投資は儲かるではなく、育てるもの

今日は投資に対する私の想いを
伝えさせて頂こうと思います。

バリュー投資大学の講師として
投資をお伝えさせて頂いて1年が経ちました。

「投資」というワードになぜそれほどまでに
日本人が嫌悪感を示してしまうのか?

画像2

そして、誰しも興味はあるけれど、
自分には無理、そして、恐怖があるのかを
ずっと考えながら過ごした1年でもありました。

「お金」に対しての知識や意識が人それぞれなのは
勿論理解した上で、わかったことが一つあります。

「投資」=「儲かる、お金持ち」と直結しているのでは
ないか?というところです

人間の貪欲さというのは、良くも悪くも深い

画像3

そして、お金の本来持っていた意味が
近代において非常に大きな変化を遂げたことが
投資=怖いもののイメージを創り上げてしまったのでは
ないかと思います。

あなたはいくら持っていればあなたは「幸せ」を感じるのでしょう?
実は「幸せ」と金額は常に結びついているわけではありません。

とはいえ、勿論きれいごとを話すことが目的ではないので、
「お金」が必要であることは確かだと認識しています。

しかし、何億あれば幸せなのでしょう?

実際、何十億という資産を持っていても
無一文になる人もいるし、
家庭崩壊を繰り返す人もいます。

つまりのところ「幸せ」=金額ではないと
「投資」をスタートしてからの方が感じています。

特に私が推奨する「投資」は余剰金を投資するという事を
大切な理念としています。

そうなれば、生活もシンプルに無駄遣いをしないことを
長期に渡ってお願いすることになります。

だからこそ、「投資」をする理由が明確でない限り
継続が困難になります。早くお金持ちになりたい。
数千万円、数億という金額を手にしていたいということが
目的になってしまうと、ギャンブル的な投機商品にも
手を出してしまうことになります。

「投資」=お金が儲かるという概念を取り除き、
「投資」=お金を育てるという概念への置き換えが必要になります。

画像1

そして、そもそも、
「投資」の知識がないと、投資と投機の意味の違いも
理解出来ないのです。(←昔の私の様に)

私がお伝えしている「投資」は
育てることに主と考えています。
子どもを育てるように

失敗もするし、
いつも良いことばかりではないけれど、
どの経験も無駄ではなく、経験値として自分に残り、
未来を豊かにしていく投資です。

その意味をこれからも真摯にコツコツと伝えていこうと
思います。

https://valueinvesting.jp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?