金縛りって苦しい

一人暮らしの時に金縛りにあった時のことです。

その当時、掛け持ちのバイトで週2日看護助手として派遣で病院勤めをしていた時期がありました。

そこでの人間関係はそこそこだったのですが、1人40代の女性で、訳の分からない嫌がらせをチクチクする人がいました。
毎回ではないです。
気が向いた時に思い付きでチクチクと。

一年勤め退職する時 (辞めるきっかけはその人ではないです)、その人から花束を貰いました。

けっこう大きな花束です。
正直すごく怪しいです。

プレゼント用の綺麗なラッピングはされておらず、家に生ける用にとかお墓参りに包む用な包装紙に無造作に包まれた大きな花束…。
これって病院でよく飾ってあるあの花束では??と咄嗟に思い付きましたが、断る訳にはいかないので、仕方がなく受けとりました。

花に罪はない。
しかし病院に飾られていたかもしれない花束…。

持ち帰ったもののすごく複雑です。

それのせいかはわかりませんが、その時を境に金縛りに合うようになりました。

一番苦しく多かった金縛りはお腹に乗っかられた出来事です。
子泣きじじいが乗っかっているのではないかとというほど 、どんどんお腹が重くなって苦しくなってこのままで本当にあの世に逝くのではという苦しさを永遠と味わう。

いい加減終わってくれと思ってもなかなかお腹の物体は引いてくれませんでした。

姿形や声はみていません。
夢かもしれない。

けれどあの重さと苦しさは今でも思い出せるほどです。

あまりに続くのとあの怪しい花を飾って置きたくなかったのとで捨てることにしました。
それを境に苦しい金縛りになることはなかったです。