こんな夢をみた
(画像は三四郎のDearボスInstagramより)
第一夜
思いの丈を伝えていた。
彼がわたしのことを気にかけてくれていたらしく、
微睡んでいたら
「ねえ、そんなに俺のこと好きなの?」
と親しげに話しかけながらわたしの右手に左手をそっと絡めてきた。
彼の指の第一関節は人より長い。
それはすこしひんやりしてしっとり優しい触れ合いだった。
手をにぎられて
体温がとけあって安心して眠るわたしに、
彼は心地よく話しかけてくれて…
「これで歳上だったら死ぬほどビックリするわ」
眠りから覚めたわたしを
数秒見詰めて、彼は意を決したように唇を寄せた。
すこしだけ濡れたわたしの唇
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