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HATEのライブDVDをreleaseして思い出したこととか

HATEが昔やったライブ映像を集めたDVDを作りました。

"This is a memory from December 1996 to August 1999 - THE HATE HONEY"

タイトルは直球にしました、この通りかなって。

HATEのライブ映像は他にもまだ沢山あって選ぶのに苦労したけど。

1996年〜1999年の中からのチョイスになり、ファンの人たちも観て当時を思いだしたり、当時ライブに来てなくて2003年に再活動開始してからのHATEファンの人たちも、去年初めてHATEを観た人も、HATE結成当初から4年間の姿を見れて楽しめると思う、当時の攻撃的なスタイルのHATEを新たに再確認出来る映像集になりました。

HATE原点のスタイルを観て下さい。


自分が26〜27才くらいの時にHATEを作って活動を開始して、結成当初はNIRVANAや他のアメリカで当時勢いがあったグランジと言われたバンド達、オルタナティブなバンドがメンバーみんな好きで、単純にそんな音楽を鳴らしたいって気持ちでスタートしたバンド。

今回のDVDに入れたライブ映像の数々は1st albumのグランジ色の強い時期の音楽、2nd albumのヘヴィーなオルタナやハードコアな色が強くなってきた時期の音楽、その時代にやったライブが収録されています。


人生を変えることになるバンドってそんなにないと感じていて、自分にとってはDEEPとHATEがそのバンドです。

22〜23才くらいに始めたDEEPで25才の時メジャーデビューしてプロミュージシャンになった。

今はなにがプロでアマチュアとか境界線が曖昧だけど、当時はメジャーデビューするとプロミュージシャンって感じのハッキリとした境界線があったんだよね、そんな感じでバンド生活を送っていてDEEPの後に作ったTHE HATE HONEY。

当時はDEEPを越えようとがむしゃらにやってた、動員力って意味では結局DEEPを超えられなかったけど、今感じるのは超えるとか超えないって言うのはあまり意味がなくて、自分にとってこの2つのバンドは大切なバンドだなって感じてる。

そんなバンドを2つやれたのは幸せだと思う。

当時は若かったからHATEのリハ終わりで有松なんかと車で海行ったり、箱根の方に泊まりに行ったり、飲みに行くのはしょっちゅうでバンドだけじゃなくて良く一緒に遊んでたな〜って思い出した。

HATEはライブを沢山やってたし、リハも週に3〜4回は入ってたんじゃないかな?、バンドがメインでまわってる生活って感じ。

バンドだけやってる生活も今思うと楽しかった、本当にバンドしかやってなかったから。

今回このDVDに収録されている映像を観て感じたのは、1st albumから2nd albumを出すまでにサウンドがどんどんヘヴィーになっていって、2nd albumが完成するまでにHATEのヘヴィーなサウンドを確立したなって、短期間でよくまとめましたw、って感じた。

その後有松が辞めちゃって、暫くして活動停止になるんだけど、有松辞めないで後もう1枚あの流れてalbum作れてたら、さらにカッコいいalbumを作れていたんじゃないのかな?とか思う。

この時期最後の作品になったteenthrshは今聴いてもカッコいいなって感じるから。

結成当初のメンバー、おれ、フトシ、アリマツ。

やっぱ最初に作ったこの3人はHATEにとって大きいなって感じる。

ギタリストは沢山入れ替わったし、有松が辞めてからドラマーも沢山入れ替わった。

まだ最初のライブをやる前、GASTUNKのタツさんが参加してリハを何回かやっていた時期もあったし。

おれとフトシは間違いなくHATEをやったことで人生が変わったと思う、それが良かったのかあまりw良くなかったのかは神のみぞ知るってやつだけだけど。

そんな感じで1996年のバンドスタートから最初の活動停止になる2000年までの4年間、自分の感覚だとHATEが一番カッコ良かった時代。

例えば今ライブハウスに遊びに行って、この当時のHATEと全くおなじライブ、全くおなじ曲、同じルックス、フロアはギチギチでオーディエンスは暴れてる、そんなライブを27〜28才の人たちがやってたら「なにこの凄いバンド」って感じると思う。


そんなライブ映像を楽しんでね。


atsushi hatta

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