なんでワアダキナノはループ素材とかプリセット音を使わないのか?(楽しいから以外の理由)
※ただの個人の感想・こだわりなので深くは気にしないこと!
初めましてワアダキナノです。
私のX(旧Twitter)をご覧の方はご存知ですが
私は基本的にはループ素材とかプリセット音とかは使いません。
ピアノやドラムも録ったり、シンセで音作りとかしてます
(下:ワアダキナノのTwitterリンク)
https://twitter.com/vadaquinano/status/1692663313048756494?s=61
これはもちろん理由があって!
やっぱり楽しいから!です!
シンセこねくり回して音作るのも、
生楽器録るのも楽しい!
ただ、楽しい以外にももちろん理由があります!
今日はあまり語られない視点で考えてみます。
その視点とは???
大体のプリセット音やループは
「その音単体で完成している」ことが多いからです!
ここで言う「完成されている」というのは「聴くに耐える」的な意味です。
プリセットもループも単品で「オッ!」てなる音してます!
これまぁ当たり前ですよね?
だってシンセやプリセットを作ってる人からすると
『もしかしたら店頭デモとかYoutubeで試奏されるかも?』
『その時、「音かっこいい!」てなった方が売れる!』
てなるわけです。実際そうですよね、試奏してみて変な音なら買わない😆
買っても変な音なら使わない
ループ素材も同じで
少しでも「かっこいい」方が売れるし使ってもらえる!
となると!売られる時点で相当味付けされてるし、音圧戦争も起きたりします。
(音圧戦争:ここでは、音圧が大きい方が良い音に聴こえる、ので
音質を犠牲にしても音圧を稼ぐこと、的な意味合いで使ってます)
とこんな感じで世のプリセットやループはもう美味しい味付けや
下手したら化学調味料で大胆な味付けもされており
それ単体でも十分美味しく召し上がれるようになってると感じます!
完成されてる、すなわち、
他の楽器との兼ね合いを考えられていない(当たり前)
とくに、ボーカルとかが入る余地がない
なんて料理も多い印象。。。
そんな音たちをたくさん使ってミックスしていくというのは
さながら
単品でも美味しいカレーに、単品でも美味しいラーメンと
単品でも美味しいパスタ・・・etc
を混ぜていく行為!
そこにさらに、
メインディッシュであるステーキ肉(ボーカル)の味が活きるように
乗せたいわけです!
そりゃ『なんかミックスうまくいかない・難しい』
てなるわけです。
(経験を積むと、音のボイシングや配置やEQやらで対応できるようになるですが
それだってある意味無理やり対処してるわけで。。。)
と、言う感じ!
私のやりたいことは
完成された料理たちを混ぜ混ぜよりは、
素材を自分で切って(形がちょっと歪でも)
焼いて(焼き加減が微妙でも)
最終的に歌が1番美味しくなる料理をつくるのが楽しい!
と言う考えで、
プリセットやループ素材はあんまり使わない感じです!
使っちゃダメとかじゃないですよ!
ただの個人の感想とこだわりなだけです!
それに、こーなると
各素材を仕入れたり(楽器買ったり)
さらには素材の良し悪しが気になり出したり(よりいい楽器買ったり)、
包丁が気になり出したり(マイク買ったり)、
鍋や火にもこだわりたくなり(アウトボード買ったり)
と時間もお金もかかる沼なので😆
それって最終的には
「いいスタジオでいい楽器でいいプレイヤーがいい機材で録る」が目標なわけで
あれ?それってプリセットの音じゃん?!?!
と言うことなのでプリセット使っていきます(?)
↑
今日のオチ
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