メカヒュージについての考察

はじめに

 アサルトリリィに登場する真島百由によって造られ、ヒュージを模倣したメカヒュージについて考察したいと思います。

なぜ、メカヒュージを実戦投入しないのか

 メカヒュージは自律稼働し、百合ヶ丘ででリリィとの模擬戦に使われるヒュージを模した存在で、形状と規模から少なくともスモール級ヒュージ並の戦力を有していると思われます。

 その戦力を有してるなら、実戦投入し、リリィの代わりやサポートとして戦ってもおかしくないのに、なぜそうしないのでしょうか?仮説を立ててみました。

仮説その1 暴走やヒュージに乗っ取られてしまうから

 メカヒュージが登場したラスバレのイベント「ノーブルリリィ・レポート」では、メカヒュージが暴走やヒュージに操られる事がありました。

 つまり、暴走したり、敵に乗っ取られる可能性があるから、危なくって使えないという仮説です。

仮説その2 真島百由にしか造れないから

 メカヒュージは製造者である百合ヶ丘の真島百由の周りでしか運用されていません。他のガーデンでは運用された形跡がありません。他の製造者も登場していません。

 もし、メカヒュージが真島百由以外にも造れるなら、他のガーデンでも模擬戦用に存在すると思います。

 つまり、メカヒュージは今のところ、天才である真島百由しか造れないから、それが造れない他のガーデンにはない、ない物は運用できないという仮説です。

メカヒュージの構造

 メカヒュージは一体どんな構造しているのでしょうか。メカヒュージは機械的な外見をして、マギを動力としなければ説明できない行動を劇中でしてました。それを踏まえて仮説を立ててみました。

仮説 リリィ・アーマード・キャバリア+ヒュージ細胞=メカヒュージ

 メカヒュージはマギ源のヒュージ細胞とリリィ・アーマード・キャバリアを組み合わせた物という仮説を立てました。

 その理由として、ラスバレのメカヒュージの内部構造を展開したイラストでは明らかに機械以外の部品が見えてました。

 また、マギを生み出せる者はヒュージとヒトがヒュージ化した存在であるリリィしかおらず、ヒュージ細胞こそヒュージをヒュージたらしめる根幹でマギ源の根幹もそこにあると考えたからです。

 CHARMにせよ、リリィ・アーマード・キャバリアせよ、マギを自力で発生させる機械が劇中には存在せず、メカヒュージが純粋な機械であると考えにくいからです。

 そのような世界観でメカヒュージの構造を考えると、メカヒュージに培養したヒュージ細胞を組み込んで、そのヒュージ細胞がマギを発生される、発生したマギがリリィ・アーマード・キャバリアと同じ原理のメカヒュージの駆体を動かす、それをAIや外部操作で制御するが妥当な仮説だと思います。

名称の変更の謎

 メカヒュージはかつては「ヒュージロイド」と呼ばれていました。なぜ、変更したのでしょうか?

仮説 百合ヶ丘は反G.E.H.E.N.A.主義のガーデンだから

 これは根拠のない妄想ですが、「ヒュージロイド」という名称を直訳すると「ヒュージのようなもの」(ロイド、oidはのようなものという意味でアンドロイドなど人工的な物に付けられる事が多いので)でゲヘナが人工的に作り出している実験体のヒュージと混同され、反G.E.H.E.N.A.主義のガーデンなのにゲヘナと同じ事をやっていると見られる事を恐れ、差別化の為に名前を変えたのだと思います。

 そもそも、百合ヶ丘が真島百由のメカヒュージ開発を容認したのはゲヘナによる倫理的に問題のある技術を使わなくともクリーンな技術だけでゲヘナと同じ事ができれば、ゲヘナの存在意義がなくなり、ゲヘナを解散できるという考えがあったからだと思います。

 ひょっとすると真島百由は百合ヶ丘の意向で実験体ヒュージに匹敵、競合する存在としてメカヒュージを開発したとも考えられます。

参考資料



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