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引越して早三週間。更に進化している私の5Sを紹介 その1:敷く・覆うは最小限に。

 あー〜という間に三週間が経つ私の新居。賃料が無料の期間はあと一週間ほどで終わります。
 敷金が一か月分で入居から1か月の間は賃料が無料という条件をありがたいと思うか返還される敷金が少なくなるので損だと思うかは人それぞれで、45歳で未婚、低所得な私にとってはそもそも次の転居を想定している訳ではなく、ここが終の住処になるかもしれないという前提で転居をして来ているのでその条件はありがたいとしかいいようがありません。
 一人住まいにして2DKというのもとても贅沢。尤も、まだ見ぬ将来の配偶者をここに招いて共に暮らすことを想定してのもの。
 因みに公社の団地なので所得制限はなく、かなりの高所得になっても住み続けられまたそうなってもなるべく住み続けたいと思います。

 今時は昔のようなぎらぎらと契約とお家賃をつかみ取ろうとするような不動産屋の営業員はあまりいないようで、滑り止めに検討した百合丘(新築)と美しが丘(築40年)の民間の物件の担当者を含め、とても親切でできる人と見受けられ、こんなに心持ち良く転居ができたのは初めて。内覧の時の車の運転も上手くてお店のパソコンのデスクトップも明瞭整然で感心しました。

 ここはそれらの近くの築46年の団地。しかし浴室は2020年製だったりとかなりの美品です。
 その浴室はそのままの足で入っても濡れずに掃除のできる優れ物でもあります。浴槽の脇に排水溝及び排水口があり、浴槽を流す水はそこを流れ出るからです。

 引越の前の早くから用意しておいたニトリの珪藻土風呂敷。
 初めての試みですが、そもそも私は何かにつけて敷物を敷いたり物を覆ったりすることを嫌います。例えば自動車の座席にシートカバーを着けるとかステアリングホイールにカバーを巻くとかは嫌です。
 とはいえ、フロアマットはどうしても必要なのでそこは私も重視します。それにあたるものが風呂敷や台所敷。但し便所敷は不衛生ではないかと思うので敷きません。逆に畳に机や寝台を置くことには、床敷を置きます。

 寝床は空気寝台なので床敷が要りません。

 団地は空調機が付かないので暖房はこの陶磁扇暖房機と油循環暖房機だけです。

 敷物や覆を着けることは、何か隠し立てをするかのような印象を受けますし、あまり衛生的でもありません。
 今時は携帯電話の普及もありあまり見受けられませんが昔は電話機にも覆を着け(フリルのもある。)てその下に敷布を敷くというのがよくあったようです。
 あまり大きな声では言えませんが、何かにつけて敷物や覆を着けたがる人とは、どうやらその原点は褌やブラジャー、生理用品への意識の過剰にあるのではないかと考えられます。彼らにとっては自分の家は自分の体なのです。故に属性(ジェンダー)の意識が無駄に高いという特徴もあります。

 もう一つ、どうしても敷物の必要な所といえば食卓。

 いわゆるランチョンマットがこれで、もっと大きな物は卓衣(テーブルクロス)があります。
 いずれも卓の染着き、傷や物音を防ぐためのもので、それらには何かを覆い隠すというような意味合いはないでしょう。
 花はフリージアとカラー。
 コーヒー機はコーヒーの他、お茶も淹れられる優れ物。湯冷を使わなくても丁度その位の温度の湯が出て来ます。もっと熱いのがほしいなら逆に暫く保温にしておくと熱くなります。

 この食卓と食堂の調度、何かに似ていると思ったら、報道ステーション。フリージアとカラーのどちらが古舘さんでどちらが小川ちゃんかは分かりませんが、コーヒーやお茶はショーン マクアードル川上さんなどなどでしょう。
 何かと敷物や覆をしたがることについては、安倍政権にも相通じるものがありそうです。桜を見るための敷物とか、ごみを隠すための土とか。

〈続く〉

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