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【調教評価#4】NHKマイルCの調教評価上位4頭

今週から東京競馬場で5週連続G1が開幕します!!毎週盛り上がり間違いなしの激アツウィークですが、まずは第1戦目のNHKマイルから楽しみましょう!!

今年に入ってから、調教評価B+以上の馬が80%以上の確率で1頭以上馬券内に入ってきています。
今回も好調の調教評価をシェアしていきますよ〜👍

◾︎先週の振り返り

先週の天皇賞・春ではnoteにて取り上げた4頭のうち1頭のみですが、馬券になってくれました〜!

B+評価から6番人気27.5倍3着だったディープボンドを推奨できたので、美味しい馬券を取れた方もいらっしゃるのではないでしょうか?14番人気で激走したスマートファントムも、調教A評価であわやという所でしたので、調教評価侮るべからずでした…

私はディープボンド本命でしたが、相手が抜けて不的中。穴は見えていたので悔しいレースになりました。

さて、今週はNHKマイルカップです!!!

主に短距離路線から有力馬達が集い、中でも今年はクラシックから参戦する昨年の牡馬牝馬マイル王者が中心になりハイレベルなレースとなりそうです。

調教からはいったいどの馬が見えてくるのか!?馬の力と調教から見えてくる状態を精査して、是非馬券にお役立てください!

それでは紹介してまいります!!

◆調教A評価馬

⑯ジャンタルマンタル

◆調教B+評価馬

(↑馬券内の確率80%)

⑦チャンネルトンネル
⑭アスコリピチェーノ
⑮マスクオールウィン

◆各馬の調教に対するコメント ーA評価ー

⑯ジャンタルマンタル

皐月賞レコード決着のダメージが心配でしたが、調教での走りは流石2歳王者。前肢を高くかき上げて力強く素軽い走りをしていました。

皐月賞の時の調教に比べるとこちらの方が良い走りができていて、少し硬さがあるなと感じた前走時よりも肩の可動域が広がって体全体を使って走るようになりました。

前走の皐月賞は言わずもがな、非常に強い競馬をしました。ハイペースを先行して早め先頭のこの馬の勝ちパターンに持ち込むも最後は脚が止まってしまい差しきられてしまいます。この馬の適正距離は1600〜1800mと折り合いの面からも現状は考えられますので、距離が短くなり条件は上向くと思います。1600mの持ち時計は優れませんが、タフなレースに対応できるという点で、スプリンターも多く参戦して厳しいペースになることが予想される今回はジャンタルも頑張ってくれて、結果速いタイムも克服可能だと思っています。

陣営も疲れなどは問題が無いというような話をしていましたが、高野先生の「追い切りというよりはとにかく整える」という言葉が気になります。これが吉と出るか凶と出るかですが、調教のスタイルは変えていないそうなので、この馬が無事に本番を迎えてくれれば、いつも通り強いパフォーマンスをしてくれると思います。

整えるという追い切りでもしっかりした走り


◆調教B+評価馬

(↑今年のG1ではこの中から1頭以上馬券内率100%)

⑦チャンネルトンネル

トビを高く上げて力強く走っている点を評価しました。
時計は少し遅いですが、福永先生もこの後の輸送を考えて調整程度の最終追い切りだったと思います。

前走はスタートを決めてから中団を追走。直線は追ってから抜け出したアレンジャーを目標に32.5の上がりを使って追い込んできました。キレでディスペランツァに劣りましたが、上がりは0.1秒しか差がないので、この馬も重賞レベルのポテンシャルがあるということだと思います。

ただ、今年4度目の関東への輸送があり、上積みという面では正直厳しい面があって力試し的な立ち位置になります。(福永さんもハードルの高いチャレンジになり、少しでもいい着順をと述べていました)

トビを高く上げて走れています

⑭アスコリピチェーノ

アスコリピチェーノは桜花賞に引き続きB+評価とさせていただきました。

2頭併せの内を後方から併入して先着していていい内容でした。前脚の肩の可動域が広く、トビもそこそこ高い点も評価しました。桜花賞の追い切り時のように、併せると推進力が増してギアが上がるような走りで、使った上積みがありそうです。

前走の桜花賞は出負け加減のスタートから盛り返して中団の外にポジションをとりながら、ステレンボッシュをうちに閉じ込めながら運びましたが、4コーナーを曲がったところで外に振られて膨れてしまい、進路ができたステレンボッシュにそのまま押し切られてしまいましたが、この馬もしっかり最後まで伸びて0.1秒差2着と、2歳王者の力を見せていました。この時は結局外を回して敗戦でしたが、理想は阪神JFのような内目から最後外にいる馬と一緒に併せて伸びてくるという形です。追い切りでもそうですが、馬と併せてからギアが上がる馬で、併せ馬にならなかった前走での敗戦は力を出し切ってないと思います。今回は外の枠となりましたが、東京の1600では直線が長くてそういった併せ馬の形も容易に作ることができると考えられます。位置はゲート出たなりだと思いますが、今回こそ直線で併せる形をとって、いい脚を使い、後続の追撃を押し切りたいと思います。持ち時計は非常に速く、このメンバーの中では最速で1600を走れているため、素直に評価していいと思います。

併せ馬の形にすると非常にしぶとい

⑮マスクオールウィン

B+最後の1頭は大穴想定のマスクオールウィンです。
3頭併せを後ろから運んで直線は真ん中を突き抜けて行きました。重心が低くて体を大きく使いながら走れています。

前走の桜花賞は、1月ぶり&初のG1で大外枠から控えた結果競馬に参加できず14着。
今年に入ってからは後方からの競馬が続いていますが、スタートは上手い馬なので、岩田康誠さんの判断次第ですが先行してインに上手く入れられたら面白いと思います。この馬自体、牝馬にしては馬格があるので、久々を叩かれての良化はあると考えられます。小回りの方が得意なので、上位に入るには展開など色々な要素が必要になってきます。前目で残るかどうかという競馬をしてきたら怖いですね。短距離の方がいい馬ですので、3歳シーズンのチャレンジとなる1戦という立ち位置でしょう。

3頭併せの真ん中を颯爽と突き抜けました


◾︎まとめ

今回は4頭だけでしたが長々とコメントをして失礼しました。それだけ今回のNHKマイルは豪華メンバーが揃って、まさにマイル王を決めるガチンコ対決に熱くなってしまっています。

ここで紹介しなかった馬でも、素質馬ボンドガール、キレ味トップクラスのディスペランツァ、ボンドガールに東京マイルで完勝したモレイラ騎手騎乗のゴンバデカーブースと、本当に誰が勝ってもおかしくない1戦です。

個人的な推し馬はアルセナールです!前走本当に強い内容だったので、大外枠さえ克服出来れば…持ちタイムも遜色ないので武史くんは不調ですが、ここでアルセナールと共に復活してほしい!!

今回データ的なところで気になるのは、7枠の馬がここ10年で1-1-0-28という点です。今回調教の良かったアスコリピチェーノとマスクオールウィンが引っかかってしまうので注意ですね💦

今週も競馬を楽しみましょう!!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

全人馬の無事と最高のレースになることを祈っております!ではまた来週もよろしくお願いします!!

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