見出し画像

町づくりゲームはいくらあっても良いという話

ゲームにかかわる人が自由な記事を作るアドベントカレンダーに参加しました。12/23の担当は僕だ!

自己紹介。ハンドルネームは、タケハタと申します。
いつか、超凄いゲームを作れたらいいなと思ってる人です。
だいたいキノコを題材にしたものを作ってます。

旧ツイッターXのリンク
これまでに作ったアンドロイドのアプリ
東京ゲームダンジョン4にも出展します。
1/20のF-14bです。

そこで本題。ゲーム作りのノウハウなんか語れたら良かったんだけど、行き当たりばったりでゲームを作ってるもんで、お役立ち情報は知らなくてごめんねって感じでした。ありがたいお告げなどない。

好きなゲームの感想をつらつらと書きます。

とくに好きなジャンルは街づくりシミュレーションで、神の視点で、そのゲームの世界観に入り込めるのが気に入ってます。
ここ最近遊んできたものを紹介したいと思います。

シティーズスカイライン

街づくりシミュレーションといえば、代表的なのがシムシティだったのですが、それはもう過去のこと。色々あって廃れてしまいました。

そこで、シムシティの後釜として頭角を現したのが「シティーズスカイライン」というゲームです。もしもシムシティが廃れることなく、今の時代も生き残ってたとしたらこういう感じになってただろうなという内容です。

住宅区、商業区、工業区の区間を決めて、いろんな施設をバランスよく建ててくところは、まんまシムシティーを継承してるといえます。
シムシティの後継になるゲーム探してるなら、これを選べば間違いなしです。

※2作目、実はまだ未完成品で、挙動がおかしいところもあるので、遊ぶなら1にするか、もうちょっと待つといいかも。

Frostpunk(フロストパンク)

世界観がシビアすぎて、しびれるというか凍えてしまうのが「フロストパンク」です。難易度も高め。いわゆる、終末もの、アポカリプスな感じが好きな人は、ハマると思う。

このゲーム、とことん非情で過酷すぎるのがクセになります。

地球まるごと永遠の冬が訪れ、街の中央にあるジェネレーターという巨大な暖房装置だけが頼りの世界です。それの稼働が止まれば人類は滅ぶ。
生き残った人類は、それを無理してでも稼働させ続ける必要があります。そんな中でリーダーに選ばれたのがプレイヤーというわけ。
あまり住人達に無理をさせると不満が爆発し処刑されてしまうので、どこでどれぐらい無理をさせるかが攻略の鍵になります。色んな法律を決めては、不満や希望のパロメーターをコントロールします。
道徳的な観点は捨てざる得ない状況を、どう乗り越えるか。それがこのゲームの醍醐味に思います。

トロピコ

色々とゲームとして丁度いいのが「トロピコ」です。難易度も丁度いい。
独裁国家の大統領になって、島を経営するゲーム。独裁国家というワードが強めに思ったが、雰囲気は陽気な感じである。南国のトロピカルな感じだ。
ルールは、割とオーソドックスな街づくりシミュレーション。ストーリーがあり、クリア条件があり、シナリオによって攻略法とか独自ルールとかあって、いろんなバリエーションがある。
他のゲームと決定的に違う、特徴的な部分は選挙システム。定期的に起こる選挙で一定の支持率をキープしていないと、そこで大統領の座を追われてゲームオーバーになってしまう。選挙の支持率をキープするためには、しっかりと街づくりをしてればいいので、ゲーム的な納得感がある。

※自分は5と6を遊んだ。5は時代の流れがあるロングストーリー。6はショートストーリーがたくさんある感じ。どっちも好き。

Terra Nil(テラニル)

逆都市開発シミュレーションゲーム、というらしい。
街づくりではなく、緑に復活させ、消えた動物たちを集め、自然豊かな星を取り戻すのが目的。
湿度、温度、バイオームの状態によって、できること、出会える動物が変わってくる。そしてそれがクリア条件だったりする。
うまく環境を調整して、緑を復活させよう。
湿度をめちゃくちゃ上げると、雨がふりはじめ、マップ全体の緑が復活するので、それがある種のボーナスタイム。そこがイチオシポイントに思った。

Timberborn

ビーバーが主人公の建設シミュレーション。
人類はもう滅んでいないらしい。

このゲームの特筆すべき点は、治水管理がとても大事ということ。
川辺の近くでしか作物が育たないし、飲み水がないとビーバーは喉が渇いて死ぬ。雨季と乾季が交互にやってくるので、ダムを作り、水の流れをコントロールし、洪水や干ばつに備えよう。
とにかく水が大事。水を制することができたら、作物の作れる範囲を広げることもでき、街も大きく発展する。そこが醍醐味のゲーム。
あとビーバーが可愛い。水を管理するという趣旨にも合ってる。

The Wandering Village

巨大生物の背中の上で街づくりするシミュレーションゲーム。
巨大生物のご機嫌と移動先に気を使いながら、背中の街を発展させよう。
巨大生物との信頼関係があれば、移動スピードや移動先をある程度コントロールできる。人間にとってやばい環境の地域は回避するか、早く通り抜けるかするのがコツ。汚染された地域に長時間さらされると、有毒植物でいっぱいになり、ヤバイことになる。注意すべきポイントは、ここだけだったので、これさえ乗り越えたらクリアは難しくない。

世界観がいいですよね。巨大生物の背中で生活って。

Surviving Mars

火星移住計画を手伝うゲームです。
地球から移民と支援物資が送られてくるので、そのお返しとして火星でしか採掘できない物資をあげます。
火星はそのままでは人は住めないので、コロニー内に酸素や水や食料を供給できるようアレコレします。
やることが多くて大変です。
地球との交易、火星の採掘場、火星のコロニーの三箇所に気を配らないといけません。
もしも、本当に人類が火星に住むことになったら、こういう手順だろうなっていうのを、体験できるのが素晴らしいです。

Against the Storm

町づくりにローグライトな要素を含むとこういう感じになるんだという印象のゲーム。
短いサイクルで、繰り返し遊べるような設計になってる。
建設できるもの、クエスト、住人となる種族なんかが毎回ちょっとだけ違ってくるので、攻略法も毎回変化する。
全体的に湿っぽく不気味な雰囲気で覆ってるのも良い。森の敵意という謎のパロメーターが、クトゥルフ的だなと思った。

アノ1800

アサシンクリードとかファークライで有名なとこが作ったシミュレーション。
船での交易やらバトルをしつつ、街を発展させよう。中盤以降、複数の島を所有できるようになると、領地の奪い合いが発生し、政治的な駆け引きも増えてく。
全てがリアルタイムで進行するのでなかなか忙しいゲームだ。
やっぱり絵が綺麗だと世界観に浸れるので、そこもポイント高めだ。

統括

町づくりゲームっていくらあっても良いですね。
とまあ自分の場合は街づくりゲームが好きで執着してるわけですが、特定のジャンルだけを遊んでる層ってのはいるので、リサーチするときはその辺のアンテナ張ってみるのもいいかもね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?