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【今週の注目レース】 8/11(日)関谷記念【GⅢ】の勝馬予想!

実力派マイラーが歴代優勝馬に名を連ねているサマーマイルシリーズ第2戦
2018年の関屋記念を制したプリモシーンは、既に同年のフェアリーSで重賞制覇を果たしていたうえ、翌2019年にはGⅠのヴィクトリアマイルで2着に好走した。新潟競馬場がリニューアルオープンした2001年以降の優勝馬延べ18頭中、この関屋記念が生涯唯一の重賞勝利となったのは、現在のところ2010年のレッツゴーキリシマのみ。そのレッツゴーキリシマも、2007年にGⅠの朝日杯フューチュリティSで2着となった実績がある馬だ。今夏のサマーマイルシリーズはもちろん、今秋以降のGⅠ戦線を占ううえでも見逃せないレースと言えるだろう。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。

【過去データから予想】
■6歳以上の馬は不振
過去10年の年齢別成績を見ると、「3歳」の馬が3着内率30.0%、「4歳」の馬が3着内率38.1%と、それぞれ比較的優秀な成績を収めている。一方、6歳以上の馬は〔2・1・3・61〕(3着内率9.0%)とやや苦戦している。なお、6歳以上で3着以内に入ったのは、2014年2着のダノンシャーク(6歳)が最後である。6歳以上の馬は評価を下げたい。

■年明け以降の戦績がポイント
過去10年の3着以内馬延べ30頭中23頭は、“同年のJRAの1600万下(現3勝クラス)から上のクラス、かつ出走頭数が11頭以上のレース”において連対経験のある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率8.8%と苦戦しているうえ、2015年以降は〔0・0・0・29〕(3着内率0%)と全て4着以下に敗れている。年明け以降に連対を果たしていない馬はもちろん、下級条件や少頭数のレースでしか連対していない馬も、過信禁物と見ておいた方がよさそうだ。

■距離適性の高い馬が優勢
過去5年の3着以内馬延べ15頭中13頭は、“前年以降に4大場(東京・中山・京都・阪神)で行われた1600メートルのレース”において優勝経験のある馬だった。2013年以前はこの条件に該当していない馬も好走していたが、近年の傾向を重視するならば、前年以降に4大場のマイル戦で優勝経験がある馬を高く評価すべきだろう。

■近年は外枠の馬が中心
過去4年の3着以内馬延べ12頭中8頭は、馬番が「10から18番」だった。該当馬は3着内率も32.0%と優秀な水準に達している。近年の傾向を見る限りでは、外枠が優勢なレースと言えそうだ。
なお、馬番が「1から9番」だった馬のうち、前走の4コーナーの通過順が「5番手以下」だった馬は3着内率4.5%と苦戦している。前走で先行していなかった馬が内寄りの枠に入ったら、信頼し過ぎないよう注意すべきかもしれない。

■前走が1600メートル未満だった馬は割り引き
過去5年の優勝馬5頭は、いずれも前走が1600メートル以上だった。1600メートル未満のレースを経由してきた馬は評価を下げるべきだろう。また、この5頭は年齢が5歳以下だった点、“同年のJRAのオープンクラス、かつ出走頭数が15頭以上のレース”において連対経験があった点、“前年以降に4大場(東京・中山・京都・阪神)で行われた1600メートルのレース”において優勝経験があった点も共通している。


【勝馬予想】
予想①ミッキーグローリー
予想②ケイデンスコール
予想③サラキア

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