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【今週の注目レース】 9/7(土)紫苑ステークス【GⅢ】の勝馬予想!

重賞昇格後はGⅠウイナーを続々と輩出している注目の一戦
秋華賞トライアルのオープン特別として2000年に創設された紫苑Sだが、2014年2着のショウナンパンドラが次走で秋華賞を制すまでの間、このレースの出走馬は一頭たりとも“本番”で連対を果たすことができていなかった。しかし、その2014年を境にして、2016年2着のヴィブロスが秋華賞を優勝、2017年の優勝馬ディアドラも秋華賞を優勝、2018年の優勝馬ノームコアは秋華賞を回避したものの、翌2019年のヴィクトリアマイルでGⅠ初制覇を成し遂げた。近年、特にGⅢに格付けされた2016年以降は、本番はもちろん、その後の大舞台との関連度が飛躍的に高まっている。今回は、オープン特別時代の2015年以前を含む、過去10年のレース結果から好走馬に共通するポイントを分析してみたい。

【過去データから予想】
■新馬・未勝利しか勝っていない馬は不振
過去10年の連対馬20頭は、いずれも“JRAの500万下(現1勝クラス)から上のクラス”において優勝経験のある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率6.3%と苦戦している。新馬・未勝利や地方のレースでしか優勝したことのない馬は評価を下げるべきだろう。

なお、“JRAの500万下(現1勝クラス)から上のクラス”において優勝経験がなかった馬のうち、“JRAの2000メートルの重賞”において5着以内に入った経験もなかった馬は3着内率が1.9%にとどまっている。新馬・未勝利や地方のレースしか勝っていないうえ、今回と同じ距離の重賞で好走したこともない馬は、苦戦する可能性が高いようだ。

■ビッグレースを使われてきた馬は堅実
過去10年の3着以内馬30頭中12頭は、“JRAのGⅠ”において11着以内に入った経験のある馬だった。該当馬は3着内率も35.3%に達している。桜花賞やオークスなどのビッグレースに出走していた馬はひととおりチェックしておきたい。

なお、“JRAのGⅠ”において11着以内に入った経験がなかった馬のうち、前走の着順が2着以下だった馬は3着内率7.1%とより苦戦している。ビッグレースに出走経験がなく、前走を勝っていなかった馬は、過信禁物と見るべきだろう。

■大敗直後の馬は割り引きが必要
過去5年の3着以内馬15頭中13頭は、前走の着順が「6着以内」だった。一方、「7着以下」だった馬は連対がなく、3着内率が5.3%にとどまっている。2013年以前は前走で「7着以下」に敗れていた馬の好走例も少なくなかったが、近年の傾向を重視するならば、大敗直後の馬は評価を下げたい。

■上級条件の中長距離戦で好走したことのある馬に注目
過去5年の3着以内馬15頭中13頭は、“JRAの1000万下(現2勝クラス)から上のクラス、かつ1800メートル以上のレース”において5着以内に入った経験のある馬だった。該当馬は3着内率も37.1%と優秀な水準に達している。近年は上級条件の中長距離戦で好走したことのある馬が優勢だ。


【勝馬予想】
予想①カレンブーケドール
予想②レッドベルディエス
予想③フェアリーポルカ

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