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2020年に初めてF1見たはずなのに1年でモタスポにすっかりはまってしまった件

初めまして。いまは毎日ダカールラリーのハイライトを追っているShioriです。
 自分は去年1月まではモータースポーツなんて全然知らない(F1とかMotoGPとか名前だけは知ってる、みたいな感じ)でしたが、1年でどハマリし、F1だけに飽き足らずスーパーGT,スーパーフォーミュラ、WECなど様々なカテゴリのレースを見るようになりました。
 そこで今回はモータースポーツにはまったきっかけや、1年を通じて印象的だったことを書いていこうと思います。

モータースポーツを見るきっかけになった映画

以下の2本の映画を見たことによります…

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2020年1月に公開された「フォードvsフェラーリ」。この作品の舞台は1960年代のル・マン24時間レース。アカデミー賞で音響編集賞を受賞していますが、劇場で聞いたレーシングカーの音が臨場感に溢れていたのを覚えています。会社や個人の威信のためにレースする姿はかっこいいものですね。
 この映画を見て、もっとモータースポーツの映画を見たい、と思って調べて次に鑑賞したのがこれ。

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2013年の映画「ラッシュ/プライドと友情」。こちらは1976年のF1世界選手権におけるジェームズ・ハントとニキ・ラウダのライバル関係が描かれています。ハントは女好き。映画冒頭から女性を抱いてるシーンが出てきて、一瞬びっくりしました笑 そんなハントとラウダは性格はほぼ正反対なのにこれが現実に存在したライバル同士なのは面白いな、と感じましたね。当時はF1でも毎年死者が出ていたそうで、いま以上にレースは命懸け。自分がサーキットいたらきっと心臓持たない。 なにより特筆すべきは、やはりラウダが大やけどしてもレースに復帰してくるところ。かっこよかったです。

映画を2本見たけれど、現在のF1をどうやって見るかは詳しくなくて、「こんなモータースポーツがあるんだな」程度にしか捉えていなかったと思います。じゃあなんでF1見るようになったかというと
「DAZNつけたらたまたまやっていた」からです

DAZNで軽い気持ちでF1をつけた

 もともとプロ野球を見るためにDAZNを契約していましたが、ある日曜日にDAZNの生中継でF1が出ていて興味本位でつけてみました。

当時中継されていたのはイギリスGPでした。 当時の自分はF1のルール詳しくなかったはずなんですけど、何故か食い入るように見ていました。そして彼がルイスハミルトンか…くらいにしか思っていなかった気がします笑

優勝したフェルスタッペンはどんなドライバーで、所属チームは…とどんどん調べていく自分。「え、ホンダなの?!」ってなりました(来年で撤退は惜しいけど‥)こうして、ほかにどんなチームがあって、どんなドライバーがいるのかなどを調べていくようになりました。

スーパーGTの存在を知る

 ふだん利用している某掲示板に、モータースポーツに関連する話題を取り扱うところがあるのですが、そこで名前を知ったのがスーパーGT。 モータースポーツにはF1のようにレース専用の車で行われるものと、市販車を改造したものがあり、スーパーGTは日本の自動車メーカーのスポーツカーを改造したもので行われる、ということを知りました。 上位の500クラスはホンダ、トヨタ、日産の3メーカーによるプライドをかけた戦いが行われているといるんだな…と思っていました。 このレースを見たいと思って「Jスポーツ オンデマンド」を契約しました。
 間違いなくここがさらに深くはまるきっかけになった。
初めてスーパーGTを生中継で見たときの感想は「カオスだな」
 スーパーGTは500クラスと300クラスが一緒に走り、ときに激しいバトルが行われます(F1よりずっと派手な気がする)。 セーフティカーの出現で状況が変わることもあってなかなか流れを掴めませんでしたが、F1と違い毎回表彰台に乗る面子が毎回変わって面白いな、と思いながら見ていました。 後にこれはスーパーGTにはウェイトハンデがある、ということが原因だと知りました。その結果チャンピオン争いもああなったんですね…

F1イタリアGPとスーパーフォーミュラ

 こうして毎週末F1とスーパーGTを見るようになりましたが、当時のF1を見ていた感想は「F1毎回表彰台同じ顔ぶれな気がする」というものでした。メルセデスがここ数年ずっとコンストラクターチャンピオンだし、ルイスハミルトンが6度ワールドチャンピオンを獲っているので今考えたら当然なんですけど…
 そんなある日、「また表彰台はいつもの顔ぶれかな」と思いつつつけたイタリアGP。 赤旗が出たりハミルトンがペナルティ食らったりと大波乱のレースを制したのはピエール・ガスリー。最終的に今年の名レースとして挙げる人も多かった1戦ですね。
 当時はどんな選手か詳しく知らなかったのですが、そんな自分でも感動してしまいました

そんな中、彼がF1に参戦する前は日本でのレースに参戦していたことを知りました。それが「スーパーフォーミュラ」

「スーパーフォーミュラ」とは何ぞや… という感じでしたが、これをきっかけにスーパーフォーミュラというレースの存在を知りました。その名前のとおりF1と同じくフォーミュラカーのレースであり、スーパーGTに参戦しているドライバーも多く参戦しています。こうしてまた1つ見るレースが増えた。

ル・マン24時間レース、WEC

 ちょっとずつ様々なモータースポーツに手を出している中、9月19~20日に行われた「ル・マン24時間レース」を見ました。結果はトヨタの3連覇。優勝した8号車に乗っていたブレンドン・ハートレーは2018年までF1にいたということは最近知りました(おい) 割と順調にレースは進んでいましたが、耐久レースで何も起こらないはずはなく。日本時間で朝5時くらいはマシントラブルやらなんやらあったのを覚えています。 ル・マンはアマチュア部門があるのですが、そちらではラスト1時間でスプリントレースが繰り広げられ、そちらも面白かったです笑 個人的にはル・マンやWECは好きなのですが、海外メーカーの撤退がそこそこあるのは寂しいところですね。
ル・マンほかWEC(FIA 世界耐久選手権)もJスポーツオンデマンドで配信されていたのを見ていました。 耐久レースは、なにが起こるかわからないところが個人的に面白いなと思っています。 トヨタがル・マンを制する前の2016年、ゴール直前で優勝を逃してしまうということもあったみたいですし…

YouTubeの登録チャンネルがモータースポーツばっかりになる

 今やどんなスポーツでもYouTube公式チャンネルはあるもの。F1公式を始め、関連チャンネルをどんどん購読していき、いまフォローしているチャンネルは以下のとおり(バイクレース関連もあります)

・F1公式
・マクラーレン
・フェラーリ
・Scuderia AlphaTauri
・レッドブル・レーシング
・The Race
・Sky Sports F1
・FIA WEC
・Super GT
・Super Formula
・Moto GP 
・KTM
・Ducatti
・WSBK(スーパーバイク世界選手権のこと)
・Dakar

この頃からバイクレースにも手を出し始め、着実に毒されていきます笑
特に気に入ってるのはマクレーレン公式。
本当にノリスがいいキャラをしているので見ていて飽きません。

スーパーGT最終戦

 F1イタリアGPと迷いますが、今年いちばん印象に残ったレースは間違いなくこれです。 結果をご存知の方も多いと思いますが、本当にこんなレースが起こるんだなあ、としみじみ感じました。#100号車もだいぶ頑張って詰めているけど、ちょっと間に合わないかーからのあの結末。 本当にレースは最後の最後までなにが起こるかわからないものですね。YouTube公式に現地実況のピエール北川さんによるラスト数周の実況がありますが、声が裏返っています…

来年は行けたら現地でSuperGTを見たいと思います。

寝て起きたら車が燃えていた

 F1は今年は夜遅い時間に行われることもあり、たまにレースを見ないで寝ることもありました。そういう日は翌朝Twitterで情報を得るのですが、寝て起きたらとんでもないことが起こっていました。
 それがバーレーンGP。 ドライバー達が皆「彼が無事で良かった」みたいなことを言っているので、何かと思って調べたらグロージャンがガードレールにぶつかってマシンが大炎上していました。派手な燃えっぷりで、死んでもおかしくないレベルのものでしたが、無事自力で脱出し命に別状はなかったのこと。
 「ラッシュ」を見たときに、現在ではレースはここまで危ないものではないだろう、と思っていましたが、安全性が高まったF1でも命の危険とは隣り合わせなんだと、気づかされたような気がします。もしリアルでこの中継を見ていたら間違いなく心臓止まったことでしょう。
本当に、彼が無事で良かったです。

いま現在何をしているか

 1 ダカールラリーのハイライトを毎日追っています。「世界一過酷なラリー」というフレーズは嘘じゃないと思います。今年はサウジアラビア一カ国での開催ですが、砂漠有り岩場ありで、よく二輪でここを走れるな…という感じですが、ホンダとKTMの優勝をかけたバトルは白熱しています。去年ずっと続いた優勝を逃したKTMが王座奪還するか、ホンダが連覇するか、その戦いを最後まで追いかける予定です。
 2 MotoGPのイヤーパスを購入して、過去のレースを見ています。 MotoGPはF1のようにピットインがなく、レースも1時間程度で終わるのでぱっと見れてしまうんですよね…
 3 motor sport.comの記事を読みあさる(日本語版も英語版も)
最近英語版の有料会員に登録して、会員限定記事を読むのにはまっています。中でもお気に入りは

Why F1 2020's underdog star is relishing a year of continuity

翻訳は苦手ですがタイトルは「2020年の負け犬のスターが1年の継続を喜ぶ理由」といったところでしょうか。ガスリーのロングインタビュー記事です。日本にいたということもありこれからも応援していきたい選手の一人です。
 4 Netflixの”Formula 1: Drive to Survive”を見る
2019、2018年のF1を知らないので勉強も兼ねて見ています。
これを見るために契約しましたが後悔してないです。
シーズン2-6は泣きました。 シーズン3も期待してます。

まとめ

 モータースポーツなど全然知りませんでしたが、2020年の1年間でここまではまってしまってしまいました。来年はもっとSBKも見たい。
なにはともあれ、2021年もたくさんの面白いレースが見れるといいなあと思っています。


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