「君たち伸びるよ」と別のクリエイターが目の前で言われて、負けてられない!と火がついた (プリッとChannel UUUMネットワーク対談)
こんにちは!UUUM noteです。昨年12月に6周年を迎えた、UUUM ネットワーク。今回は、UUUMネットワーク出身で、現在はUUUM専属クリエイターとして活動する「プリッとChannel」のSasukeさん、あごキングさんと、UUUMネットワーク担当グループリーダーの伊藤祐晃(すけあき)に集まってもらい、ネットワーク時代の思い出や、活動の原動力のことなどを語ってもらいました。
(左から)UUUM 伊藤祐晃、「プリッとChannel」あごキングさん、Sasukeさん
負けられないなと思ったし、どうやったら専属になれるんだろうと思った
─まずは、UUUMネットワークに加入した頃のことを聞かせてください
(Sasuke)
ネットワーク応募は2017年でしたっけ?
(UUUM 伊藤)
そう。2017年3月にネットワークにエントリーで、UUUM専属になったのが同じ年の10月。
(あごキング)
へえーそうでしたかー。
(Sasuke)
YouTube始めたのが その年の1月でしたからね。ネットワーク入ったのそんなに早かったのかー。
(あごキング)
ネットワークに入って初めての集まりが、けんちゃん(けんちゃんねる/KENCHANNEL)とかたまちゃん(たまちゅーーーぶ/住吉珠貴)とか、ろこちゃん(ぴよちゃれ!ろこ/キジ彦)が登壇してた説明会ですね。
(伊藤)
後ろーの方の席に2人がねー。写ってる写真ありますよ。
たしかに後ろの方の席。わかりやすいようにと少し明るくしてみましたけどそうしなくてもSasukeさん、わかりやすいですね
(Sasuke)
ほんと当時は何もわからなかったんですよ。「UUUMってこんなところにあるの?」と思って。YouTubeってすごいんだなと改めて思いました。
(あごキング)
「六本木ヒルズ?!」って(笑)俺らが入るとき「UUUMアカデミー」がはじまるかどうかの時期でしたよね?
(伊藤)
そろそろ始めようかと準備していたときでした。プリッとChannelさんはアカデミーの一期生ですね。
(Sasuke)
アカデミーにきょんくまやけんちゃんとかもいて。定期的に勉強会やっていただいた記憶があります。アカデミー内のランキングのようなもの出ていたから「負けられないな」って。
(あごキング)
「どうやったら専属になれるんだろう」って思って、よく話してた気がします。
(Sasuke)
今って、ネットワークから専属にあがるのはどれぐらいのハードルがあるんですか?
(伊藤)
詳しくは公表はしていなんですが、基準は上がっていると思います。単純に登録者数とか再生数だけではなく、いろいろな軸で見てますし。
(Sasuke)
ネットワーク時代が、めちゃくちゃ前に感じますね。4年前だから確かに前なんですけど。
誰かがトレンドを作って、誰かがやるという繰り返しの時代でした
─今も、ネットワークの方々は、当時のように専属を目指す方は多いんですか?
(伊藤)
時代の変化は大きくて、当時、YouTuberはまだそんなに多くなかったけど、今は登録者数100万人規模も増えました。でも、コンテンツを管理してほしいという人もいたり。YouTuberという職業があたりまえになってきたということですかね。
2017年あたりにUUUMネットワークに入ったクリエイターさんたちというのは、早くからYouTubeでの活動を目指しただけあって、伸びしろしかない人たちというか、ずば抜けた人たちも多かった印象です。24時間企画とか、まだやる人たち少なかったし。トレンドを作れる側の人たちになりました。
プリッとChannelさんの24時間企画の中でも特に人気のこちらは1000万再生超え
(Sasuke)
誰かがトレンドを作って、誰かがやるという繰り返しの時代でしたね。今は、いろんなジャンルに特化した人たちが増えていて。
(伊藤)
よりニッチなジャンルにいくとかね。かつてのように、片っ端からトレンド追うという時代ではなくなりました。
(あごキング)
ジャンルもかつては、「食べ物なら食べ物」「釣りなら釣り」に集中すると伸びるとかありましたけど、今はさらに細かくなって、食べ物でもこの食べ物、釣りの中でも何釣りなのか、とかね。
何かを聞きにいくというよりは、知り合いをふやそうという感覚
─ネットワークに入ったときの印象や、その頃の目標など聞かせてください
(Sasuke)
最初の説明会のときは、何がなんだかわからなくて、何かを聞きにいくというよりは、知り合いをふやそうという感覚で参加しました。だけど、どこかでは「全員にまけないぞ」ということも思いつつ。
学校というか、部活に近い感じですかね。
(あごキング)
自分たちのまわりには、YouTubeの話ができる人っていなかったから。だから「あ、こんなにYouTubeの話ができるところがあるんだ」っていう印象ありましたね。
(Sasuke)
仲間意識がうまれやすかったというのはありますね。ネットワークのイベントも多かったですし。
(伊藤)
今はコロナの関係で難しいですが、一期生でとか二期生で、というような集団で会うことはよくあって、その中でコミュニケーション取って、意見を言い合って参考にしていましたね。
プリッとさんは、きょんくまさんと仲良かった。忘年会シーズンに、六本木の路上でばったり会ったこともありました(笑)
(伊藤)
普通に同僚とタバコ屋さんの喫煙スペース行ったあとだったんですけど、プリッとさんときょんくまさんに絡まれました(笑)
でも、あのときのメンバー、いまみんな専属ですね。
(Sasuke)
そうそう。ネットワークの説明会で話して仲良くなって、意見もいろいろ言いあいました。
ネットワークで当時、UUUM社員の方から、データ分析のお話を聞けるというのがあったんですよね。「このチャンネルから流れてくる視聴者さんがけっこういるから、このチャンネルを参考にするといいよ」とか。僕たちそういうのまったくわからなかったんで、こういうことも見られるんだ!と。
(あごキング)
アナリティクスの読み方をそこで知りました。再生回数と登録者数しかみていなかったので、他にもいろいろなデータを見たほうがいいよと教えてもらいました。で、言われたことをそのとおりにやったら、伸びました。
UUUMネットワークチームの仕事のこと
(伊藤)
一期生の頃に行っていたような分析の指導などは、いま「パーソナルコース」というマンツーマンのコースで行っています。
─パーソナルコースを受けるのはどんな方たちなんですか?
(伊藤)
ネットワークに加入している方から募集して、選ばせていただいて、4ヶ月間はバディ的なサポート社員がつきます。定期的に動画を提出してもらって、どういう意図で作ったかなどもシートに記入してもらい、それに対して、分析してコメントをします。
(Sasuke)
へえーめちゃくちゃいいですね。
(伊藤)
ネットワークチームの社員も、ゲーム分野だったりマルチ分野だったり、それぞれに得意分野があるんですね。それぞれが「私はこのクリエイターさんを伸ばせる!」と思った方をパーソナルコースで選ばせていただいて、4ヶ月間、個別サポートするということですね。
(あごキング)
ネットワークも、専属クリエイターについているバディと同じバディさんなんですか?
(伊藤)
独特なので、専属クリエイターさんのバディとは別なんです。ネットワークチームは、加入している12000チャンネルを見ています。プリッとさんが入った頃は3000チャンネルぐらいでしたね。
ポテンシャルを感じる方にこちらから専属のお声がけをすることもありますし、やる気のある方は自分から手をあげてこられます。
(Sasuke)
最近でいうと、ネットワークから専属にあがった方はどんな方がいますか?
(伊藤)
バイヤー高橋さんというクリエイターさんが、5月からネットワークから専属になりました。「逆翻訳」で急成長した方で今後も伸びるだろうと思っています。
「ここだけの話なんですけど」
─さて、ネットワーク時代の思い出深いできごとなどありますか?
(伊藤)
僕からは、当時たいそうなことは言ってない気がします。
(Sasuke)
確かに、たいそうなことは言われていない気はするけど(笑)でも、伊藤さんはかなりコミュニケーションをとっていただいたと思ってます。
クリエイター同士の会話でいうと、けんちゃんが「ここだけの話なんですけど」って言うから、なになに?って聞いたら「肉ってすごい再生回数持ってるんです」って。
(あごキング)
で、肉やったらほんとに伸びて「肉すげー!」って(笑)
「ここだけの話なんですけど」の言い方も楽しいですね(笑)プリッとChannelさん、たくさんのお肉動画がありますが、2017年当時のお肉動画がこちら
(Sasuke)
ネットワークにいなかったら、こういった会話から情報を得ることもなかったと思うので、このエピソードけっこう憶えてますね。
(あごキング)
たしかにすごく憶えてます。あと、ネットワークの人同士でコラボもめちゃくちゃやりましたね。
(伊藤)
ネットワーククリエイター同士でのコラボを通じてお友達になっていくのは多かったですね。そのつながりは貴重。
当時はイベントも多かったですよね。2-3ヶ月に1回勉強会、年に1回、周年パーティもあって。
(Sasuke)
勉強会のゲストがさとゆいさんだったとき、会場でドッキリの撮影しましたよね。さとひろくんの方がおもらししちゃうっていう(笑)現場にいるみんなが心配しちゃうような。ああドッキリってこういう感じでやるんだーって。
終わった後に「コラボさせてください」って声掛けさせてもらって、1年後にコラボしたんですよ。
─勉強会のスタイル、いまはオンラインになっているんですよね?
(伊藤)
オンラインでも「お茶会しましょう」とかはありますけど、オフラインで直接会ってこそという部分も正直あるので、集まれる時期が来たらオフラインでの勉強会、必ずやりたいです。
(Sasuke)
実際に会う方が、お互い切磋琢磨する意識とかも生まれやすいかもしれないですしね。
─プリッとChannelさんがネットワークから専属に切り替わったときの経緯や、その時思ったことなど教えてください
(あごキング)
どのぐらいになったら専属になれるのか知らなかったので、何となくで考えてこのぐらいかな?という再生回数を目指すという作業でした。
(伊藤)
公表していないですからね。急にミーティング組まれて、急に専属の話されてという。
(Sasuke)
で、声かけてもらって、ああこの再生数だからなのかな?と勝手に納得する感じです。
(伊藤)
専属の基準というのは一切公表はしていないですが、YouTubeチャンネルの規模が大きくなって、クリエイターさん自身だけでの運営が難しくなって
きているようなところには声かけますね。
─言い換えると、UUUMのサポートがどうしても必要になるタイミングということですね
(伊藤)
うん、そこですね。
(あごキング)
そうですね。ほんと、バディさんにいろんなところに連絡とってもらったりするのは多いですし。ネットワーク時代、専属になる少し前ぐらいに、初めてタイアップ案件動画を制作したときに「けっこうやりとりが多いんだなあ」と思いました。そういうのは特にバディさんに窓口になってもらわないと難しいなと。
(伊藤)
日常動画でも撮影同行が必要なときもありますし、動画分析、サムネイルの良し悪しとか、概要欄の確認とか、バディが必要になってくる場面はいろいろありますよね。
タイアップ案件動画だと、UUUM社内のプランニング担当との調整も必要ですし。
毎回UUUMの看板をちゃんと見て入ろう
─専属として活動しているなかで、ネットワークでの経験を思い返すときなどありますか?
(Sasuke)
技術とかの話じゃないんですが・・・
ネットワークにはオンラインで応募して「入れます」って連絡来たとき、むちゃくちゃうれしかったんです。でも、ネットワークの時は、UUUMのオフィスの方には行けなくて。(当時、ヒルズの34階にスタジオ、オフィスは37階でフロアがわかれていました)
専属のオンラインではなく、対面で契約書のやりとりするから、初めてオフィス行って、エントランスのロゴのところで「あー!専属クリエイターが写真撮ってるところだ!」と思ったんですね。みんなでめちゃくちゃテンションあがって、やっと入れる!と。
それからUUUMに通うようになって何年か経ったら、あごキングがUUUMロゴを素通りするようになったんですよ。
ちょっと待てと。初心忘れるなと。毎回UUUMの看板をちゃんと見て入れって言ったんですね。
(一同)
(笑笑)
(あごキング)
いや、いつも時間ぎりぎりだから…
(Sasuke)
いやいやいや、気持ちの部分が。僕たちネットワークから来てるので、そこを介さずに入る人とは違うという気持ちを大事にしたいんですよ。
(伊藤)
いやー嬉しいですね。僕らロゴを素通りしちゃってますがこれからは見ようかな。
「君たちぜったい伸びるよ」と眼の前で言われて火がついた
─いまネットワークでがんばっているクリエイターさんたちに、伝えたいことをお願いします!
(Sasuke)
3周年パーティでゲストに呼んでいただいた時にもお話ししたんですが、ネットワークのスタッフさんのいうこと聞いておけば絶対伸びます、と毎回言ってるんです。実際に自分たちがそうでしたから。聞いてるのにうまくいってないひとはさぼってるんじゃないの?って厳しめですけど、思ってしまいますね。
─ スタッフに言われたことを実行する力も実力なんでしょうしね
(Sasuke)
もちろん、楽しんでやれたらなおいいし、困ったことあったら どんどん聞くほうがいいと思うんです。
(伊藤)
やっぱり、専属で大きくなっている方たちは、ネットワーク事務局とのコミュニケーションがよく取れていたりするし、何かしらアクションして吸収していくんですね。
(Sasuke)
あ・・・ネットワーク時代、僕らときょんくまがいる眼の前で、ネットワークチームの社員の方が、きょんくまに「君たちぜったいのびるよ」と言ったんですね。僕らもいる眼の前ではっきり言うなあと思って。これ負けていられないなってめちゃめちゃ火がついたのを今、思い出しました。
(あごキング)
きょんくま、ハンドスピナーとかバク転が伸びてたんですよ。コンテンツに一本軸があると強いという話をしていて。
昨年7月のUUUM noteできょんくまさんに登場してもらいました。UUUMネットワークの基本情報なども書いていますので、こちらもぜひ▽
─競争意識を煽られたなと?
(Sasuke)
それはめちゃめちゃありますね。
(伊藤)
ちょっと話それますけど、24時間企画のきっかけって何だったんですか?
(Sasuke)
チョコレートの家に2泊3日住むのが先にあって、それがきつ過ぎたので短くして24時間企画に落ち着いたんです。
思い出しましたけど、ある対談の機会にけっこう悔しいことを言われたことがあったんですね。そのあとバディさんとすぐに企画の方針変えましょ!と話しました。
それでチョコレートの家の企画が生まれたんです。それがなかったら24時間企画につながることはなかったということですね。
悔しい気持ちが原動力になるタイプなんです。UUU-1(2018年に開催したU-FES.出場権をかけたコンテスト)で賞をもらえなかったときも悔しかったですけど、審査員していたクリエイターさんに「伸びるよ」って言っていただいて、原動力になりましたし。
(伊藤)
悔しいだけで終わらせずに、それを踏み台に上を目指せるのも力ですね。
(Sasuke)
専属決まった頃に、ネットワークの集まりで、サプライズでお祝いのケーキが出てきたんですけど、大事にしてもらえてるなあと思ったんですよね。ただでパーカーもらったりとか。ただで水もらえるんだとか。下積み長いんで。
─(笑)下積みって?という方たちも出てきていますしね
(Sasuke)
負けてらんないな、若い子たちには、と思いますね。
─ いろんなプラットフォームがありますが、LINE LIVEやTikTokなど活動の場を広げられてますよね
(Sasuke)
そうですね、もともとYouTuberになりたいというより、表現者として世に出るために何をやったら早いのかというのが、YouTuberだったんですね。
YouTubeの楽しさはわかっているので、これは続けていきたいんですけど、その他のものも同時にやっていきたいですね。
─おもしろいものを伝えられるなら何でもやっていこうということですね
(Sasuke)
ええ。今月からわたくしは、英会話を始めまして。UUUMネットワークから世界に行ったひとになるために。
(伊藤)
言葉をクリアすればワールドワイドにいけちゃいますもんね。
(Sasuke)
I got it !
(一同)
えっ?!(笑)
─今日は楽しいお話をありがとうございました!プリッとChannelさんの UUUMネットワークへの愛が伺えてうれしかったです。
UUUMネットワークチームは、専属を目指すクリエイターさんや、マイペースで活動したいクリエイターさんなど、さまざまなスタイルで活動する皆さんそれぞれに合う形でサポートしたいと考えています。
ご興味のある方は、ぜひエントリーサイトをご覧ください!
本日はここまでです。読んでいただきありがとうございました。ぜひぜひフォロー&スキ(ハート)をお願いします! フォローもスキもぜひに〜!フォローはこちらから⇓