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【うゆの備忘録】YouTubeを見るのが辛かった話
こんにちは、うゆです。
今回は、個人的に辛かった出来事について、自分の頭の中を整理するつもりで書いた文章になります。
暗い話になりますので、自己責任でご覧ください。
画像が3枚表示された後に本文が始まりますので、それまでにご判断ください。
(以下の画像3枚は、今回の内容には無関係です)
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去る8月17日に美容系クリエイターの五彩緋夏さん(以下、ごしゃいちゃん)が亡くなったという知らせを、3日後にX(旧Twitter)で知りました。
当時の私は本州から離れた旅先におり、朝の寝ぼけた頭でSNSを徘徊しようとしていました。
ふわふわした頭が一瞬で醒め、真っ白になったと同時に動悸がしたのを今でも鮮明に憶えています。
旅行の数日前に投稿された彼女の動画を見た後、更に久しぶりにお気に入り動画を見かえしながらパッキングしていたので、彼女を一番身近に感じていたタイミングでの訃報でした。
私が何かしてあげられたわけじゃないけれど、せめて同じ島に居られたら気持ちもここまで遠く脆く感じなかったのではないかとその瞬間は強く思いました。
正直に言って、「ごしゃいちゃんに人生を救われた」とか「ごしゃいちゃんのガチオタだった」とか、そういったことが言えるようなレベルのファンではありませんでした。ただ動画はほぼ全て見ていたし、メイクテクを真似したり、好きな自分になっている彼女を画面越しに愛でたり、時にはその可愛らしい歌声に魅了されたりしていました。
そして何より彼女は、自分の弱い部分や嫌いな部分を言語化して改善しようと行動できる、とても知的で強い人だという印象でした。躁うつを公表し、治療のことや気持ちの波のことなどを赤裸々に語る彼女の姿は、鎧武者のような屈強ささえ感じさせました。
ごしゃいちゃんは、言わば空気のように当たり前に画面の中に存在しているクラスメイトのような認識でした。嫌なことがあっても彼女の動画を見たら元気を貰えるし、投稿をお休みしてもいなくなることは全く考えられないくらい死から一番離れたところにいるような、不死身のマスコットキャラクターのような印象でした。
亡くなる瞬間、彼女は何を考えていたんだろう。
以前極端な選択をしようとして失敗したという話を動画で何度かしていたため、彼女にとって死というものが切迫した存在だったということは容易に想定できます。死因が明らかにされていないのであくまでも仮定に過ぎませんが、心のどこかでは"どうせまた失敗するだろう"と思っていたのではないだろうかと、勝手ながら想像してしまいます。
嘘であってほしかった、生きててほしかった、また新しいごしゃいちゃんを見たかった…そんなエゴを連ねても無意味なのはわかってる。それでも、ごしゃいちゃんが亡くなったという現実から目を背けたいというエゴが膨張していく今、私を止められるものは無いに等しい。
私がごしゃいちゃんからもらった最後のプレゼントは、溢れんばかりの愛情でした。
面識もなければこちらの一方向的な好奇で見ていたに過ぎないはずのイチ"ほごしゃ"(ごしゃいちゃんのリスナー)の私が、これほどまで彼女の存在に支えられていたこと、そして失うまでその尊さに気づけなかったことを実感し、強く後悔するとは思わなかった。
こんなにもこんなにも、ごしゃいちゃんのことが大好きだったんだって、気づくのがあまりにも遅すぎました。
この気持ちに気づかせてくれた彼女は、今の私にはあまりにも偉大で大きくて暖かい存在でした。
事実を知ってから1週間が経ちましたが、今この瞬間も文章を書きながら涙が止まりません。いつになったらこの気持ちが癒えるのかさえも全く想像できません。YouTube自体も、まだあまり見る気が起きません。
ただ私は後追いするつもりは一切ありませんし、長寿家系に倣ってこれからまだまだ長生きしたいという気持ちに変わりはありません。
受け止め難いほど辛い経験をしたことで、自分の人生をどう生きていこうかもう一度深く考える機会になりました。まだ気持ちの整理がつきませんが、自分の命は自分で最後まで精一杯護って生きていこうと思います。
ごしゃいちゃん、本当にありがとう。あなたに出会えて私は本当に幸せ者です。
これからもずっとずっと私のアイドルで居続けてください。私も、ごしゃいちゃんがくれた愛情を同じように与えられるような人間になります。
心の底からの愛と感謝を込めて。
うゆ。
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