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【114日目】生めよ殖やせよ

ご隠居からのメール:【生めよ殖やせよ】

1941年に、「人口政策要綱案」が閣議決定、「一家庭に平均5児を一億目指し大和民族の進軍」と新聞に記載してるので、昭和18年に蒙古聯合自治政府から、民間の独身男性に結婚を促す命令が出たんじゃないかという推測はあたっていると思う。従わない者がいれば、非国民というご時世だったのだろう。

張家口では、阿片が普通の家庭のタンスに入っていて、敗戦時、タンスの阿片を持って逃げだし、途中売ることで日本に帰れたという証言もさもありなんと思う。

蒙彊家畜防疫處もうきょうかちくぼうえきどころ関東軍軍馬防疫廠かんとうぐんぐんばぼうえきしょう(100部隊)とは密接に結びついていたような気がする。蒙彊家畜防疫處は関東軍の一部ではないにしても、軍医・軍属をかかえた外郭諜報調査機関がいかくちょうほうちょうさききかんのようなものだったのかもしれない。

オレは戦争を知らずに生きてきたのは幸運だった。「坂の上の雲」や「戦争と人間」や「蚤と爆弾」のような小説を読んで、想像するのみ。

『ふゆ物語』の前に『尼子の落人 後日譚』を書かなければならない。心温まるファミリーヒストリーは自分で楽しみながらつくってくれ。オレは参考資料として、西谷正浩『中世は核家族だったのか』やシェイクスピアの『冬物語』を読むつもりだが、他に読む本が多すぎて忙しくなかなか手がまわらない。

とりあえず、8月31日が『パンデミック体験記』の締め切りだが、まだエンディングがどうなるかわからない。コロナが収束するか、オリンピックが開催されるのか、有観客か無観客か。小池百合子東京都知事はは不眠症でダウンしたそうだが、あまり深く考えないで、のんびりいこう。なるようになる。

返信:【Re_生めよ殖やせよ】

「パンデミック体験記」は、8月31日が締切なんだね。なかなか忙しそうだね。

コロナ感染者数は増えてるが、オリンピックは止められない。観客動員数は、感染人数の状況によって都度検討するだろうが、無観客だと収益が0円になるので東京オリンピックはコストしか発生しない「経済的に大ダメージを与えた大会」と語り継がれることになる。

既に、社会保障と国民年金、税金など、団塊世代の時代よりも50万くらい手
取りが減っている現代人だが、コロナショックを題して、オリンピックの費用も、国民の税金で回収することになる。そうしないと「日本円」の価値が下がり、急激なインフレが訪れると麻生大臣や黒田さんあたりが脅してくるだろう。

今日は、株主総会だった。前日から準備をして、みなバタバタしてる。自分はというと、朝は早かったが、事前に注文した弁当の受取りや音響、照明指示だし、臨場要請で来館した警察に挨拶するという仕事だ。総会に出席した一般株主は20名弱、たいした質問もなく無事閉会した。


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