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便利と不便は何が違うか:買物袋を自前にしています。

 令和に入り、買物袋を有料とする店が一段と増えています。
 前はどちらかというと準大手や中小のスーパーマーケットに多くありましたが今は大手のスーパーマーケットにも有料が増えて来ている。
 準大手や中小は費用対利益の意識がどうしても高くならざるを得ないので、買物袋を有料にすることは分かり易く費用の削減のしどころになったのでしょう。環境問題についての意識がどうかは分かりません。
 殊に中小は広報や宣伝にお金を掛けられない業者も多く、袋を有料にすることは口頭でも客に伝えられますが環境保護のためという啓発についてはできない或いは初めからそういうことを考えてはいないので多くはできません。また、特製の常用の買物袋――いわゆるエコバッグ――を作って売ることもできないので或る日突然に支払所で「レジ袋は2円ですがお付けしますか?」と訊かれ、いつの間に買物袋が有料になって不便だな、けちだなと感じた人もおられるかと思います。
 そんなこともあってか、大手のスーパーマーケットは買物袋を有料にすることには遅れていましたが竟に無料の店が少数になりつつあります。

 買物袋が有料か無料か、どちらが便利か不便か?

 実際にしてみないと分からないというのが最も中立な見方でしょうが、私は有料が便利と思います。
 無料にもそれなりの便利さはありますがその便利さがなくなっても有料が尚便利。
 また、無料には一つ重要な不便さがある。袋が薄いので重い品物を運びにくく、軽い品物も多く入れると袋が膨らみ角が出たり破れたりすることがあります。
 自前の買物袋なら、そのようなことがなくて見た目もきれい。

 私は主にスーパーマーケットには化学繊維の厚手の袋を、コンビニエンスストアやその他の店には綿の薄手の袋を新しく導入して使っています。冒頭の写真はスーパー用。スーパーは食品の液垂れがあり得るので汚れても拭取れるものにしている訳です。

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 これがコンビニその他用。着けている感じがしなくて絶妙の使い心地。

 自前の買物袋の奨めは四半世紀前、前世紀末からちらほらと始まっていましたがなかなか早く普及しなかったし私もごく稀にしか使っていなかった。2008年に横浜天王町のCOOP神奈川の特製の買物袋を買って時々使っていただけで、その時点での使用率は1%ほど。最近からスーパーはほぼ100%になり、全てのお店での99%の使用を目標としています。

 因みに、米はリュックサックがお奨め。5kgの袋がすっぽりと収まって驚く程に軽く運べます。

 買物袋を含め、便利と不便について考えたいと思います、次の記事に。

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