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地雷を踏んで丸一年

ちょうど一年前の今日、私は地雷を踏んだ。
10年来の友人Rの誕生日。LINEでのやり取り。
キッカケは、私が猫カフェにあまり行きたくない理由として「本当の猫好きは猫カフェを経営しないんじゃないかと私は思う」と言ったこと。

私にとっては何気ない意見だった。
そんなことないよと言ってくれても何も問題なかった。
でも彼女はとてもイヤだったようで、本当の猫好きってなに?から始まって、偽善者だとか罵られてしまった。
最初はふざけてるのかなと思って「感じ方は人それぞれだからね、気を悪くしたならごめんなさい」と言ったけど、なんだか更にヒートアップさせてしまった。
しかも私、普段家ではスマホを放置してあまりチェックしないので、知らぬ間に何通も着信していて、返事をしなかったことでどんどん燃え上がらせてしまった。

「善人ぶるヤツは死ねばいい」とまで書いてあったので困ったなと思って「それは私に対しても死ねばいいと思うってこと?」と聞いたら「あなたが善人ぶりたいならそういうことになるね」と…。

生きていれば私だって善人ぶりたい時もあるかもしれないなぁ。じゃー彼女は私が死ねばいいと思うのかなぁ。なんだかひどいなぁ…。

話の内容云々よりも、感情に任せて「死ねばいい」とか言えちゃう人とはもう付き合えないな、二度と信用できないなと思った。
ましてや私が、死んでても全然おかしくない病気に罹ったことがあるのをよく知っているのに「死ねばいい」なんて…。

彼女は私の生活がしんどかった頃、とてもお世話になった人だった。
八方塞がりで逃げ場がない時、さりげなく誘って連れ出して綺麗な景色を見せてくれたり、ご飯を奢ってくれたりした。彼女の息子も仲良くしてくれた。
とても感謝している。
でも、おしまい。
大きな重い鉛玉を丸飲みしたような、失恋より痛いような気持ちだった。
数日間は、ちょっとつつけば涙が出るような状態だった。

私があの地雷さえ踏まなければ…としばらくは思っていたけど、一年経ってだいぶ気持ちが変わったことに今日は気づいた。
とても感謝はしていても、関係性は日々変わっていく。生きる場所が変わってしまう。
思い返すと、あの時は終わらせる時期だったのかもな。
最後に良い反面教師になってくれたことにも感謝しよう。
今はもう悲しみも消えたし腹も立たない。
明鏡止水の境地でございます(←ほんとかなw)

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