【今週の注目レース】 3/10(日)報知杯フィリーズレビュー【GⅡ】の勝馬予想！

桜花賞を目指す牝馬たちのトライアル
2017年の2着馬レーヌミノルが続く桜花賞を制したほか、2013年の優勝馬メイショウマンボはオークス、秋華賞、エリザベス女王杯を勝利、2015年の優勝馬クイーンズリングは秋華賞で2着に入り、翌年のエリザベス女王杯を優勝と、当レースの上位馬から後の活躍馬が数多く出ている。そんな一戦の傾向を、過去10年のデータから見ていくことにしたい。

【過去データから予想】

■単勝人気別の成績に特徴あり
過去10年のフィリーズレビューでは、単勝「1番人気」馬の連対率が50.0%、「2番人気」馬と「3番人気」馬が共に30.0%とまずまずの数字になっているものの、「4、5番人気」馬で連対したのは1頭だけとなっている。その反面、「6から8番人気」馬が3着以内に計9頭入っているのが目立っている。また、単勝オッズ別にも見てみると、「5.0から9.9倍」の成績がいまひとつなのに対して、「10.0から14.9倍」は優勝がないものの、2着と3着が計7回あるのが特徴的だ。

■前走別成績もチェック
過去10年の前走別成績をまとめてみると、前走がGⅠだった馬が好成績。また、前走GⅢ組で3着以内に入った馬は4頭いたが、そのうち3頭がクイーンC組となっている。前走が500万下クラスの一般戦だった馬の中で連対したのは牝馬限定戦から臨んだ馬だけ。また、前走が500万下特別だった馬は7頭が3着以内に入っているが、いずれも前走が1400から1600メートルのレースだった。

■単勝3番人気で3着以内という成績に要注目
過去10年のフィリーズレビューでは、「4走前までに単勝3番人気で3着以内に入っていた」という経験を持つ馬が、2010年と2013年を除いて連対している。2014年以降は5年連続でこの条件に当てはまる馬の連対が続いているだけに、今年の出走馬の近走の成績も確認しておきたいところだ。

■前走1番人気馬が3連勝中
過去3年のフィリーズレビューの優勝馬は、いずれも前走で単勝1番人気に支持されていた。また、前走が500万下のレースだったという点も共通している。今年もこの条件に当てはまる馬は要注目だろう。

【注目馬】

アウィルアウェイ
ホウオウカトリーヌ
ジュランビル

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