Daz Install ManagerでSSLエラーが出たときの対処
Daz3Dという3Dソフトがある。
モデルを1から作るソフトではなく、配布されているモデルを操作しイラストやアニメーションを作成するソフトだ。
Daz3Dを使うにはまずDaz Install Managerというソフトをインストールし、それを経由してDaz3D本体や公式サイトで配布、販売されているモデルをPCにインストールするのが一般的な使い方だ。無論、手動でのインストールも可能なのだが、100、200とたまるファイルをひとつひとつDLし解凍、配置していくのは骨が折れる。そんなわけでDaz Install Managerを使わないという手はないと思うのだが……そのInstall Managerが使えなくなった。
先日、メインPCのディスクを交換し、もろもろのソフトをインストールし直していたのだが、Daz Install ManagerでDaz3Dやモデルを再インストールしようとすると、何とDownload faildと表示される。どういうこっちゃとログを確認してみると、どうにもSSLのHandshakeに失敗しているようだ。httpからhttpsへの移行が叫ばれている昨今、そんなこともさもあろうさと思うのだが……クライアント、それもブラウザベースでもないソフトの証明をどうしろというのか。
ググってみるとやはり同じ問題にぶち当たっている人がチラホラといるのだが、「手動インストールで回避」とか「知らんうちにつながった」とか根本的な解決策が出てこない。もうPythonでWebスクレイピングでもするしかないのかと途方にくれていたところ、ふと閃いた。
Daz Install ManagerはWindowsアプリなのだから、OSの提供する機能を利用するはず。ということは、OS標準のソフトを使ってDaz3Dのサイトにアクセスすれば証明を取ってこれるのでは?
この仮説が正しいのかどうかはわからない。ただ、私の取った行動は望む成果を生んでくれた。
EdgeでDaz3Dのサイトにアクセスし、改めてDaz Install Managerをダウンロードしインストールしてみたところ、諸々のファイルがダウンロードできるようになったのだ!
これは結果論であり、原因に対する的確な対処ではない(何しろ根本がよくわかっていないのだから!)。それでも、似たような事象が起こった際の対処療法となり得るのではないか。
そんなことを思って今回の顛末を書き留めておくことにした。
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