『きもちわるいから君がすき』の1巻、2巻の感想


あらすじ

 『きもちわるいから君がすき』の1巻、2巻の感想を書こうと思います。

 この漫画は飾磨司と御影依子という二人の少女が互いに愛し合っているですが、この愛し合い方が問題でこの二人は犯罪スレスレの気持ち悪い思考と手法を用いてお互いを愛し合っているのです。

 更に二人は気持ち悪い思考と手法でしか人を愛する事ができない少女達と友人になりました。

 そんな彼女達の関係が織り成すストーリーです。

感想

 このように気持ち悪い行動する程の強烈な主体を持つ彼女達ですが、その一方で美少女という読者と作中の彼女達が惹かれてやまない魅力的な客体を持っています。

 つまり、彼女達は強烈な程の主体と魅力的な客体を併せ持ち、お互いの主体がお互いの客体に惹かれていく存在なのです。

 まんがタイムきららは読者が自己投影できる主体が読者にとって美少女のような魅力的な客体を持つことができる世界を連載してきました。その世界ではお互いの主体がお互いの客体に惹かれ合うのは当然と言えます。
 
 この作品は主体を過激化する事でそのような関係性の極北を書いた作品と言えると思います。

参考資料


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