【今週の注目レース】 10/6(日)京都大賞典【GⅡ】の勝馬予想!
下半期GⅠ戦線の主役候補が集う注目の一戦
2016年のジャパンカップで優勝を果たしたキタサンブラック、2015年の天皇賞(秋)で優勝を果たしたラブリーデイは、いずれも前走で京都大賞典を勝っていた。また、2017年には京都大賞典3着のシュヴァルグランがジャパンカップを、2013年には京都大賞典3着のトーセンラーがマイルチャンピオンシップを、2009年には京都大賞典9着のクィーンスプマンテがエリザベス女王杯を制している。今後のビッグレースを展望するうえでも、しっかりとチェックしておきたい一戦だ。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。
【過去データから予想】
■若い馬が優勢
過去10年の連対馬延べ20頭中18頭は、年齢が「5歳以下」だった。一方、「6歳以上」だった馬は3着内率12.7%とやや苦戦している。6歳以上の馬は評価を下げるべきだろう。
なお、年齢が「6歳以上」だった馬のうち、“同年のJRAの2200メートル以上のGⅠ・GⅡ”において4着以内に入った経験のなかった馬は、3着内率が5.3%にとどまっている。6歳以上の馬同士を比較する際は、年明け以降のGⅠ・GⅡにおける戦績を重視したいところだ。
■GⅠ・GⅡを主戦場としてきた馬が中心
過去10年の3着以内馬延べ30頭中28頭は、“同年のJRAのGⅠ・GⅡ”において8着以内に入った経験のある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率4.9%と苦戦している。GⅠ・GⅡで大敗続きの馬はもちろん、GⅢ、オープン特別、条件クラスを主戦場としてきた馬も過信禁物と見ておきたい。
■2000から2200メートルのレースを経由してきた馬に注目
過去6年の3着以内馬延べ18頭中14頭は、前走の距離が「2000から2200メートル」だった。一方、「2000から2200メートル以外」だった馬は3着内率12.5%とやや苦戦している。2012年以前は「2000から2200メートル以外」のレースを経由してきた馬の好走も少なくなかったが、近年は前走で今回よりやや短い距離のレースを使われていた馬が優勢だ。
なお、前走の距離が「2000から2200メートル以外」だった馬のうち、そのレースが「JRAのGⅠ以外」だった馬は、3着内率が4.3%にとどまっている。前走が「2000から2200メートル」のレースでも「JRAのGⅠ」でもなかった馬は、苦戦する可能性が高いと見るべきだろう。
■近年は内枠優勢
過去6年の3着以内馬延べ18頭中10頭は、馬番が「1から4番」だった。該当馬は3着内率も41.7%と優秀な水準に達している。近年の傾向を重視するならば、内寄りの枠に入った馬を高く評価したい。
■強調材料の多い馬が有力
過去6年の優勝馬6頭は、いずれも“同年のJRAのGⅠ・GⅡ”において4着以内に入った経験がある馬だった。また、この6頭は前走の距離が2000から2200メートルだった点も共通している。さらに、6頭中5頭は馬番が1から4番だった。
【勝馬予想】
予想①グローリーヴェイズ
予想②エタリオウ
予想③エアウィンザー
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