相変わらず死にたい気持ちで生きている。


このノートをどのくらいの人やどんな人が見ているのか全く存じ上げていないのですが、まだひっそりと続けている。

わたしのこと知っててここまで見にくる人って、よほど物好きなのかもしくはよほど暇なアンチくらいだと思う、知らずに見ちゃった人は気の毒に。


突然だがちょうど1年前くらいから今までを振り返ってみたくなった。



2019年、前のバンドのギターボーカルが突如として失踪し、レコーディングはあと歌を撮れば録音作業は一旦終了・出演承諾したライブがいくつもある・繋がりやお世話になった人、これからお世話になる人が増えてきた・バンドがなんとなくうまく回って来たかも〜!

そういった状況でそんな感じになったので奴への殺意はとんでもないレベルになった。


一応表面上はクリーンな感じでバンドは終わりを告げたことになっているんだけど、全く綺麗ではない。


もともとわたし自身が自分に全く自信が持てない点・単純にバンドメンバーの楽曲レベルについていけずバンドのレベルを自分が下げていることを自覚していたし、何よりデフォルトで常に死にたかったしそれにより全ての能力に下降補正が明らかにかかっていた。

なにも考える能力も体力も何もかもなくなっていなあの状態は明らかに普通ではなかったので、一緒にバンドをやっているメンバーたちはそんな奴と関わらざるを得なくてほんとうに気の毒だったと思う。

叱責される言葉は全て反論の余地なくその通りだと思っていた。わたしがいなくなればこのバンドはうまくいくのだろうなと思い続けていた。いつクビにされるんだろう、とずっと思っていた。

そう思えばギターボーカルの失踪は妥当なのかもしれないとさえ思えてしまった。

おそらくバンドは演奏することが第一なのだから、それを達成できずに時間と金をかけるのは生産的ではない。

いやでもback numberのインディーズの頃のCDも初回限定のDVDがついた一番好きなアルバムもバジーノイズもパクられたし金も貸したまんまだったし、キャンセルせざるを得なかったライブのノルマもわたしとドラムが負担することになってそれはそれはそれはマジで最低だなって感じなんだけど

今まで対バンしたりとかご縁があって出会った方々とかに本当になんていっていいかわからなくて、かけていただいた時間とか協力してもらったことなにもかも無碍にしてしまったかのように思えてちょうど2019年の年末はこの世の終わりみたいになっていた。

本当に思ってたかどうかは知らんけどいいねって言ってくれてた人たちとか(正直わたしはいいと思ってなくても空気を壊したくなくてよかったですとか言ってしまうんで、能力の低い自分がいいわけがないから全員そんな感じなんだろうなとか思っている)、決して多くはなかったけど好きですといってくれたお客さんたちにも顔向けできなかった。

ギターボーカルはもう一つのバンドの活動は通常通りに続けているようだけど、そんな人たちが推されている世界ってクソだと思うし、でも世の中ってそんなもの。最初に感じた違和感ってやっぱり間違ってないんだよ。

まあとにかく、私たちの連絡に一切応じず、世に出した全曲の作詞作曲ともちろん歌は彼が歌っていたので、本人のいないところでそれをやるのってどうなの!?となっていた。裁判起こされたら勝てないじゃん。

しかしこちらの連絡に応じてもらえることはなく、結局わたしの死にたい気持ちも懺悔の感情もドラマーの怒りも収まることがなく、前のバンドは解散するに至った。

どんな形であれ出会ってくれた人たちに対して申し訳ない気持ちでいっぱいで、コロナ禍に入って結局1年以上お会いすることがないまま、感謝を伝えることができないままの人たちが大勢いる。時々思い出して心臓が破られそうになる。会えたら、いち早くバンドが死んでしまったことの謝罪・そして関わってくれたことにお礼を言いたいです。


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2020年になって、本当に今は2020年なのだろうか、2019年のエキシビジョンマッチなのではないだろうか、と思ってしまうほどに何にもできずただ時を重ね、無駄にしてしまったなとこの年の瀬になり思っている。

最初は新しいバンドメンバーを捜したりもしたが、失踪・音信不通の多いこと多いこと。
結成すらままならない。


他人は自分を写す鏡。私は明らかにまともな人間ではないので、まともじゃねえ扱いをされると言うことはわたしがまともじゃねえということだから、全部わたしが悪い。と思い続けていた。他人に責任を移すのは楽だけど、自分に非がないと逃げるのは違う、もういっそ全部自分でやって自分で責任取る方がいいのかもしれない。

前のバンドが比較的テクニカルなことをしていたおかげか、サポートや正規加入の話もありがたいことにいくつかいただいたりもしたのだけど…

バンド①の正規メンバーの人が犯罪をして逮捕され、ギターボーカルのが病んでバンド自体が死に、サポートの話がなくなったりだとか(本当に可哀想だと思う)

他に、正規前提でのサポートの話をくれたバンド②のボーカルが難聴になり音楽を続けられなくなり解散しますと報告を受けた。
気の毒…と思ってたらいっとき病みすぎてやっていたティンダーでボーカルの写真をプロフィールに設定している人物とマッチングして、イケメンだし悪用されてんのかな、と思ったら俺はバンドをやっていると自慢されて本人じゃねえか、何度も会ったことあるじゃねえか、わたしの顔忘れたんかこいつと思い
私お兄さんのこと実は知ってるんだよね〜!と言ったらマッチングを解除されたことがある。ラインは返信しないくせにティンダーのチャットの返信が早いこと早いこと!おい!そう言うところだぞ!

ちなみにティンダーは性交渉を持ちかけられすぎて、普通に嫌だから断ってたら要求に応じないことを不満に感じたのか通報され
国外のアプリだからか永久に電話番号を凍結されて使えなくなりました。より一層病むから凍結されてよかったのかもしれない。

バンド③ではギターボーカルの人のギターのうまさに惹かれて一緒にやりたいと言ったけど、その人が連れてきたドラマーがわたしからみても下手すぎるかつ、人間性が合わなさすぎて半ば喧嘩別れのような状態で脱退した。向こうからしたらバンドクラッシャーみたいなもんだからただの厄介なやつである。ごめん。


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まあそんなこんなで自粛に入り音楽活動も仕事もできずに毎日曲を作り続け劣等感と向かい合い続け、文字通り生きながら死んでいるような日々を過ごしていた。

もともと協調性も社会性もなかったけど2020年になってさらにそれが失われた。

いつまでこれが続くんだろう、自分のことを嫌いだと思い続け、社会に貢献するような仕事をしているわけでも、人間性が素晴らしいわけでもなく、なんのために生きているのだろう。

金かけて4大卒業して、実家に戻るわけでもなく、東京で一人で暮らして、本音を打ち明けられる友人も一生を共にする恋人がいるわけでも誰かから必要とされているわけでもなく、死んでいるのと一緒じゃないか?死んだ方がいいのではないか?と毎日思っていた。

音楽に救われたとか、NO MUSIC NO LIFEとか言えるほど造詣が深くないのであんま軽々しくこういうことは言いたくないんだけど、そんな中での唯一の救いが前のバンドの最後のライブで出演させてもらった箱のブッカーさん・対バンしたバンドとの出会いだったなと思っている。なんだこれ重っ!

今までの人生でそうなってしまったり、前のバンドの圧政により凝り固まった考え方とか、なんかとにかく色々解された気がしている。

今も生きているだけで苦しいのはあんまり変わりないし、自信や自己肯定感は相変わらずないし毎日明日が来ませんようにと思いながら眠っているんだけど、少しだけ自由になれた気がする。

向こうはどう思っているかわかんないけど、わたしは感謝しても仕切れないし本当にありがとう、という気持ちしかない。

おかげさまで新たに出会えた人たちも多く、良い縁ばかりだな、と強く感じている。

おかげさまで、というかなんというか、ありがたいことに未熟ながらサポートもさせてもらえて、演奏する場を与えてもらえてなんとか崩壊しては再築してを繰り返しなら自分をなんとか保っている。

来年は遠征とかもするらしい。感染対策十分に。
わたしには人を救う力とか励ます力とかないから、まず自分の人生が楽しくなるといいな。

3歩進んで2歩下がる、5回休み、4歩下がる、6歩進む みたいなのをずっと繰り返しているけど、やっと、やっと大嫌いな自分を忘れて没頭して命を燃やせることにたどり着けそう。

同じ時期にスタートした人たちや憧れの人たちはすごく遠くまで行ってしまったけど、いつかまたご縁があれば。

27歳で死ぬ予定なんだけど、勿体無いな〜生きたいな〜ってなれるといいな。単純に痛いのは嫌だしな。

羽生

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