GDP(Gross Domestic Product)って何?
GDP(Gross Domestic Product)って何?
という事でGDP(国内総生産)について説明します。といっても本当にざっくりとした解説で細かくは専門書かなんか見てください。
さて、GDPとは
流通しているお金の総量 x 流通した回数 = GDP
です。
まずはお金の流れをもう一度おさらいします。
流通した回数 とは
Aさんが10ペリカ持っているとしてAさんは10ペリカでBさんからうまい棒を買いました。
次にBさんはAさんに売った利益の10ペリカでCさんからファミコンを買いました。
と、お金を払う時は我々は消費者であり、お金をもらう時は我々は生産者となります。
この生産者は、モノやサービス、例えばアイドル活動をしたりマッサージしたりしてモノじゃなくてもサービスを提供する事でもお金を貰えますね。
金は天下の回りもの と言われるようにお金は巡り巡って流通するのです。この流通する回数が
流通した回数
です
流通しているお金の総量 とは
例えばGI(GREED ISLAND)と言う島国で1000ペリカ流通しているとします。GI政府が1000ペリカお金を作ってGIの国民に配ったとします。
このお金の総量が
流通しているお金の総量
です。
なので国のGDPを計算するのは
例えば GI島国で 1000ペリカ流通しているとし
その1000ペリカがAさんからBさんCさんDさんEさんFさんGさんHさんIさんとJさんまでの10回流通したとします。
すると
1000ペリカ x 10 = 10000ペリカ
が
GI島国 の GDP となります。
さて、GI島国が平均 10000ペリカ 稼いでいるします。
この10000ペリカを下回ると不況になると仮定しましょう。それでは意図的に GI島国 を不況にしましょう。
まず GI島国 政府が 普段 1000ペリカ お金を発行していたのを 100 ペリカしか 発行しないとします。
そうすると
100ペリカ x 10 = 1000ペリカ
はい、簡単に不況に出来ましたね。
と言う事で、 国が流通させるべきお金を渋ると大元が減るので不況になります。
もう一つ、簡単に不況にする方法が有ります。
今までGI島国 は消費税が0%でした。しかしそれではGI島国のインフラサービス(道路、医療、治安維持)が出来ないので消費税を10%に引き上げました。
すると今まで
10ペリカ払えば10ペリカ貰えていたのにこれからは政府に売り上げの10%のテラ銭を上納しなければなりません。
するとAさん 〜 J さんまで行き着くのに
10ペリカが3ペリカまで下がってしまいました。
(10 ÷ 1.1 を10回繰り返す。)
さて、消費税が導入された事により、人々の心に
将来不安
と言う病が蔓延し始めます。要するに今日よりも明日の方が大変 って状況ですからね。
そうすると 今までは Aさん 〜 Jさん まで10回 お金が流通している所で Dさんは将来が不安で不安で仕方なくなったので消費するのを辞めて、
要するにDさんはFさんの商品を買うのを諦めて、将来の為に貯蓄する事を始めました。
すると お金は Aさん 〜 Dさん までの4回しか流通しなくなります。
この流通したお金って言うのがミソで、人々がお金を銀行に預けたり、タンス預金したりして、お金がどっかに溜まると流通しなくなります。
[ テクニカルな話をすると銀行に預金している場合はお金は流通します。だけどテクニカルすぎるのでここでは銀行に預けているお金は流通しないお金とします ]
また、銀行や企業が投資先が無くて投資できなくても流通が止まります。
すると
1000ペリカ x 4 = 4000ペリカ
とGDPが減りました。
はい、これも簡単に不況にする事が出来ましたね。
とまぁ、世の中を不況にするのは意外と簡単で本来だったら1000ペリカお金を流通させる必要があるのにお金の流通量を絞るか、
緊縮財政、要するに、消費税上げるとか所得税、法人税上げるとか税を上げて、人々の将来不安を煽るか?
もしくはその両方を行えば簡単に不況に出来ます。
日本の場合だと、日銀がお金を十分発行しない。をする。
政府が消費税増税する などの緊縮財政をする。
などすれば日本はいつまでたっても不況から抜け出せません。って事です。
この日銀がお金を十分発行しない。って部分はテクニカルすぎるので次回説明します。
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