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白馬を終えて

レースレポートとは別で書く

今回白馬が人生でのインカレラストチャンスとなった
思えば1年の草津5位から私のインカレへの挑戦はスタートした

草津5位入賞
けいはんな落車DNF
袋井DNF
川島7位入賞

個人ロードDNF
おんたけTT完走

草津完走
白馬1日目完走
白馬2日目5位(コンマ差逃し)
おんたけTT8位
群馬クリテリウム完走
小見野クリテリウム完走
神宮3位

飯山1日目DNS
2日目完走
美山完走
草津6位
オープンロードパンクDNF
白馬1日目4位
2日目6位

1年の時にそこそこ良いスタートを切って、周りにもすぐ昇格できると言われて、何で自分はこんなに上手くいかないんだろうか

自分と同じ位置で走ってたり、何なら後ろで完走しているような人が自分より早く昇格している現実
彼らは死ぬ気で執着せずともクラス2昇格というのを達成する
この違いがなんなのだろうか
運もゴール前のメンタルセットの違い???
そんなに俺頑張ってないの??って自問自答していた

それに気付くのが遅くて、なんとなく人と違うんだなって思ってただけで、まあいつか昇格できるだろうと思って時間を過ごしていた
けど美山の時点で、あーこれは昇格できないぞと思って、それを帰り道に考えていたらたまたま遭遇して、コーチングを本気でお願いしたい旨を伝えた

具体的には....食事・減量プラン・戦術戦略・マインド・トレーニングプランを彼が決めてくれた
その時にすごく感じたのは、自分が甘いって事
本質を見れていないって事だった
理由は目標への思いのレベルが低いから
だからアドバイスをもらっても本質を理解できずに、表面上だけの理由を何と無く大事そうだなと思って受け取って、何と無くこなすだけだった
トレーニングはフローの状態に入っているから成績が出なくても続けれるのが自分の強みだと勝手に思っていた

だけどそれは思いが弱いし、現実から目を背けていただけだった
練習・レース・全てに対して能動的ではなくて、受動的だった
これが1番の気づきだった

まず自分が2ヶ月で昇格となると、脚力的にもスプリントが得意ということも考えると、またそのスプリントの確立を上げるという点でも
温存して最後爆発させるというのが1番勝ちに近い
何をしてでも勝つ とにかくせこくなって勝つ


学連レースに向けて、実戦力アップのために
PPと草レースを本番と思って行った
途中で温存しつつ、最後は2位以内を目指す事

PPでは1着が数回 2着が1番多くて 次が3着
本番を見越してどれだけキツくても更にプッシュして最後は死ぬ気で取りに行った

平田C2 1位
リトルスポーツ2位
草津C3 2位
平田C1 9位

と考えると

それなりにアウトプットできていると思う
でもスプリントのちょっとした小技とかリトルで2位だったのは自分の思考回数+試行回数の少なさゆえの経験不足からだったから
とにかく事前にとその時にたくさん考えて、自分の目標達成を逆算して、成功なり失敗してそれをインプットして、次回にアウトプットすることを繰り返した
しかし、白馬Day1,2ではその辺りのアウトプットインプットがまだまだ少ないことが原因で敗北
現状の脚力が弱い・精神力が弱い自分にとっては強引に行くことはできない
今回の結果は残念だけど、組み分けの運も悪いし
自分の走り方とは全く噛み合わない展開になってしまって、それを変化させる力も試行回数も少ない故の妥当な結果だと思う
でも断言できるのは、あの中で1番気持ちが強かったのは自分だ

けど、もっと早くできたら。。はもちろんだけど、まだまだ考えれたら。。。。とか本質をもっと理解して瞬時に自分の武器にできたらとか後悔する点はなくもない

食事面に関して
立ち上がりが楽になるというちょっとしたアドバンテージの恩恵を受けるために本気で行った
食事面では美山前で61kgちょい
低糖質をテキトーにやったら毎週体調を崩して、結局また糖質を摂ったのだが....
原因としては野菜が少ない・糖質が適当な量でなかったこと
美山後59kgからコーチングの元スタートして、1番落ちた時で55.7kg
直前で56.3kgになった

食事の例はこんな感じ

毎日タンパク質を2.0-2.3倍g
米を300g+野菜(緑黄色野菜)を5食に分けて
外食時はタッパーに入れたり、ムネ肉スティックを食べつつ毎日摂り続けた
2ヶ月間爆食したりして辞めたりすることはなかった
結果としてはパワーは若干下がったけど、調子も上がってきてやって正解だった
苦しかった分目標への熱い思いも更に熱くなった



別にこの事を言って自慢したいわけじゃないけど
正直な気持ちここまでしてダメだったんだな
自分なんなんだろうなー才能なさすぎだろ、今迄怠慢すぎだろというのが気持ち
人生でもう二度とインカレに出れないという絶対に味わいたくない烙印を自ら押してしまい、生きていることに意味を見出せない
そりゃ友情も金も時間もプライドも全てを捨てて本気で尖りまくって挑んだ2ヶ月間が失敗に終わった代償はそうなってしまうのは当然
時間が解決してくれるなんて生優しいことはないし、自分は一生のうちに何回もインカレ出たかったなと後悔するのだろう

最大の目標を失って、二度と再挑戦できない状態になって、生きている意味がわからないし、失敗してしまう自分に自己嫌悪で、生まれてきた意味がわからない
どれだけ自分が弱くてダメで馬鹿にされて惨めでも情熱を絶やさずに信念を貫いて、苦しくても全力でやってきた経験は結果以上の価値があると言われても、結果は結果
頑張った!すごいよ!って言われても自分が納得できない

次の挑戦・ステージってなんだろう
挑戦しなくちゃダメなのかなとか思うわけだけど
何と無くで挑戦したくないから、これと同じくらいに以上に燃える何かがあるのかわからない

自分のやってきたことをしっかりやりきりたいからクラス2昇格を目指すかもしれない

正直こんな形で振り返りたくなかった
今までやってきたことが無駄に感じる
なんのために生まれて、なんのために生きるのか、なにを目標に生きればいいかわからない絶望のどん底だけど、今はゆっくりしようと思う

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