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【SVシーズン18シングル 最終316位 R2019】プレッシャーダイナとスマホアプリ「スマートカウンター」のススメ

S18お疲れさまでした。自身の活動コンセプトとしている受けループで自己最高レートを更新できたので記事にします。あまりこのパーティを純正受けルと言いたくないので純正という言葉は使いません。上にレンタルコード載せてるので使いたい方はどうぞ。かなり癖のあるパーティなので使ってボロ負けしても責任はとりません。

構築経緯

SVで禁止伝説環境が始まったらまず使いたいと思っていたみがまもプレッシャーダイナからスタート。シーズン開始前から、コライドン、ザシアン受けのヘイラッシャ、黒バド受けのアローラベトベトン、特殊受けのラッキーまでスンナリ確定。シーズン開始直後に零度パオが大増殖している情報を受けてクレベースも確定。
残りの1枠はダイナと組ませる上で浮いている+グライオンを詰ませられるポケモンが欲しいと考え、まず鋼テラスクレセリアを採用。しかしクレセはグライを止められるがこちらからもグライに何もできないうえブリジュラスと呪いキョジオーンがあまりにも重すぎたため、申し訳程度の挑発で地震毒みがまものグライなら詰ませられてブリジュラス展開にも抗えそうなHD挑発+地震グライオンを入れて構築が完成した。余談だが上4匹は初日から技構成が一切変わっていない。

今月のランクバトルへの取り組み方

試合前にスマホで
1.ダメージ計算アプリ(「ダメージ計算SV for ポケモン スカーレットバイオレット」をApp Storeで (apple.com)) ←自分が使ってるのはこれ
2.ストップウォッチ
3.アプリ「スマートカウンター」(「スマートカウンター 複数カウントや集計に便利なマルチ数取器」をApp Storeで (apple.com))
の3つのアプリを起動します。スマートカウンターについては後述。みがまもダイナを使う上で何らかのPPカウント手段が必須です。
試合中は残り時間を見つつダメ計を回しながら相手の技のPPをカウントしていました。ストップウォッチを別に用意する方もいて人それぞれですが私はスマホ1台で全部やっちゃうのに慣れちゃったので今後もこれでやっていくと思います。

個体紹介

見た目も性能も好みすぎる。(NN:ドラミドロ)

ムゲンダイナ@たべのこし
特性:プレッシャー
性格:おくびょう
テラス:ゴースト
努力値 H204 B196 S108
実数値 241-x-140-165-115-180
ヘドロばくだん みがわり まもる じこさいせい
調整意図 H:16n+1かつみがわりで減らすHPを残飯4回で回復できる値
B:できるだけ高く
S:最速オーガポン+2

ムゲンダイナを採用する最大のメリットはドヒドイデとかいう水ウーラ以外何も受かっていないバカタレポケモンを採用しなくてもよい点にあり、おそらくダイナ以外の受けルの伝説枠は自分のスタイルに悉く合致しない。余談になるが剣盾で使っていたホウオウモンジャラは仮にモンジャラがいてもSVの環境に刺さっていなかったと思う。
みがまもダイナ自体は剣盾のダイマ禁止ルールにて開拓されていた型だが、SVではテラスタルのシステム、環境トップポケモンの型の多様化により相手の択を見てからこちらの行動を決める動きが強く、電磁波の増加など純粋にみがわりが刺さる場面が増えたと考えている。みがまもと特性の表示順によるS関係の把握ができるおかげで理論上初手のランドロス対面が安定する。(相手の威嚇がプレッシャーより先に出ればスカーフ確定、鉢巻ならみがまもで地震のPPを枯らせば勝てる、ステロ型でも初手みがわりが安定)
これは一例だが、大抵の鉢巻アタッカーには対面から上をとってみがまもで勝てるため、クレベに退いて被ダメから鉢巻が確定すればダイナで詰めることが可能。どんなに強力な技でもPPが無ければ打つことはできないぜ!
みがまも+再生まで確定とし、最後の1枠はダイマ砲だとPPが不安、毒々は挑発で完全に止まるうえ悠長すぎると考え、オーガポンに刺せて3割毒を引けばみがまもを絡めた耐久プランに持っていけるヘドロ爆弾が最適と考えた。鋼に何もできないという致命的な欠陥があるが厳しい盤面を3割毒で何度もまくり返せた。やってることが地割れと変わらんやんけ
テラスタイプは耐性が変化すれば何でもいいのでゴチルゼルから逃げることができて原種ガチグマをしばき倒せるゴーストにした。フェアリーは無難だが明確な仮想敵がおらず持て余し気味だったので間違いではなかったと思う。

スマホアプリ「スマートカウンター」について


実際の画面はこんな感じ

左右の+-ボタンでカウントの増減が可能な、ものの数量を記録、管理できるアプリ。このアプリの何が良いかってこの手のアプリにありがちな中華産アプリではなく国産なので気持ち悪い翻訳を挟まなくてよいことと初回起動時にチュートリアルまでついている。おそらく電子機器の扱いに疎い高齢のアルバイトや主婦層を意識してのものと思われるがこれだけで信頼感が非常に高く採用が決まった。画像は赤と紫で項目の色替えをしてポケモン1匹ごとに管理できるように編集しているがこのあたりのカスタマイズも自由に決められる。みがまもダイナの片腕として最後まで欠かせない存在だった。


チヲワラナイ(NN:テツノナマズ)

ヘイラッシャ@ゴツゴツメット
特性:てんねん
性格:わんぱく
テラス:フェアリー
努力値 H252 A4 B252
実数値 257-121-183-x-85-55
テラバースト じしん ねむる ねごと

コライドンとザシアンにしか投げない。地割れがないためミラーを意識する必要がなくSにも振っていない。
コライドンは受けるのが難しいため受けきるのではなくスリップダメージを絡めて道連れにする方向性で考え、暴挙ともいえる技構成のラッシャが誕生した。
筆者は受け駒としてのヘイラッシャを信用していないためピンポ運用が最も肌に合っていた。強い受けルーパーにヘイラッシャを基本選出の1匹と考える人が多いため選出に思考のズレが発生して勝てている可能性がある。要は選出誘導枠である。


ラッキーの素材狩り中に偶然出てきたA個体値1の色ラッキー(NN:ラピス)

ラッキー@しんかのきせき
特性:しぜんかいふく
性格:おだやか
テラス:みず
努力値 H4 B252 D252
実数値 326-x-57-55-172-70
シャドーボール めいそう ステルスロック タマゴうみ

いつもの。トリック対策枠をベトベトンがやってくれたため無理なくラッキーを採用できた。
テラスタイプはコライドンと組んでいる晴れ眼鏡イーユイとカイオーガの両方を意識して水にしたが、悪や地面も欲しい場面がありどれも一長一短。


SVで地味に入手困難な「あめにむせぶ」証持ち。狙って出したわけではない(NN:パンゲア)

クレベース@あつぞこブーツ
特性:がんじょう
性格:わんぱく
テラス:かくとう
努力値 H252 A4 B252
実数値 202-138-259-x-66-48
つららおとし ボディプレス てっぺき じこさいせい

いつもの。パオジアン入りや白バド軸には積極的に出していた。
今期はステロだけでなくまきびしやどくびしが多く、ブーツが今までより強いアイテムだった。


初めてレート2000に到達したときも入っていた思い出の1匹(NN:はちみつ)

アローラベトベトン@くろいヘドロ
特性:どくしゅ
性格:なまいき
テラス:どく
努力値 H252 B4 D252
実数値 212-125-96-86-167-63
どくづき はたきおとす バークアウト いたみわけ

黒バド受け兼トリック対策枠。実は受け寄りのパーティなど黒バド軸以外にも出していた。ハバタクカミは挑発持ちが多いためラッキーではなくこちらで見た方がよいという考えもあるが眼鏡はこの型だと受からないため判断が難しい。
途中までねむねごで使っていたが黒バドだけを考えるならいたみわけ+やどみが型に刺せるバークアウトの構成の方が強い。汎用性はねむねごの方が高く最後までベストと呼べる型を定められなかった。テラスタイプはフェアリーテラスカミのゴリ押しに切り返せる毒。


バイオレット民なのでレジェンズアルセウスからオヤブン個体を持ってきた(NN:ハバタクカニ)

グライオン@どくどくだま
特性:ポイズンヒール
性格:しんちょう
テラス:はがね
努力値 H228 B28 D252
実数値 179-115-149-×-139-115
じしん ちょうはつ どくどく まもる

ブリジュラス、キラフロル、ディンルーなどのステロ展開役やキョジオーンを挑発で止められて地面の一貫を切れる枠。ブリジュラスが重すぎたためグライ単体で見れるようにD極振り。技は鋼への打点になる地震、型のコンセプトである挑発、HP管理ができる守るまで確定。途中まではスタンダードなみがわりを入れていたが、カイリューなどの後投げが安定してしまうのが非常にやりづらく、みがまもでのTODは前提としてこちらが先にTODで勝てる状況を作らないといけないなど実は扱いがよくわかっておらず、どくどくを入れた方が勝ち筋を増やせる場面が多いと判断した。なおみがわりを切ったことでヒードランが激重になった

選出

コライドンザシアンにはラッシャ、カイオーガミライドンにはラッキー、パオ入りにはクレベ、黒バドにはベトベトン、ブリ入りやホウオウにはグライと伝説枠によって固定選出枠を出していく。残りは取り巻き次第だがコライ軸はクレベラキラッシャになりがちなど伝説枠ごとにある程度の傾向はあったような気がする。困ったらダイナ。

苦手なポケモン、並び

ヒードラン
終盤急に当たってめっちゃきつかった。正直今の環境で挑発なんて入れる余裕ないと思っていた。

レックウザ
火力エグすぎる上に両刀できるのでめちゃくちゃキツい。珠ガリョウテンセイはラッシャでも受けられない。

残飯ディンルー
マジでキツい。グライを選出できればいいが選出する余裕がないことが多い。

トドロクツキ+ステロ展開
はたきでクレベのブーツを落とされる上格闘テラスを切るとアクロバットが耐えられなくなるため無理より。

巧みショックサフゴ
無理

鋼ラティアス
やめて

日食ネクロズマ
現環境に存在するポケモンの中で一番無理
全ての型を切っているので当たった瞬間降参した方がいい。

ダイナ軸受けミラー
実はほとんど遭遇しなかったため運が良かった。グライが挑発持ってるらしいので当たったら詰みだったと思う。

おわりに

受けで2000到達をSVでの目標の1つにしていたので嬉しい限りです。


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