RSSを配信していないサイトのフィードを生成する

Feed Creator(RSS Generator)はいろいろありますが、優れた無料サービスを紹介。他所と違って制限が緩い。


morss.it

オープンソースプロジェクト。無料でサービスが提供されています。簡単に扱えて制限がありません。フィードの更新も即反映されます。ほとんどのサイトはこれだけあればよい。

ファミ通.com(上段の記事3つは下段に降りてきたら反映)
https://morss.it/:proxy:items=%7C%7C*[class=SecondaryCard_title__BIXxJ]/https://www.famitsu.com/category/new-article/page/1

RSSHubにファミ通のルートが用意されています。
/famitsu/category/:category?

Routes | 🎮 Gaming | RSSHub

電撃オンライン
https://morss.it/:proxy:items=%7C%7C*%5Bclass=ArticleCard_title__IasvF%5D/https://dengekionline.com/category/game/page/1

Goal.com 日本
https://morss.it/:proxy:items=%7C%7C*%5Bclass=title%5D/https://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9

feedless

オープンソースプロジェクト。無料でサービスが提供されています。利用にはGitHubアカウントとの連携が必要。更新間隔を5分から設定できる。JavaScriptベースのサイトもサポート。フィルタリング機能が便利。

PolitePol

無料プランでは登録フィードは20個、更新間隔は1時間、フィードごとに最大440件の投稿まで取得。未ログイン状態で作成したフィードと無課金だとDateとImageは14日後に削除。他では読みこめないページに対応してたり。

VTuber 記事一覧 - ねとらぼ
https://politepol.com/fd/haQbnEG2TZya.xml

FiveFilters

無料プランでも生成数に制限なし。リクエスト数は5、複数値パラメータ数は3、更新間隔は2時間。Referer設定で海外からのアクセスを弾くサイトも取得できる。※無料版だと更新頻度の高いサイトは取り逃がしやすい。

ページのURLを入力し、F12キーのデベロッパーツールでElements要素を見つけて指定(排除)します。右クリックの検証でも探そう。

ファミ通.com

取得するページ
https://www.famitsu.com/category/new-article/page/1

最初の新着3記事と後の記事で要素が異なる。Item selector (CSS)で要素を2つ追加。※2つ以上になる時は末尾にカンマ「,」を追加していく。

# Advanced selectors の Item selector (CSS) に次の2要素からなる一行を入力
div.PrimaryCardInner_cardText__P7Lcc, a.SecondaryCard_title__BIXxJ

電撃オンライン

取得するページ
https://dengekionline.com/category/game/page/1

Simple selectorsのみではカテゴリタグとタイムスタンプが入ってしまうので、Enable cleanupで以下の2つの要素を排除指定する。

# Simple selectors に入力
ArticleCard_card__P7XdL

# Enable cleanup の Remove elements (CSS) に2つの要素を1つずつ入力
.CategoryTags_categories__S_XYA
.ArticleCard_time__QZqND

Goal.com 日本

取得するページ
https://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9

上中下と3段階で異なるので全記事で共通する「article」要素を入力。Item title selector (CSS)に「h3」を指定してタイトルを抽出。

# Advanced selectors の Item selector (CSS) に入力
article.card_card__whSYf.component-card

# Item title selector (CSS) に入力
h3

なんか他のことやら

フィードリーダーで全コンテンツを表示する

Inoreaderはデフォルトで「全コンテンツを読み込む」(ホットキーはW)機能が搭載(モバイルアプリ版も)されています。InoReader Full Feedも同じ機能を持ちます。併用すれば全文表示できない記事はありません。

自動的にすべてのサイト記事を全文表示するには「常にすべてのドメインを許可」を選び、Ctrl+Shift+Zキー(左上に表示される)でAuto LoadをAllにする。自分で選びたいならホワイト/ブラックリストで設定できます。

FeedlyにもFeedly Full Feedがあります。

※Tampermonkeyを動作させるには拡張機能のデベロッパーモードを有効化
https://www.tampermonkey.net/faq.php?locale=ja#Q209

拡張機能で展開できないものはWで自動的に読み込む

我は求め訴えたり

RSSHubと組み合わせれば理論上はあらゆるウェブサイトのフィードを生成して購読できます。対象の構造が変更されたら設定を見直す必要があることだけ留意してください。

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