【今週の注目レース】 9/8(日)産経賞セントウルステークス【GⅡ】の勝馬予想!
秋の主役候補が激突するスプリント戦線の名物重賞
2006年から行われているサマースプリントシリーズでチャンピオンとなった延べ13頭のうち、7頭はこのセントウルSで連対を果たしていた。スプリンターズSの前哨戦であると同時に、夏の王者が決まる注目の一戦だ。なお、馬単と3連複が発売された2002年以降の過去17回中、馬単が“万馬券決着”となったのは3回だけで、3連複が“万馬券決着”となったのも6回だけだった。どちらかと言えば堅く収まりがちなレースだが、今年はどんな決着となるだろうか。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。
【過去データから予想】
■前走好走馬は堅実
前走の着順別成績を見ると、「3着以内」だった馬が3着内率37.5%と優秀な成績を収めている。一方、「8着以下」だった馬は3着内率5.6%と苦戦している。前走の着順を素直に評価した方がよさそうだ。
■若い馬が中心
過去10年の3着以内馬延べ30頭中22頭は、「5歳以下」の馬だった。一方、「6歳以上」の馬は3着内率12.3%とやや苦戦している。若い世代の馬を重視すべきだろう。
なお、「6歳以上」だった馬のうち、“同年の1200メートル以下のJRA重賞”において4着以内に入った経験のない馬は3着内率が2.5%にとどまっている。同年のスプリント重賞で好走していない6歳以上の馬は、思い切って評価を下げたい。
■前走が重賞以外だった馬は不振
過去10年の3着以内馬延べ30頭中29頭は、前走が重賞(海外のレースを含む)だった。一方、前走が重賞以外だった馬は3着内率が3.4%にとどまっている。前走が条件クラスのレースやオープン特別だった馬は、苦戦する可能性が高いようだ。
■年明け以降の戦績が重要
過去10年の3着以内馬延べ30頭中27頭は、“同年のJRA重賞”において5着以内に入った経験がある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率5.6%と苦戦しているうえ、2013年以降は〔0・0・0・36〕(3着内率0%)と全て4着以下に敗れている。年明け以降に重賞で好走している馬が中心と言えるだろう。
■馬体重が軽い馬は勝ち切れていない
過去10年の優勝馬延べ10頭は、いずれも前走の馬体重が460キログラム以上だった。馬体重の軽い馬は過信禁物と見ておきたい。また、この10頭は年齢が5歳以下だった点、前走が重賞だった点、“同年のJRA重賞”において5着以内に入った経験があった点も共通している。
【勝馬予想】
予想①タワーオブロンドン
予想②ミスターメロディ
予想③アンヴァル
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