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BassistだからBassの話し。



noteでベースの話しをあまりしていない様な気がするので、ベーシストなのでそんな話しをします。

今はアイバニーズってメーカーのエンドースをやらせてもらっています。

この写真のベースはアイバニーズに提供してもらったベースです。


アイバニーズはKornが使っているので有名なメーカーだと思うけど、アイバニーズの僕の担当の方に聞いたKornとアイバニーズの話しをいっちょ。

Kornはアイバニーズの7弦ギターを使っていて、Kornがブレイクした切っ掛けでまたアイバニーズの7弦ギターがバカ売れしだしたと。
Kornがブレイクした年はきっと1996年にreleaseした2nd albumだと思うけど、その頃はIbanezの7弦ギターはもう全然売れなくなっていて生産中止にする事になってたみたい、だけどKornがブレイクして7弦ギターがまだどんどん売れ出したと、だからIbanezの7弦ギターはKornに救われたんだと担当の方が話されてました。

影響力がハンパねーっすKorn。


で、今やってるバンドはLüstzöeとDALLE、そしてTHE HATE HONEY。

基本、僕のベースはチューニングを2音半下げています。
なので、4弦(1番太い弦)がローBです。
そんな訳で、テンションの関係と太い弦の方が太い音が出るって理由から、4弦のとこに5弦の弦を張っているセッティングです。

専門的な説明をすると、弦の太さは下記です。

. 4弦 / 135
. 3弦 / 105
. 2弦 / 85
. 1弦 / 70

こんなセットです。

だから5弦用のセットを使っていて1弦はいつも余ってしまう訳です。
僕が使っているベースは4弦ベースだからです。

そして、僕はベースを凄く下の方で弾くので、ネックが太いと押さえられなくなってしまうんです、今使わせて貰っているアイバニーズのSRシリーズのベースは軽くてネックもかなり細めなので最高に弾きやすいベースです。

後ピックアップのパワーもハンパない、音もいいし。

ミュージャンが持つ楽器の位置って大事だと感じていて、そのミュージャンの思想を反映してると思います。
僕の考えはオールドスクールな気がするけど、ストラップは出来る限り下にする美学。

NEW ORDERのベーシストでピーター・フックって人が居て、もうNEW ORDER辞めちゃったんだけど、その人がかなり昔のインタビューでNEW ORDERに新しいメンバーが加入した時の事を話していて、そのギタリストはストラップが上の方だったから「ダサいから下げろ」って下げさせたみたい。

大人気なくて好きです、ピーター・フック。

この写真の人。


joy divisionからキャリアをスタートさせてるから、もうかなりのおじさんです。
人の事言えないけどw。
こんな人が居ると勇気を貰える、まだ低い位置で頑張れるって。

THE CUREのベーシスト、サイモン・ギャラップってカッコいいベーシストが居るんだけど、この人もかなり低い。


この写真の人、めちゃカッコいい、この人も今だに低い。
腰にもよくないけど、年とかカンケーねって事だね、見習います。

逆に今の若手のトレンドは上にして弾くスタイルっぽいですよね、多分。

そのスタイルの走りはRage Against The Machineのギタリスト、トム・モレロだと思う。

あの人の前はあそこまでストラップを上にして弾くミュージシャンはフュージョン系のプレイヤーだけ。
そして、そのスタイルはクソダセーって事になっていたんだけど、レイジがブレイクしてあの上で弾くスタイルもカッコいいじゃん!ってなったと思う。

ギターやベースを上で構えるスタイル。
楽器のボディーに顎が乗っちゃうんじゃないの?、って感じのレイジスタイルはトム・モレロのお陰で流行った。

そして楽器が上だから絶対にめちゃ弾きやすいはず、羨ましい。

いいな〜。

アイバニーズのベースは僕が今やっているバンド、LüstzöeとDALLE。

このバンドではめちゃ相性がいいです、両バンドともシーケンスを走らせながらライブをやってるので、シンセとかキックとか色々ね。

アイバニーズのベースには電池が入っていて
そんなピックアップで弦の鳴りをピックしてる訳です。

なので電池が入ってるベースの特徴的なサウンドが鳴る、そのサウンドはシンセや打ち込みのキックなんかと交じりがいいんです。

チューニングダウンしてる僕のベースのローもハンパなく出せるし。

そして、ここ最近はずっとDALLEとLüstzöeのalbum制作をやっています。

2バンドのalbum制作を同時にやっているのは初めてだと思う。

中々忙しいですが、そんな環境も楽しんでいます。

先日DALLEのベースRECをやっていて、今回のalbumに収録される曲です。
その新曲はかなりtechnoに振り切った曲で、最初はインストで考えてました。
だけど、作っているうちに普通にライブでもやれるアレンジにしたらカッコいいかもって考えて、そっちにする事にしました。

そんな訳でベースも入れてなかったんです、サブベースって言って、打ち込みがメインの曲にはほぼ入ってる打ち込みのベースです。

そのサブベースは入れてたんですが、その曲にあった音程をちゃんと付けて入れる打ち込みのベースです。

だいたいはキックと一緒にならすのが殆どで、そんな感じでその曲にもサブベースを入れて音程のついてるローを加えてました。

だけど、バンドアレンジにするにしたので自分が弾く生のベースもRECしました。

アイバニーズのベースでRECしたんですが、サウンドを調整してる時、シンベみたいな音色にして普通に演奏してRECしました。
完成したのを聴いて貰った時には生で演奏したベースが鳴っている様には聴こえないかもです、それが狙いだからいいんですが。

だけど、やはり生の演奏なのでそこには音圧や演奏の揺れがRECされるので、打ち込みだけでは表現出来ないグルーヴが録音されています。

かなりカッコいい曲に仕上がってきています、これからryo君に歌入れて貰い、koziさんにギター入れて貰いまた曲が変化していくと思うので僕も仕上がりが楽しみです。

またローの話しですが、たまにゾーイ(Lüstzöe)で対バンするPLASTICZOOMS、そこのVoのSHO君とライブ後に話しをしていた時「ゾーイのライブのローは凄い」と感心してました。
彼がTHE XXの来日公演を観に行った時、ハコの壁が震えるくらい出音のローが物凄くて、それ以来のローだったって感想を話してくれて嬉しかったです。

プラズーの曲好きだし彼のリスナーとしての耳も相当センスがいいと思うので。

チューニングを下げていたりシーケンスでシンセとか色々な音が鳴っている演奏だと、このアイバニーズのベースは最高にマッチングがいいです。

特にこのふたつのバンドは強烈に出音を爆音にしていて、プラス重低音なのでそんなサウンドにアイバニーズのベースめちゃマッチします。


そしてもう一本のベース、写真のベースです。


これは以前エンドースやっていたフェルナンデスで作って貰ったプレべタイプのベース。

関係ないけどつい最近まで、プレベの事プレジション・ベースって名前だとずっと思ってた。

そしたら、実はプレシジョン・ベースって言うんだって、インスタのコメントでお客さんに教えて貰った。

名前が違うってw。

昔DEEPでベースマガジンの取材受けた時も、きっと、どうどうとプレジション・ベースって言ってたと思う。

長きに渡る凡ミス。

このプレシジョン・ベースは、今年やるはずだったライブが延期になってるTHE HATE HONEYのライブで使う、かな?。

まだ分かんないけど、ヘイトはアイバニーズも合いそうな気がするな〜。

そんな訳で延期になってるヘイトgigも来てね。

新宿ロフトはチケットSOLDOUTだけど、恵比寿リキッドルームのイベントはチケットまだゲット出来ます。

来月辺りから発売されると思います。

ロフトのヘイトはいつになるかまだ聞いてないけど、ちゃんとやります。

リキッドの日程は聞いていて、そろそろ延期の日程発表があるはずです。

メンツも90'フレーバーで楽しそうだよ。

来てね。

で、このフェルナンデスのプレベは電池入ってなくて木の音がします。

そして、もろプレベなサウンドです。

楽器によってそれぞれのサウンドがあって、プレベは猥雑で太い音がする、簡単に言うと。

音が暴れてる感じ。

このフェンダータイプのベース、僕のはフェルナンデスのだから、フェンダータイプになる。

コピーって事なんだけど、自分のこのプレベ大好きです。

プレベの仲間にジャズ・ベースって言うのがあって、それはもっと音が繊細な感じがする。

細かいフレーズを沢山弾く人は合ってると思う、細やかなサウンドが鳴ります。

僕は雑な鳴りのプレベが好きです。

で、このプレベがとても合うバンドが動き出すよ、まだ言えないけど。

そのバンドはやっぱ木の鳴りがする楽器が合うバンド。

それがなんなのかは楽しみにしててね。

きっと驚くと思います。


そんな感じでベースの話しを今回しました、練習とかあまり好きではなかったんたけど、ここ数年もっと上手くなりたいって感じていて、練習出来る時は練習しています。

本当は毎日練習を欠かさずにやりたいんだけど、やる事が沢山あるから中々時間作れなかったりします。

とにかく練習をしてもっと上手くなりたいと感じています。

そっちの方がカッコいいでしょ、上手い方が。とは言えスーパー上手いベーシストが沢山居るから、その領域には死ぬまで行けないかもしれません。

だけど、もっと上手くなれる様にチャレンジして行きます。

そして、もっともっとカッコいい曲を沢山作りたいです。

最後はなんか子供の作文みたいになってしまったけど、自分が今感じている率直な考えです。

これからも色々と刺激を与える事が出来る存在にもっともっとなりたく活動を続けていきます、よろしくお願いします。


XXXATSUSHI



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