年末年始は読書しよう、と思ってる人へ
本好きのみなさん、「積ん読」溜まってますか。
読みたい本のリスト管理と、図書館の活用方法について知人に話したところ、それはいい方法だと言われたので共有してみることにしました。
読みたい本のストックはAmazon「ほしいものリスト」へ
使ってる人多いと思います。読みたい本を見つけたらとにかくAmazonのほしいものリストへ。自分の場合は、ネット記事を読んでて出てきた参考文献とか、SNSで誰かがオススメしてたとか、そういうので気になった本はその場で検索してどんどんほしいものリストへ入れています。
リストを複数作ることも出来るので、ジャンルごとに分けて整理したりしてもいいのですが、自分のように管理の苦手な人は単独のリストにとにかくブチ込む、という使い方でいいと思います。どうせ検索できるしね。
リストを公開して誰かから贈ってもらいたいなどの場合をのぞき、自分だけのためのリストなので公開設定は非公開にしておきましょう。
Google Chromeを使っている人は、Amazonほしいものリストにブチ込む拡張機能が出てるのでこれ入れとくと便利です。
リストにメモをつける
こうやっていろいろブチ込んだ「ほしいものリスト」をときどき眺めるだけでも次はこういうの読んでみようかなとかこの仕事終わったら俺この本読むんだとか妄想がふくらんで楽しいのですが、もう少しくふうしてみます。
ほしいものリストにはコメントを付ける機能があるので、なぜこれをリストに登録したのか、どういう興味があったのか、どのブログや記事で紹介されたのか、などの情報を付記しておきます。
時系列をさかのぼるほど、「なんでこの本読みたいと思ったんだっけ・・・」とわからなくなることが多発します。メモを付けとくと興味の方向が整理できますね。
図書館検索「カーリル」を使う
リストにある本は、そのままポチッとすれば当然Amazonがすぐ届けてくれるのですが・・・すぐ買って読むほどじゃないけど手元にあればパラパラ見てみたいな、とか、内容見ずに買うにはちょっと高い、とか、そもそも古い本で絶版になっててAmzonの中古本もプレミア価格に、みたいな本ってありますよね。
そういうときの強い味方、図書館。
図書館でぶらぶら本を探すのも楽しいのですが、全国の図書館の蔵書を検索できる「カーリル」というサービスがあります。
よく使う図書館を登録しておくと、探したい本が該当の図書館にあるかどうか、貸出可か貸出中かも含め確認することができます。
自分の場合、よく使う図書館を2箇所登録して、たまにAmazonのリストから「あったら借りたい/見てみたい」本を検索しています。
蔵書が見つかった本は、図書館ごとに分けてタイトルをメモアプリに記録しています。なんでもいいのですが、図書館に寄ろうと思った時に手元ですぐに見られたほうがいいので、オフラインでもサクッと見られるメモがオススメ。たとえばこんなの。
iOS / Android / Win / Mac / Linux 版があって、それぞれどこから書いても全て同期されます。参照はオフラインでも可能。
気が向いた時に図書館へ立ち寄り、メモを片手に館内検索端末で探します。当たり前ですが事前に蔵書確認してるので、指定の場所に行けば目当ての本に出会えるはず。司書さんたちがきちんと整理分類してくれてるおかげですね。
電子書籍について
最後に電子書籍について。紙版と電子書籍版のどちらで読むか、も議論になりやすいところ。自分の場合、いまのところ半々くらいになっています。すぐに読みたい本はKindleで、手元に置いて参照したい本は紙で。古い本を図書館で発見して、書庫から出してもらったりするのもなかなか楽しい体験ですが、Kindleに慣れるとあの便利さも捨てがたい。
現状、近くの図書館で電子書籍の貸出を行っているところはありませんが、既にそういうサービスを実施している図書館も増えているようです。
電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2019年10月01日)
あらゆる人にユニバーサルに読書環境を提供するという観点では、公共図書館の趣旨にもマッチしていそうな気がします。返却忘れとかも管理できそうだし。これからの図書館は資料的価値が高い蔵書の収集管理などもやりつつ、電子書籍版が作られている出版物は徐々に電子蔵書になっていくのかもしれません。収蔵冊数の問題もクリアできそう。検索してすぐダウンロードできたらより便利ですよね。
これからの読書体験はどんなものになるんでしょうか。
皆様も素敵な読書ライフを。
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