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【362日目】:まん延防止等重点措置全面解除

ご隠居からのメール:【まん延防止等重点措置全面解除】

2021年2月13日、非常事態宣言に代わって、新設適用された「まん延防止等重点措置」が本日をもって全面解除された。では、コロナウイルスのまん延が防止され、パンデミックの世界的流行が終息したのかというと、そんなことはない。

チマタではコロナ感染拡大第七波襲来のリスクがささやかれている。それもそのはずで、感染者数、死者数ともにそれほど大きな減少幅を示していない。

本日、コロナウイルスへの感染が確認された人数は全国で1119人、死者数は19人ーー数字を見るかぎり、コロナウイルスの流行は終息していないし、第七波の数字が第六波の底とあまり変わらないのだ。

一方、重症者数や病床使用率は減少傾向にあり、医療現場はひところほどひっぱくしていないともいわれているが、いや、やはりひっぱくしているという声もあって、現場の実態はよくわからない。

まん延するウイルスの主力が、アルファからベータ、さらにデルタからオミクロンに置き換わってから、重症者が減少に転じ、判断が難しくなっているようだ。もしかすると、コロナもふつうのカゼと同じような扱いになるかもしれない。


返信:【Re_まん延防止等重点措置全面解除】

久しぶりにゴルフをしたら身体が動かない。週末は、ジョギングもしているし、ゴルフもしている。空手も習っていたし、最近ではプールで水泳もしている。それでも、翌日筋肉痛になり身体中が痛い。

身体の老いは、30歳を過ぎたころからはじまったから、人間の身体のピークは、20代前半というところだろうか。それに比べて、知識や精神力は、歳をとってからのほうが蓄積されている。

それでも、記憶力が下がったり、蓄積されたストレスにより精神のコントロールがつかなくなるから、老いというものは不思議なものだ。どんなに偉い権力者でも、自分のことばかり考えているロクデナシも人間力を極める聖人君子も、みな平等に老いていく。

そんな、いろんな人たちの人生は、結局、何だったんだろうと考えると、その人の存在そのものが、歴史であり、文化であり、伝統なんだな。

それを後世につなげるために、人類が生き延びる方法を選択していくことが自然な摂理。

太宰治は、「家庭の幸福は諸悪の根源」というが、この言葉は、人類そのものを否定するもののようにもみえてくるし、歴史や文化、伝統を自らの思想や信念で吹き飛ばす侵略行為はやはり、愚かだ。

太平記で楠木正成まさしげ、足利尊氏たかうじが「戦とは大事なもののために戦うものだ。大事なもののために死するは負けとは言えぬ」と語っているが、日本、いや、世界や人類にとって、大事なものとは、一体、何なのだろうね。

ロシアはこの戦に負けて、国連から憲法9条を規定される必要があるようだ。そうでなければ、日本の改憲の理屈が正当化されてしまう。人類が生き延びるために、争いをなくす努力は最後までするべきだと、じぶんは思うよ。

やむを得ず刀を抜くときは、「大事なもののために戦う」ときだね。


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