ニートのなりかたなど

※このテキストは働きたくても働けない等の事情を持った方や人権意識や道徳心の高い方にとっては不快な内容が含まれていますご了承願います

まずは当然の事として働かないということに対しての罪悪感を乗り越えていく事が必要である
なぜなら後ろ暗い気持ちを持っていては充分にニートを満喫する事ができないためである
働かざるもの食うべからずと言って人はそれを疑わない
しかしニートは働くことよりも食うことよりもむしろもっと重要な事があると考える
とはいえそもそもこの当たり前という枷が大問題で簡単には逃れる事ができない
自らが育ってきた環境が私に突き刺さるようにして私と一体化し何処からどこまでが私であるのか訳がわからなくなってしまっているためである
そう言った意味でニートとは独特な線を引く者でありそれはマイノリティーと呼んでも差し支えないだろう
ただしこの場合のマイノリティーとはTwitterでみかける声が大きいだけのグループが保護しようとするようなものとは全く異なる
「他者に権利を認めさせなくてはならない」というような暴力的闘争心などとは既に決別しており他者に自らの権利を保障させようなどという非自立者などではない
ニートとは精神的に他者への依存を乗り越えている必要がありまた本当はそんな事になってないよね?とさえ考えている

次に必要な事は生活費の問題である
さきほどは働かざる者食うべからずと書いたがニートはニートになる事が目的ではないので食う事は二の次ではあるが初めから諦めるわけではない
したがってスポンサーに依存することになりまた人が食わないものであっても食うのである
反論もあるかと思うが昔の僧侶は国家に保護されていたのでほそれどトンデモなことを言ってはいない
むしろ今の一般的仕組みの方がどうかしている可能性さえある
話を戻す
また万が一スポンサーを失って何も食べるものが無くなったとしてもその状況に巻き込まれていくのではなくこのまま食べることが叶わないのなら餓○するのも仕方なしくらいに思わなければならない
ニートの矜持を見せられぬようではいけない
冗談のように思うかもしれないが私も万が一の時は○を覚悟している
「働きたくない」と言う言葉にすると至極陳腐な感情の背後に渦巻くものがありそれが強烈であればある程に自らの意思で○を選択する事もあり得るのである
しかし勘違いしてはならないのは意思表示のための○ではないという事である
やむなしの○である
これは無念だ
不器用が故に最悪を退けるために不可避にそれは訪れるだけである
ニートは何者でもないのではない
本職としてのニートをやりとげなくてはならないのである

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