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流星杯優勝 アイボウ(ニューダブル型)

割引あり

はじめに

 どうも、bakasaです。発表でご存じの通り、今年はバトスピリーグには出ませんが、バトスピは普通にやっていきますし、記事も色々と投稿していこうと思っております。
 そんなわけで、今回は先日の流星杯で優勝したダークタワー(暗黒の塔)アイボウです。デッキレシピは既に旧Twitterにて投稿済みですが、デッキ解説をしていきたいと思います。
 実は流行に乗って研究をしていたデッキで、以前にもドローソースを重要視した構築も作っていましたが、今回は調整した構築で優勝できたこともあり、記事にさせて頂こうと思います。
 それでは早速解説へ。

デッキレシピ

半年ぶりの優勝で嬉しゅうございます。

 デッキレシピはこんな感じ。最近では見かけないが、ニューダブルドローを採用し、アイボウの生存率が上がっている。生存率上げて何になるんだ?ってところも含めて解説していく。

コンセプト

 コンセプトと言ってもかなり単純だ。引き籠りながらダークタワーで相手の阻害をしつつ、氷刃や絶甲で時間を稼ぎ、ゼニスやジャッジメントで簡単なリーサルを出して勝つだけだ。
 こちらからアタックしなければ、相手は煌臨することがほぼなく、創界神契約対面以外には全般有利がつく。

採用カード解説

 ここからは採用カード解説をしていく。詳しいことは投げ銭部分に記載するが、ある程度ここでも紹介させて頂くので、少しでも知識として糧にしてもらえれば幸いだ。

テッペンバディ アイボウ

これがメガデッキでも文句は言われなかった。

 契約スピリット。1コストという軽さや、突破覚醒という優秀なギミックがとても強い。また、アタックステップならドローが入るのもかなり優秀。ラルヴァン等のスピリットのレベルが3から2に下がってもドローができるので覚えていくと良いだろう。

三賢神ラルヴァンダード

このレリーフが一番好き

 継続的かつ任意のタイミングでカウントを増やすことができるこのデッキには欠かせないカード。序盤からコアを増やしながらデッキ圧縮、暗黒の塔やゴッドブレイクといったカードの軽減にもなることができる。おまけのように見える1点ボイドもよく使う。このデッキで100%のポテンシャルを発揮できるだろう。

龍皇ジークフリードXV

フレーバーが初代をオマージュしてて好き

 フィニッシャー兼中継ぎ。1枚目は訓練場と併用してドローソースとして使うことが多い。早めに煌臨できると相手の展開を阻害することが可能で、場にも残りやすい。
 終盤には2面立てることで、1回の破壊で2点ライフを飛ばすことができる。どの破壊効果でも良いため、ゼロカウンターで破壊してもライフを飛ばすことができる。

頂点龍王ジークフリード・ゼニス

ゼニス(zenith)は「頂点」の意

 フィニッシャー。リーサル手段として使うものなので1枚のみの採用。耐性がなかなかに偉く、リーサルが崩れにくい。

断罪の滅龍 ジャッジメントドラゴニス

Yes! Judgement!

 フィニッシャー。これを出すと必ず勝つ(勝たなければいけないまである)。これ以上書くことはないだろう。

レーザーボレー

バトルスキーロゴが正義

 リーサルパーツ。引くと勝つ。ネクサス破壊でも使うが、カウントドローか15の赤輝石のみなので、入れ替えられる見込みがなければセットは怪しい。

突破刀バトルセイヴァー

つまようじって言われてるけどめちゃ強い

 説明不要だとは思うが、念のため。メインで使えるネイチャーフォース。抜く理由なし。以上。

溶岩海のエデラ砦

登場してから赤いデッキで一生使われてる

 足場、リソース、カウント盛り、面処理という役割を多く持ちながら、手札の質を上げることができるカード。抜く理由がない。

6つの輝石

再販待ってます

 アイボウがいれば毎ターンドローすることが可能で、2コア無料になる。このデッキは2コストで打つことができるドローソースが多い為、かなり相性が良い。

15の赤輝石

登場時から何気に好きなネクサス

 元々3枚採用していたが、同じカウント盛りネクサスの訓練場と枠を争った為、1枚まで減らした。1コストでカウント盛りが可能であったり、ミラージュ効果を使うことがある為、どうしても抜く勇気がなかった。

秘密の訓練場

このネクサス考えた人にボーナスを出すべき

 強い足場ではあるが、重複しない点や2コストかかる点がデメリットであり、3枚採用には勇気がいる。僕は勇気がなかった。
 15の赤輝石と合わせて3枠が現実的だと考えてこの採用枚数で確定した。

暗黒の塔(ダークタワーでも可)

ダークタワーの上位互換

 煌臨環境のメタカード。安易なノーコスト召喚も見ることができ、これ1枚で詰むデッキもちらほらいる。環境次第で入ったり抜けたりする枠だと考えている。

フォースブライトドロー

マジで偉い

 このデッキでは固定で3枚ドローができる。4コストドロー帯では一番優先度が高い。

カウントドロー

3on3で弾イラストのカウントドロー使ったら「何それ」みたいな感じで一瞬だけ確認された

 カウントを参照してドロー枚数が増えるが、3枚がほぼデフォルトだと考えて良い。最終盤での優先度はかなり高く、4~5枚ドローできる。

ニューダブルドロー

アイボウの復帰札。メイン復帰は偉くないか?

 固定2枚ドローだが、アイボウを蘇生することができるので、6つの輝石が腐りにくく、輝石と併用すれば−2コスト1ドローが付いてくる。

ゴッドブレイク

殴られてるのはポセイドン

 序盤の神シンボル消し、リーサルターンの創界神破壊、最低でも1ドローという価値を保っているカード。ハデスやアテナへの1種の回答札であり、環境次第では採用枚数が変わる枠だ。

氷刃血解

結解じゃなくて血解

 序盤で持っておけるとかなりゲームを伸ばすことができる1枚。フラッシュ効果は絶甲系と併用してターンを得ることができる。

零ノ障壁

いつもお世話になっております

 獄契約対面で必ず必要になる。自分のリーサルターンにヌーヴェルヴァーグで受けられる為、それを潰す用に必ず1枚採用したい。

絶甲氷盾

結局このイラストが一番いい

 コアがなくてもターンを切ることができる誘発札。バースト偽装で使うこともでき、1枚あるだけでゲームが変わることがある。

白晶防壁

安心安全の白晶防壁さん

 確定でライフを守ることができる受け札。4コストは確かに重いが、終盤で1ターンを確実なものにできるのはとても大きい。

採用枚数の考え方

フィニッシャーに関して
 断罪とゼニスとレザボはそれぞれ1枚ずつの採用にしている。これは、誓約+(3種のうち2枚)でリーサルが出るという考えに起因している。このうちのレザボが断罪だと、断罪が2枚被ったときにリーサルを出すことができなくなってしまう可能性がある。
 断罪2枚だと最高値が下がる代わりに最低値が上がる、散らすと最高値が上がり、最低値が若干下がる。という感じだ。
 このデッキでは、最低値が多少下がったところで圧倒的なドロー力でカバーし、最大値を取りに行くことは容易いだろう。

ドローソースに関して
 4コストドローソースは序盤から3枚ドローという高水準なドローが可能な為、フォースブライトの優先度が1番高い。その為3枚採用は確定だ。
 カウントドローとニューダブルドローは個人的に同率の優先順位だと考えている。どちらも2枚ドローに+αがついているが、カウントドローは終盤に直接的なドローが付いてくる、ニューダブルは序中盤にアイボウを蘇生させることによる6つの輝石のドローとアイボウによるドローが付いてくるので、カウントに関係なくドロー枚数を多くすることができる。
 どちらも1枚~2枚の余剰ドローが見込めることから、甲乙つけがたいカードであり、使う場面も同じくらいある為、2枚ずつの採用で試したところ、かなりしっくり来た。

アイボウが生存していることの重要性
 アイボウが生きていると、毎ターン6つの輝石によるキャッシュバックで、使うことができるコアが増える上、1枚ドローまで見込むことができる。
 アイボウを処理された後に6つの輝石の価値が下がってしまうことが、とても勿体ないように思える。アイボウを生かしておかないことで相手のアタックに合わせたドローもなく、純粋にドローマジックのみで戦うことになるよりも、アイボウを生かしながらドローマジック+αで戦える方がデッキ単位でのパワーを活かしやすいのではないだろうか。

さいごに

 ここまでお読みくださり、ありがとうございました。この記事が良かったと思う方はスキ・投げ銭を頂けると泣いて喜びます。いつも通り、投げ銭のお礼に小技紹介と対面知識を記載しておきます。
 感想を頂けたり、拡散して頂けたりするとありがたいです。
 それでは、次の記事でお会いしましょう。

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