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[ alice ] a disorderly school



"a disorderly school"

僕がapparelをやるbrandの名前です。

意味は「ひとつの秩序がない学校」って感じです。

anarchy (無秩序) で暴力的なイメージがする名前ですが「ルールーに縛られないで個々が自由に生きていけたら」って意味でつけました。

そんな名前のbrandをまた再始動させました。

僕がカッコいいと感じるものをdesignしていきます。

本職でやってる服職人さんには到底敵わないので、独自のやり方しか出来ませんが気概は出してdesignします。


再始動最初の作品は "alice" です。

このgraphicはジョン・テニエルさん (1820年2月28日-1914年2月25日) と言うイギリスのイラストレーター、グラフィック・デザイナー、風刺漫画家として活動したアーティストが書いた絵を僕が模写して、その絵をベースにしています。

ペンで書いている時に紙に付いてしまったインク汚れもそのまま残しました。

ジョン・テニエルさんは1865年にルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」と1871年に「鏡の国のアリス」の挿絵を描きました。

a disorderly school "alice" のテーマは非暴力です。

aliceの絵に加えたものは血が垂れているナイフと顔の表情です。
元の絵には顔があまり描かれていないので表情を加え、原画では手に鍵を持っているのをナイフに変えて描きました。

子供が会う暴力的な犯罪に対するアンチがテーマです。

graphicの中にあるsentenceの訳を置いておきます。


*revenge is justice It is truth

「復讐は正義、それは真理」


*I want to Eradication the crimes that children meet

「子供が会う犯罪を撲滅したい」


*Birds flying in the sky are free
In order not to lose that smile
Use someone as a tool for desire
Don't do it
Beyond that is revenge or suicide
It must be one truth
In order not to break that heart
I want to live a life filled with love

「空を飛ぶ鳥は自由で
その笑顔をなくさない為に
欲望のために誰かを道具にする
それはしてはいけない
その先にあるのは復讐か自殺
それはきっとひとつの真理
そのハートを壊さないために
愛に満たされた人生を送らせたい」



こんな文章を考えました。


まず絵があって、その絵から色々考えて浮かんだ文章です。


この文章を思いついた時の話しとかします。

最近gloって言う電子タバコを始めて、タバコは16歳くらいから吸ってたんですが、30歳の前半頃には辞めてました。
その頃は毎日大量のお酒と大量のタバコを吸っていたので、毎日の様に吐いたり具合が悪くなっていて「これはどっちか辞めないと死んでしまう」とか真剣に考え、と言うか具合の悪さが半端なくてタバコを辞めることにしました。

なのでgloを吸い出し時はクラクラしてたり、それもなんか気持ちよいな、とか感じてたんですが、今は朝ベランダで一服するとか、Bassの練習終わってから一服するとか、デザインの仕事がひと段落してからとか、そんな一息つく時の一服がかなり楽しいです。

後は近所の公園で一服とか、近所には広くて気持ちのいい公園があって、そこで好きな音楽聴きながら一服とか最高です。

なんか話しがズレてしまいました。

このaliceの文章は、朝そんな感じでベランダで一服してる時、そんな時は好きな音楽聴きながら空見上げてボーッとタバコ吸ってるんですが、鳥がだいたい飛んでいて、大きな鳥から小さな鳥まで。
大きな鳥はトンビかタカか分かんないけど、かなり上空を飛んでいてもかなり大きいので、タカとかかな?、小さいのは雀とかハトかな?、そこにも自然の弱肉強食の世界があって大変だとは思うけど。

そんな飛ぶ鳥を眺めていたら「鳥は自由に空を飛び廻ってるなぁ」とか感じて「それを邪魔することはダメだな」って思いました。

そこでこのaliceの文章の一行目が思い付きました。


「空を飛ぶ鳥は自由でその笑顔をなくさない為に」


この絵は子供 (alice) が血塗れのナイフを握っていて、次の誰かを狙ってる絵です。

aliceは「復讐の子供」って設定です。

世の中には目を覆いたくなる様な事件が常にどこかで起きていて、その被害にあっている子供が沢山います。
その加害者に「目には目を」の精神の絵なんですが、暴力はまた次の暴力を生み出すから比喩としてではあります。
しかし、考えたくもないですが自分の身に起きたら、その時それを受け入れることは出来るのか?、加害者をゆるせるのか?、、、

考えたくもないですが、その時はどうなるんでしょう、、、

自分でも分かりません。

リビングでゴロゴロしながらお菓子を食べてる子供達を見てると、そんな日常をずっと続かせたいと思います。

だから「自分の欲求の為にそんなことはしてはいけない」そんな考えを込めたdesignです。

ブライアン・イーノの最近読んだインタビューの中でこんな事を言ってました「アートは、目の前の現実とは違う世界/現実がここにあります。しばらく楽しんでください。と言っている」そんな感覚に共感します。

そしてこのapparelを購入してくれた方へ、このaliceのサントラみたいな感じで、僕が選んだ曲が入ってるmix cdをpresentします。

ひとつの現実世界からトリップする為のものです。

このaliceがもし映画とかになったら、その中で掛かっていそうな曲を選びました。

と言うかこのテーマで映画撮ってみたい。
簡単じゃないのはよ〜く分かるけど。

ヤン・シュヴァンクマイエル監督の「アリス」って映画があってその雰囲気に、kick assってアメリカ映画のコミカルなんだけど暴力的な場面はかなりスプラッターに写してる、そんな映画になったら最高な気がする。


そんな映画観てみたい。

そんな訳でapparelも一生懸命やってみます。

a disorderly school "alice" このapparelで使っているgraphicを全部載せておきます。

良かったらstoreでチェックして下さい。


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