見出し画像

有馬記念ウィーク回顧

↓俺の脳を駆け巡る情報の数々。これを組み合わせることができれば馬券的中にありつくことができたであろう…

・「クリスマスイブの有馬記念は武豊が勝つ。」

・「秋古馬三冠ローテは当初から決まっていた。ダービーが叩き3走目だったように有馬も3走目」

・「G1の割れた1番人気の武史はやらかしが怖い」

・「タイトルホルダーの過去の有馬記念は2走とも敗因は明確。今年は枠、ローテともに問題ない」

・「今年の3歳のレベルは低い。」

・「大外のルメールはガチ」


1年を締めくくるグランプリレース、有馬記念。有馬記念のことを考えて過ごした1週間。俺なりに向き合い、考えた馬券と無情な結果について、年が終わる前に振り返っておく。

【予想】

難しいレースで非常に困りながらも予想はして、自分の中で腹を括った。

本命は⑮スルーセブンシーズ
これは1週間前から決めていたもので、調教の動きが圧巻であったこと、パワーのいる凱旋門賞で4着に好走したこと、宝塚記念では最強馬イクイノックスに振りがありながらも詰め寄ったこと、中山が得意なこというプラス要素が不利な外枠という物理的なマイナス要素を上回っていると信じて本命とした。イクイノックスを物差しにした場合、1番強いと思ったのがこの馬だったのだ。

今振り返ると、宝塚記念のイクイノックスは不調も不調で、秋天、JCに比べると本来の力は発揮していなかった。そういった意味では見えていなかったと反省すべきだ。

対抗はジャスティンパレス。
これもイクイノックスを物差しにして。前走はイクイノックスに2着。本来は長距離が得意な馬で、距離延長は良い。不安材料は、オッズが4倍近い有馬記念の1人気は飛んでいることが多いこと、G1の1番人気に乗る横山武史ジョッキーが馬券外に飛ばすことがよくある点といった所。

その他には堅実な走りを続けていて外人騎手が乗るタスティエーラ、秋3戦目、イクイノックスにダービーで勝っていて鞍上が武豊に戻るドウデュース、パドックでよく見えたシャフリヤール、非根幹距離の鬼タイトルホルダーといった印を付けた。

・スターズオンアースは切り。大外16番の馬はどんな名馬でも馬券内には来れていないことがネックで買うに買えなかった。大外のルメールは今年もれなく馬券内に来ていた(むしろバフがかかっていたが…)きたらしゃーないというところ。

馬券
単勝 15(3000円)
      4(1000円)
      13 (2500円)
馬連・ワイド 10-15(500&1000円)
3連複 15-10,13-2,4,5,10,13 (200円ずつ)

【結果】
1着 5:ドウデュース
2着 16:スターズオンアース
3着 4:タイトルホルダー

15も10もおりません。
負けです。

過去に来た例が無いから切った16が来るのがなんかもう見る目ねぇなって。枠の関係で人気を落としていたし、そこは逆張りすべきな所でした。

そして10のジャスティンパレスは懸念していた通り、鞍上がやらかして4着。不安的中。馬券不的中。

本命馬はなんとなんと12着。
枠のこともあり、前に壁を作ることが出来ず、上手く道中を運べなかったとジョッキー談。隣の16の騎手は天才なので大外に入った時にはバフがかかるのだが、それは例外中の例外であり、普通はデバフがかかるのだから、当然の結果である。

有馬記念は好きな馬を買えばいい。グランプリレースとはそういうものだ。そんな事を言う人がいる。俺は好きな馬に夢を見た。不利な枠順も、乗り越えてくれるよねって期待を押し付けてしまった。

外れが確定している馬券は買ってしまったのかもしれない。レースの楽しみ方としては良いが、金額をもう少し抑えても良かったのではないか。難しいと頭を悩ませて分からないと思いながら買うレースで当たることはあるのだろうか?分からないと思ってとく問題が当てずっぽうになるように、分からないレースも結局は当てずっぽうになっていることは明白である。そんな初歩的な部分で納得いかない結果となった今年の有馬記念であった。

【番外編】阪神カップ

ララクリスティーヌしか見えない!絶対3着以内に来る!!!
鼻息を荒くしていどみ3万円を投じるもその夢は1:20という儚いものであった。

戦ってきた相手を吟味せず、距離実績のみで3/17には入るよねと購入したものの、道中急流に追走苦労し7着。発走後は「嘘でしょ?ダメやん…」鼻息を荒くしていた頃とは比べものにならないくらい焦り、そして自身の負けを馬の1歩1歩に認識させられる。初めてこれほどの額を突っ込んだが、競馬の洗礼を浴びた気分だ。お金を意識して、増やせると思い込んでいる状態で馬券を買うことの恐ろしさを体験できたことはこれから忘れないようにしたいし、こんな回収率を下げる行為はしたくないと思った。欲しがらなくていいんだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?