しごとを変えたはなし 後
こんにちは、uです。
今回は、仕事を変えた話の後編ということで、
転職で何を目指していたのか?
実際どういう転職活動をしていたのか?
という辺りをお話していこうと思います。
あんまり前置きを長くするとこの記事が地獄の長さになりそうなので、サクッと本題に入っていきますね! 文が長いと私の構成力も地獄めいてくるので!笑
2つの話題は分離するのがちょっと難しいところがあったので、合わせて話すような形になると思います。
ただ、着地点があやふやだと気持ちが悪いので、着地点を1つ目に挙げた話題「私が転職に際して何を目指していたのか」として、話を進めていきますね。
前編で、私は「肩書きが重いと思ったこと」「飽きてしまったこと」を理由に転職を決意した、と書きました。
とすると、順当に考えれば、
身軽な個人の状態で
新しい業界など新鮮な場で
働きたがる(と考えられる)んじゃないかと思います。
というか、少なくとも実際私はそうでした。自分が面白そうだな~と思った場所で働きたいなと思いました。
とりあえず目指したのはそこでしたね。
ただ、これは結構ふわふわしています。要するに問題点がいっぱいある。
大体の人は会社に所属したとして個人で動いている(≒ 大半の人は別に先生ではない)
教育業界以外の業界は幅広く存在する
自分の興味を言語化できていない(=面白そうだな~、は「何をもって」面白いのか確定していない)
「興味を失った時」のリスクヘッジができていない(=継続的な興味/突発的な興味、などの区分をしていない)
「興味があるか」と「楽しめるか」と「向いているか」はそれぞれ独立している可能性が高い
ざっと挙げるだけでもこれだけ問題点があります。傾向としては「興味」に関する問題が多かったですね。
とすれば、ここを掘り下げなければ始まらない。
とはいえ、私は転職の超初心者です。
そこで、方向性や軸を固めるためにも、まず最初に転職サイト(アプリ)に登録しました。登録していた転職サイトは以下の通りです。
登録した転職アプリ・サイト
doda(https://doda.jp/)
ビズリーチ(https://www.bizreach.jp/)
ミイダス(https://miidas.jp/)
Wantedly(https://www.wantedly.com/)
最初に登録したのはdodaとビズリーチでした。
どちらもスマホアプリから入れて、後でサイトを使いました。Wantedlyもそんな感じ。
特にビズリーチは、登録後何日かプレミアムプランが無料体験できるので、「先に人脈作ってみたいな~話聞いときたいな~」という、モチベーション高めの状態の時に登録するのがオススメです。
どうしようかな〜レベルのウダウダ状態の時に登録すると、うっかり無料期間を過ぎてしまって後悔するので(昔やって後悔しました笑)、自分のモチベと相談しながら登録しましょう。
dodaは基本全部無料なので、基本的にいつ登録しても大丈夫です。
掲載されている求人情報が多いので、「ふーんこういう求人あるんだ〜面白そ〜」くらいの気持ちで軽く眺めるのにぴったり。情報収集用みたいな意味合いが強いかな。掲載企業に怒られそうな言い方で申し訳ないですが……。
同じような立ち位置にマイナビ辺りもあるんですが、dodaはマイナビより年収高めの求人情報が多い気がします。「新卒から(業種問わず)数年仕事しましたよ~」という人は、マイナビよりこっちがオススメかも。
ミイダスは正直あんまり使わなかったな。後述のWantedlyよりトークまでのハードルが高いというか、若干企業情報がごちゃごちゃしていて、私にとっては検討しづらかったんですよね。
ただ、登録時の自分の年収可能性が出てくるのだけは面白くて良かった。思いの外高く出てビビり散らかした思い出があります。あの辺の数字覚えてはいるので、ベースをそこに持って行けるように今の職場と副業に励もうと思います。
Wantedlyは最終的に私が転職を決めたアプリ・サイトです。自分から動けるし、スカウトもそこそこ来るので気軽に面談できるいいアプリでした。大手よりは比較的ベンチャーとかが登録してる印象があるかなぁという感じ。
比較してみるとこんな表になるかな〜と思ってざっくり作りました。
表を元にちょっとまとめてみると、
ビズリーチ:収入UP+安定企業志向の方向け
doda:企業情報量重視の方向け(※基本誰にでもおすすめ)
ミイダス:自分のスキル確認とそこメインでの求職がしたい方向け
Wantedly:企業の人ととりあえず話してみたい方向け
という感じですね。Wantedlyはこうやって見ると、私にとってはミイダスの上位互換だったのかも。
この中で私にはWantedlyがそこそこ性に合っていた、ということかな。個人差あると思うので、何卒参考程度に読んでください。
また、ミイダスだけは明確に苦言を呈してしまいましたが、紹介したどのサービスにも、個人的にはそれなりにUI/UX方面がちょっとな〜、というところはありました。この辺語ると今回の話が終わらなさそうなので、こちらは話すとしたら別の機会に。
さて、こんな感じでツールを使っていたわけですが、まだ「何を目指していたのか」をちゃんと話せてはいませんね。
これは転職エージェントさん達と話すことでだんだん固まったきた、という感じでした。だから、その経験から最後にまとめていこうと思って、着地点をそこにした訳です。
ということで、続いてはお世話になったエージェントさん達の話をしようと思います。
お世話になったエージェントさん達
お世話になった方は、特に挙げるとすれば「3人」いらっしゃいます。
個人名を挙げるのはリテラシー的にアウトかな、と思いますのでご所属を紹介。
① 株式会社エージェントセブン様
② 株式会社freemova様
③ キャリドラ様(株式会社カメレオン様)
どの方にも割と平行してご助力頂いていたのですが、特に①のエージェントセブン様の転職エージェントさんには本当〜〜〜〜〜にお世話になりました。
お礼も兼ねて、順にご紹介できたらと思います。
① 株式会社エージェントセブン様
【お世話になった期間】
約半年
【お世話になったこと】
・定期的な面談
・企業紹介+希望のブラッシュアップ
・履歴書、職務経歴書の添削
こちらの方とは、ビズリーチのスカウトメールを通して知り合いました。
同年代の女性エージェントさんで、非常に話しやすい素敵な方でした。この2つの条件(=同年代・女性)が揃うことって今まであまり無かったので、そこがまず幸いでもございました。
無論、最終的に申し上げたいのは「このエージェントさん個人」とお話できてよかった、ということです。この人だから進めた、という気持ちでいるので……本当にお世話になりました。あなたにお会いできて良かったです。ありがとうございました。
実を言いますと、私はビズリーチでご連絡頂いたエージェントさんのうち、女性でない場合は大体弾いていました。
誰も彼も怖い方ではないだろうとは思うし、アプリ内のエージェント評価が高い方は男性エージェントさんが圧倒的に多かったんですが……なんかハードル高いんですよね、男性エージェントに転職相談するの……笑
さて、こちらのエージェントさんには、履歴書や職務経歴書の添削を頂いておりました。最終的には、この会社さんを通して転職したわけでは「なかった」のですが、めっっっちゃくちゃ添削が丁寧で分かりやすくて助かりました。
私は「一般企業への転職」が初めてだったので、職務経歴書は人生で1度も書いたことがなかったんですよ。
えっちらおっちら書き上げたものを暖かい目で添削してもらえる(しかもここまで全てお金がかかっていない!)機会、得難すぎる。有難いこと山の如しでした本当に。叶うならeギフトとか送りたかったです。
(※なお勤務校を変える時には、教員の就職・転職に特化した派遣会社さんに丸投げしていました。もし話す機会があれば、そちらも話してみようと思います。)
先述したように、こちらの方には半年ほどお世話になりました。2023年の6月頃から年末頃までお世話になって、エージェントセブンさんを通しての転職ではなかったというのに、「転職決まりました!」の報告をさせて頂いた際すごく喜んでくださいました。人間ができすぎている。
実はこの方私より年下だったんですけど、あの……人生3回目だったりしませんか? 報告に対する暖かなお返事があまりにも嬉しかったです……。
この方からは、「転職の軸を決めないと迷うことになる」と一貫してご指導いただいておりました。
私は軸を決めるのが最後まで苦手だった(正直できていたのかも分からない)のですが、この言葉を肝に銘じて転職活動を進めてきました。転職が決まったのは、多分どころか確実にこの方のお力添えのおかげです。本当にありがとうございました。
さて、熱く語ってしまいました。
続きまして2人目。
② 株式会社freemova様
【お世話になった期間】
とびとび:面談2回
【お世話になったこと】
・気軽な形の面談
・フランクに金言をたくさんいただいた
こちらのfreemovaさんは、めちゃくちゃ相談が気軽にできるタイプの会社さんでした。
何せLINEで面談予約が取れる。実はその気軽さを売りにしていらっしゃる所らしくて、私はそれに見事に引っかかった口でした。
この方も、ビズリーチのスカウトメールを通して知り合った方でした。先の会社の特徴もあり、なんだかフランクにお話しできそうだな〜と思って、最初に相談させていただいた方です。
最初の面談では、本当に「ただ楽しくお話」させていただきました。ノリが面談というよりお喋りに近かったかも。逆にと言いますか、だからこそ、この方へのポジティブな印象が長い間崩れなかったんですよね(結局崩れてもいませんよ!)。
この方との面談の後に、①のエージェントセブンのエージェントさんと数回面談をしておりました。
その中で、もう一度お話をして頭を切り替えてみたい、と思ったこともあり、「期間は空いてしまったけれども再度相談してみよう」と思ったんですね。
この方からは「金言をたくさんいただいた」と書いた通り、相談している最中にいろいろなお言葉をいただきました。以下、いただいた言葉の中でもめちゃくちゃ背中を押された言葉たち。
「多分あなたの希望業界だと、経歴的に『自分で動く』方がいいかもしれない」
「転職エージェントを使うと、エージェントに従わないとならないと思うかもしれないけど、情報収集用に使うくらいで実は丁度いい」
「正直言うと希望方面への転職は難しいと言わざるを得ない。けど、私はあなたに諦めろとは言いたくない」
この方からいただいた、「自分で動く」という言葉を考えた時に辿り着いたのが、実はWantedlyでした。
多分この方に相談しなかったら、Wantedlyを使うという道は拓けていなかった=転職に繋がっていなかったので、本当にありがたい限りです。
こちらの方も、転職報告+お礼のご連絡をさせて頂いた際、大変喜んで下さいました。転職エージェントって人間できてないとやれん職種なんだな……凄いわ……。
さて、最後3人目の方に参りましょう。
③ キャリドラ様(株式会社カメレオン様)
【お世話になった期間】
とびとび:面談1回+LINE相談
【お世話になったこと】
・気軽な形の面談
・概念的な問答
:自分の強みについて
:仕事・やりたいこととは何か
こちらの方とは、InstagramのLPを通してご縁が出来ました。面談も楽しかったのですが、どちらかというと個人LINEの方でかなりお世話になったかな。
キャリドラは、所謂「転職特化型自分探し学校」です。内省は深めるでしょうが、転職特化のものなので、論理的に自己分析をする場かな、という印象があります。
別に哲学的な「我々はどこから来てどこへ行くのか」みたいな問いを考えるわけではありません(考えてもいいと思うけど)し、インドに自分を探しに行かなくても良いわけですから、助かりますよね。
実際の講座を受けるとなるとお金がかかりますが、面談(カウンセリング)は2回まで無料とのことでした。
因みに私は面談1回でだいぶ元気をもらったので、もういいかな、と思って2度目の面談は受けていません。特に押し売りされた覚えもありませんので、多分良いカウンセラーさんに当たったんだろうな、と思っています。もしかしてこれが標準だったのかな?
そしたらとても良心的なので、とりあえず相談してみるのはオススメです。
この方は、先述した通り「概念的な問答」でお世話になりました。
・やりたいことはなんですか?
・楽しかったことはなんですか?
・その楽しいはやり甲斐やモチベーションに言い換えできますか?
・仕事というものをどう定義しますか?
このような問いを投げかけられ、その全てに答えるというのは、中々に頭も心も疲れました。自己分析は結構しんどいんだな、とぼんやり考えておりました。
ただ、答えたこと全てに対してこの方が否定を返すことはありませんでした。元から正答の無い問いではありましたが、偏見や否定を返すことなく、たまに「自分の答えはこういう感じ」と自己も嫌味なく開示してくれるこの方の在り方は、非常に有難かったです。
また、この方はWantedlyの利用を後押ししてくださった方でもありました。
「未経験の業種は難しいと言いますが、『エージェントがそう言うから』で諦めるとしたら、それはめちゃくちゃもったいないですよ!」と、「自分で考えて動いてみようぜ!」という方向を示してくださったのが有難かったですね。
色んな人に助けられて歩いて来られました。まだ全然歩くんですけど(転職って別にゴールじゃないので……)、有難い限りでしたね。この場をお借りして、御礼申し上げます。本当にありがとうございました!
ここまででもう相当長いですね……ミリも着地できてないのにな! とりあえず回収できるように頑張ります。
転職で結局何を軸にしたのか
3人のエージェントさま方と、複数の転職サイト・アプリの力を借りながら、最終的に私は「気軽に企業の人と話ができる」Wantedlyを通して転職を決めました。
面接をしたのも、このアプリを通しての2社だけです。なお余談ですが(このボリュームに余談を挟むな)、この2社とは別の1社でちょっと面白いことが起きたので、その話もいつかできたらなとも思っています。
この2社を受けるまでに、私は
・自分のやりたいこと
・楽しい、好きだと思うこと
を考え、
・それを続けたい/続けられると思うか
・続けられるとしたらその原動力はどこにあるか
を考えました。
大体以下のようになりました。
やりたいこと
・ものづくり
・ものづくりの支援
楽しい、好きだと思うこと
・何かを作ること
・誰かと相談してものを作り上げること
・作ったもので自分が満足すること
・作ったもので誰かに喜んでもらうこと
上記のことは続けられるか
・続けられる。経験がそれを保証している
続けるための原動力
・モチベーション(収入の高さを含む)
・適度な休息とある程度の忙しさ
私は教員をする傍ら、趣味でペン字の作品を作ったり、同人誌の表紙デザインのようなものを画像加工アプリで作ったりしてきました。
どちらも数年続けてきているものです。特に後者に関しては、素人に毛が生えた程度の段階で、人様からご依頼を頂くことも数件あったため、いい加減スキルアップせねばならないだろう、と最近デザインスクールも受講したくらいです。
その経験がどうにも、私にとっては楽しいものだったんですね。ついでに(というのもなんですが)、私の前職である教員は、いわば「生徒の伴走者」でもありました。割合、サポート役は性に合っていた(合っている)ということでしょう。
話を聞いて面接を受けた2社は、どちらも私の希望に合致している所でした。
残念ながら1社は最終面接で落ちてしまったのですが、もう1社の方はこんな得体の知れぬ未経験者を拾ってくださいました。……いや、よく考えなくてももう1社の方も、こんな奴を最終面接まで持って行ってくれたんだから相当すごいな。どちらもありがとうございました。あと今の会社は継続してありがとうございます。引き続き頑張ります。
要するに、私は転職の軸を「やりたいこと・自分の楽しさ」に定めたわけです。
ここは、人によって当然個人差が出てくる場所だと思います。
とにかく高収入!というのを軸にする方もいるでしょうし、やりたい業種はあるけどリモートの快適性だけは譲れない、という方もいるでしょう。それは別に、その人の勝手であって外野がとやかく言うことではありません。思うままに突き進めばよろしい。
ただ、それがブレれば、面接ではそこを突かれるわけです。
面接相手は百戦錬磨の「人を見るプロ」です。
私は、カジュアル面談から最終面接までお話させていただいた方が今のメンターなのですが、お話する度に「人の見方」「話の聞き方」の鋭さに驚きます。
だからこそエージェントさんは「軸を定めろ」と何度も仰ったんです。人をあれだけ鋭く見ることができる相手に、軸がフラフラした状態で相対すれば、簡単に打ちのめされるから。
ぶっちゃけた話、軽い嘘は吐いても全然良いと思います。それが軸を強化するものであるなら。「軸にのみ嘘を吐かない」のであれば、それはほぼ真実になるでしょう。他人の人生を他人は全て覗けないのですから、ほぼ真実の「ほぼ」は、自分以外からすれば誤差です。真実の本質を上手いこと利用してください。
……まあ、私は嘘吐くのが超下手くそな不器用人間なので、基本的に全部正直に喋りましたけどね! 多分オープン過ぎて面白がられた節あったと思います。結果オーライですね。そういうこともあります。
最終面接で社長と喋った時、最後らへん普通に呪術廻戦の話とかしてました。何してんでしょうねホントに。なんで受かったんだろうここ。
さてさて、一応着地点まで回収が終わりましたので、まとめに入ろうと思います。
私が転職の際何を軸にしていたのか、は「やりたいこと・自分の楽しさ」を軸にした。
楽しいことが継続して楽しめるのか、までを考えた上で、これを軸にしました。
実際にした転職活動は、
① 複数の転職サイト・アプリを用いて
② 複数のエージェントさんに協力を仰ぎ
③ 最終的には自分でアクションを起こす
というものでした。
まとめてしまうと実に簡単にできてしまえますね。詳細や余談を語りたがるから私は話が長いんだ。反省します。
とはいえ、ここまでの間に話しきらなかった話も幾らかあります。途中「機会があれば」と書いた辺りとか。
もし気になる話題があるよ〜!という方がいらっしゃいましたら、お気軽にお声掛けください。できる限りご要望を優先してお話していきたいと思います。
完全他業界への転職でしたが、本当に色々な方にお力添えいただけたお陰で、良い会社さんに巡り会えました。まだ試用期間中ではありますが、頑張っていきたいと思います。
それでは、今回はこの辺りで。
この記事が読んでくださったあなたにとって、何かの参考、あるいはお暇潰しにでもなりましたら幸いです。
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