■【より道‐99】戦乱の世に至るまでの日本史_時代を超えた因果応報「六角騒乱」
「嘉吉の土一揆」は、第六代将軍・足利義教(よしのり)が殺害されると、近江国の馬借(荷物運搬業者)が農民たちと蜂起して一気に膨れ上がりました。
あくまで、個人的な妄想ですが、きっかけは、比叡山延暦寺の僧たちの仕返しが理由なのではないかと思っています。それは、第六代将軍・足利義教(よしのり)が将軍に就任すると、対立していた延暦寺の主要人物四名を京に招き、打ち首にしたことからはじまります。
足利義教(よしのり)の卑劣な行いに延暦寺の24人の僧たちは怒り狂い、寺に火を放ち焼身自殺