偏った思想の話書くわけなくない？
と、別のところで笑ってしまったことも加味して、ランクインです。
番外おすすめ
少なくとも原作がおもしろいものをピックアップ。
かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-
ラブコメを倒そうとプロレスする作品
まず、原作が神。既存のラブコメに対して、斜に構えた視点から取り組んでやろうとしている気概はあるが、よくよく読んでみると単なる王道ラブコメ。
アニメも負けず劣らずおもしろい。3シーズン目であるが、OPが３回続けて鈴木雅之さんという遊び心。もう逆に他の選択肢が思い浮かばない。
ただ原作ファンとしては、いささか演出過剰な気がしてしまう。まったく別の作品としては楽しめるのだけど、好みの点でランク外。
だからといってつまらないわけでなく、毎週見ている。普通におもしろいのでぜひ見ましょう。原作も読もう。
ダンス・ダンス・ダンス―ル
バレエで王道青春物語。
とにかく原作が神。潤平がバレエをする話。といってしまえば、身も蓋もないのだけど、最初は男がバレエ？と小ばかにしつつも、段々とバレエの魅力に呑み込まれていく。
バレエと聞くと、少女漫画ですか？ と思えるし、実際絵柄もそんなかんじなんだけど、物語的には青春スポ根ものっぽいかんじ。バレエを習う過程でいろんな人に出会い、影響を与えたり与えられたりする。
ただアニメは見れていない。これやっているらしいけど、どこでやっているの？ アマプラとNETFLIXでは見れないんだけど。
一方で、原作が神だから見るの怖いんだけど。一応ダンス系は、ボールルームへようこそ、で成功した例があるから期待はしているんだけど。あれ、どこが作ったのかな。
とりあえずOPがYUKIさんでめちゃくちゃいいのだけは確認している。
アオアシ
サッカー経験者も満足するサッカー少年物語。
とりあえず原作が神。愛媛のサッカー少年、葦人が、何かすごい監督の福田に目をつけられて、東京の高校でサッカーする話。サッカー描写が細かく、こと戦術に関してはサッカー経験者も納得するレベルで高度な形で描かれている、らしい。
少なくとも今のところ、原作超えはできていない。だからといってがっかり、というわけでなく、アニメ化したらこうなるよね、うん、そうだよね、というかんじ。
これは私が原作好きだから、というのが大きい。原作未読で見たら、また違った感想を持つだろう。ただ、スポーツマンガって成功した例をほとんど知らないんだけど。ハイキューってすごかったんだな。（4期を除く）
トモダチゲーム
雰囲気で押し切る知能戦。
原作ファン。主人公の片切友一たちは、急に借金を押し付けられて、借金返済ゲームをやらされる。その名もトモダチゲーム。友一は”友達”と一緒にこのゲームに参加するのだが、なんかめっちゃ心理戦で友達との関係がー、という話。
ライアーゲームとは何の関係もない。
まぁ、それはいいとして、この手の話はとにかく雰囲気が大事。原作としては、心理戦の中身というよりも、見せ方と引きでいい雰囲気をつくり、知能戦を演出している。
これ、アニメ化するの難しそうだな。成功したら、すごいおもしろそうだけどなぁ。じゃ、今回のアニメ化がどうだったかは言及しないけど、原作はおもしろいよー。
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