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VAGABUNDO from バンコク

1. 今週の滞在先

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現在、タイの首都であるバンコクに滞在しています。

現在、東南アジアで隔離なしで入国できる国はカンボジアとこのタイの2カ国となりますが、僕の出国の直前で、オミクロン株の流行で事態が急変。

元々、タイは11/1から新型コロナウイルスワクチン接種済なら隔離検疫なしで入国可能になるという「Test & Go」プログラムを導入していたのですが、12/22に緊急停止。

12/20に「Test & Go」プログラムを申請し、結果待ちであった筆者は、一瞬焦りましたが、よく通知を読むと12/22以前に申請を出したのものは適用されるとのことで安堵。

ということで、無事に12/30にタイに入国できました。

バンコクを訪れたのは10年振りとなりますが、やはりコロナ渦の影響で、ナナプラザ、ソイカウボーイ、パッポン通りの活気は当時の半分以下。

悲しいですが、これが現実ですね。

ということで、タイには2ヶ月程度滞在予定ですので、訪れた先の出来事を綴って行きたいと思います。

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2. 今週食べたもの

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タイの何が良いかって、飯がうまい。

ここ2年ほど拠点にしていた中南米。

メキシコは美食の国として、タコスをはじめ様々な地域の郷土料理を楽しんでいましたが、それ以外のグアテマラやコロンビアはイマイチ。

しかし、久しぶりに訪れたアジアのタイは、レストランからその辺の屋台に入って何を注文してもハズレがない。

同じアジアの人間としての味覚補正もあるのかもしれませんが、タイ料理のクオリティの高さは素晴らしく、一気に自分の中でタイが拠点候補の上位に昇進しました。

さて、今週食べたのは、定番の「パッタイ」や「パパイヤのサラダ」「餅米とココナッツのデザート」など。

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3.今週読んだもの

「LIFE SHIFT2」リンダ グラットン・アンドリュー スコット著

出版・翻訳された国々の中で、異常に日本での売上が高いという「LIFE SHIFT」の続編である「LIFE SHIFT2」を読みました。

世界でナンバーワンの長寿国である日本では、人生100年時代を迎えるに当たり、どのような人生の戦略を組んでいくか不安な人が多いのでしょうか。

さて「LIFE SHIFT2」ですが、筆者がかれこれ8年ほど愛読している高城剛氏のメルマガ「高城未来研究所『Future Report』」を講読している方であれば既視感のある内容が多く、新しい発見は特にありませんでした。

その大まかなポイントとしては、

・人生が長くなる半面、人生で多くの移行を経験するようになる結果として、ひとつひとつの活動の期間やステージが短期化する

・そうした変化を前提にすると、以下の5つの行動を取ることが重要になる

先手を打つ:我々は大きな変化の時代に生きており、その変化の影響を逃れられる人はいない。従って、誰しも今すぐその変化に対処するために行動を起こす必要がある

将来を見据える:長寿化が進む時代には、未来を重んじた選択をおこない、投資の複利効果のように先々に大きな恩恵をもたらす行動を選ぶことが重要になる

「ありうる自己像」を意識する:人生が長くなり、多くの移行を経験する時代には、自分の「ありうる自己像」の選択肢は大きく広がる。その恩恵に俗するために、選択肢を早く閉ざしすぎず、じっくり検討する必要がある。

可変性と再帰性を意識する:どのように年齢を重ね、人生を構成し、時間を割り振るかという選択が画一的に決まったものではなくなり、人生の可変性が高まっていく。そして、現在の自分の行動が将来の自分に返ってくる再帰性を帯びるようになる。

移行を受け入れる:自発的な移行にせよ、不本意な移行にせよ、人生を大きく変える移行の機会がますます大きくなる。

・上記に挙げた5つの行動は、個人の行動指針であるが、長くて移行の多い人生における重要な要素として、生涯にわたる人間関係を織り込む必要もある。そこで、コミュニティとの新しい関わり方を見いだすことが重要性を増す

ちなみに、筆者は先述の高城剛氏のメルマガに刺激を受けて、6年ほど前から下記のような準備をコツコツと続けています。

・仕事をどこでもできるようにする(日○製作所の営業マン→フリーランスのUIデザイナー/フロントエンドエンジニア)

・仕事を分散化する(現在、映像制作の勉強中

・最重要課題である健康の維持のため、食事・睡眠・運動を生活の軸にする

・定住をやめて、所持品をバックパック1つにして、いつでも移動できるようにする

・英語とスペイン語を習得して、「暮らす国」「遊ぶ国」「仕事する国」を分散化できるようにする


4.今週の所感

毎年、新年を迎えると、新年の抱負を聞かれることがあります。

しかし、10年程前に元経営コンサルタントの大前研一が下記のようなことを言っているのを見て、なるほどなと思い、それ以降は新年の抱負というものを筆者も設定しなくなりました。

人間が変わる方法は3つしかない。                                                                1.時間配分を変える                                                                                      2.住む場所を変える                                                                                      3.つきあう人を変える                                                                                      この3つの要素でしか人間は変わらない。                                                          最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。

何か新しいことを始めたいと思ったら、すぐにその瞬間に始めれば良いわけで、むしろ大事なのは「いかに継続するか」です。

米スクラントン大学の研究者が行った新年の抱負に関する調査によると、新年の抱負を立てた人のうち、1週間やり通した人は77%、1ヶ月間やり通した人は55%とのこと。

そこで、鍵となるのが、「習慣化」。

「習慣化」に関しては、書籍「習慣の力」(チャールズ・デュヒッグ著)なんて本を参考にしながら、色々試行錯誤してきましたが、最終的に筆者が落ちついたのは下記の方法。

・毎日のルーティーンスケジュールに組み込む(→何も考えず時間が来たらただ実行する)

・アプリ「Todoist」に毎日のToDoとして表示させて、その日のノルマが終わったら消す(→一日の終わりに未消化のタスクが残っていると気持ち悪い)

これで、運動、瞑想、プログラミングの新しい言語の学習、英語・スペイン語の学習などを習慣化することに成功し、現在も毎日継続中です。


5.今週の不買活動について

現在、僕はスタンスミスと運動用のソックスシューズの2足しか靴を所有していませんが、近所のコンビニなど軽く外出する際にいちいち着脱するのが地味に面倒くさい。

よって、ビーチサンダルを購入しようか迷いましたが、ぐっと堪えました!

従って、食糧、コーヒー、書籍のみの購入で最初の一週間を乗り切りました。


そんな国内外をフラフラする筆者の日常はこちら(YouTubeチャンネル)になりますので、よかったら御覧ください。

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