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30周年に込めた想い

こんな風に言ってたので、ちゃんと言語化して記録として残しておけたらと思い、あくまで個人の想いですが、久々にnoteに書き留めておきます。

駄文になりますが、よろしければ。

スタート

2020年11月のホームゲームの時に告げられ、30周年事業の準備を始めることに。
まずは「周年記念事業とは?」を考えることから始めて、社内の周りの方々にも相談しながらのスタートでした。
2021シーズン前から本格始動し、各部署の方々からも意見をもらいながら企画の骨子をまとめていきました。
ここで出たおもしろいアイデアもありましたが実現できなかったところは自分自身の力不足を痛感しています。

30周年記念マッチ

記念事業の中の柱として早々に固まったのが「国立競技場での30周年記念マッチ」でした。

  • 「サッカーのまち 静岡」を改めて全国に発信する
    周年は歴史を振り返ることが増えます。
    エスパルス誕生の経緯にも触れることになるので、「清水、静岡にサッカー文化が根付いていること」を全国に発信する場としてこの記念マッチが開催できればと考えました。

  • クラブとしてチャレンジし続ける姿勢を示す
    構想時点でまだ改修された国立競技場をホームゲームとして使用したクラブはありませんでした。
    エスパルスは過去にもホームゲームで国立競技場開催を行なっていますが、施設が変わったこともあり今回は一からの挑戦です。
    30周年というタイミングでファン、サポーターの方々、パートナー企業様、選手、スタッフ、エスパルスに関わる方々と一丸になって挑戦する機会を作って、この先も沢山のチャレンジをし続けるエスパルスの姿勢を示せたらと考えていました。

  • タイトル獲得に向けた流れ作り
    エスパルスの初タイトルは1996年のナビスコカップです。決勝の舞台はもちろん国立競技場。
    しかし国立競技場での公式戦は2012年のナビスコカップ決勝から10年、エスパルスは経験できていません。そして残念ながら改修前のスタジアムとの直近の相性は良いとは言えませんでした。
    国立競技場は決勝の舞台になることが多く、今後エスパルスがタイトルを獲得するにあたってはこの場所で勝つことは必要になってきます。
    改修されたので、未来に向けて新しい流れが作れたらという想いを込めていました。
    選手やスタッフが国立競技場の大観衆の中で試合をすることで経験値を上げることや、タイトルへのイメージ作りに繋げることも考えていました。

  • 新スタジアムに向けた機運作り、強化
    東京オリンピックに合わせて改修された設備に、エスパルスに関わる方々が様々な方向から触れることで、エスパルスの新スタジアムに向けた機運作り、強化に繋げられたらと考えていました。

色々な想いを込められて準備を進めてきましたが、1年以上前から国立競技場への打診や日程調整、Jリーグとの開催に向けた調整の上で実現したものでした。

コレオグラフィー

これまでも大事な場面でのサポーターの方々のコレオグラフィーはエスパルスの歴史の中で鮮やかに記憶にも記録にも残っています。
今回も素敵なコレオグラフィーを企画していただいていたので、個人的にもぜひいいものに一緒にできたらという想いがありました。
物の準備や設備の活用の調整、タイミングの調整等できる限り動かせていただきました。(途中で心折れそうになる時もありましたが…)
当日実物を観た時は「エスパルスの力ってすごいな」と感動しました。
30周年事業は自分の中で集大成のつもりで取り組んでいたので、「自分にできることは何なのか?」をよく考えていました。
入社直後から運営担当としてサポーターの方々とやり取りをさせていただいた経験、その後営業担当としてパートナー企業様から協賛をいただいてイベントを実施してきた経験の両方を活かせたのかなと。
そんな想いだったのであのコレオグラフィーの光景は一生忘れることは無いです。

30周年記念事業に込めた想いとこれから

30周年記念事業の企画としては他にも記念ユニフォーム、クラウドファンディングや特設サイト、記念ムービー等多岐に渡って実施しましたが、自分の力不足で全ての事業に関わりきることができなかったことは残念でした。

今回の周年は
「ステークホルダーの皆様への感謝を表現し、エスパルスの10年後、20年後の夢や感動や誇りに繋がる1年に」
という想いで骨子を固めて動きました。
記念マッチの試合結果含めて残念ながら全てが繋がらなかったところもあったかもしれません。
また記念すべき1年にJ2降格となってしまって皆様に辛い想いをさせてしまいました。
僕自身ができることは限られているのかもしれませんが、それでも自身の力不足を痛感して恨みました。

ですが、エスパルスの未来に向けて確実に残せたこと積めたものはあったと感じています。

今回の30周年はたくさんの方に支えていただいて様々な活動を行うことができました。
クラウドファンディングで支援いただいた方々、ご協賛をいただいた企業様、各事業にご協力いただいた方々。エスパルスは多くのステークホルダーの方々のおかげで走れていることを改めて感じました。それはクラブ内のスタッフも含めて。
お力添えをいただいた皆様、誠にありがとうございました。
記念マッチの際にも感じましたが、これだけ多くの方々がエスパルスのために動けるのは強みだなと。僕はそこに甘えずに動いていかないといけないとも改めて感じました。

今回チャレンジしたこともクラブの財産として残ったはずです。

今回の周年事業の成果として、10年後、20年後のエスパルスが皆様と今よりも高いレベルで"夢と感動と誇りをわかちあえる"様になっているように。

今回はこのあたりで。

久々に書いてみて、定期的に言語化して発信しないとダメだなと感じました。
もっと書きたいことがあった気がするのですが、途中で息切れしてしまいました…
また近々何かテーマを設けて書いてみます!

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