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1回目の統合失調症。3

車中泊していて3日寝てない私は、
頭が更に勘違いを起こし始める。
今度は帰宅するためにハンドルを握る。

家に向かって帰ればその先には
神様(家族や親友)たちが私を待ってくれていると思い始める。
お世話になった先生方、親戚、家族、親友一同がサプライズのモニタリングをしてくれている。
一人一人の顔と、何と話しているのかが奥歯の発信機から伝わってくる。
その思い込みから、
モニタリングのように車に隠しカメラが仕込んでいて、それで私の様子を見ているんだな、
だから今までろくに電話もメールもよこさなかったんだな、みんなのやりたいことが分かったぞ!と謎かけをする。

と、突然、外の景色が霧で何も見えない。ここは何処だ?全然周りが見えない。標識には50㌔制限の表示がある。
高速の路肩に車を停める(後ろから大きいタイヤの貨物トラックが走ってきて私はビビる。)
もしかして地球が滅亡したか?!
と、霧が晴れてくる。田園に霧がかかっている風景。こんな綺麗な景色今まで見た事ない、と涙が流れる。
江戸時代の日本か?戸惑う。
ここは神様の国?タイムスリップをした?どういうこと?理解ができていない。今は何年?今はいつ?テレビを付けるとサッシーがヨギボーのCMをしている。サッシーの「私はこれを2年前から使っています!」と話す。その言葉に、あ、私は2年前にタイムスリップしたのか、となぜか納得する。(混乱)

そうだこれからは鶏肉と米だけあれば生きていけるんじゃないか?(師匠の唐揚げ弁当を思い出す。)
日本はやっぱり米農業だろう。鶏も増やして、
それは絶対に輸入に頼らないぐらい用意があれば
食料自給率が上がるんじゃないか?
妄想が膨らむ。

車を少し走らせると太陽が眩しい。
太陽のことを(テツ兄)のことを思い出す。
雲の隙間から、ちょうどよく陽が射す。
テツ兄が上手く日の加減を調節してくれる。
テツ兄は太陽だから調節が上手いね!なんて
褒める。いやいや、天才を褒めてくれても全然嬉しくないよ。と独り言で一人二役しながら笑っている。

また少し行くと「ここから試験区域」の文字が。
あ、私、試験受けているんだ。
この車でどの位スピードが出るか試験してみよう。
ハザードランプをたいて
テツ兄のときは百うん10㌔まで車を飛ばし、

どうか観たか、これが日本の技術じゃ!と
走行車線で停車し車中で飛び跳ねる。
代わって私も
百うん10㌔まで飛ばす。
(とても危険な数値なので言えない)
女の私でもここまで出せるんだから日本の女の魂も捨てたもんじゃないと思う。
※この時二重人格が交互になっています。
また、車の機能が知りたくて、急ブレーキも試してみる。急発進、急ブレーキ、急発進、急ブレーキ。
どうじゃい!日本の車は!日本の技術力舐めんな。
クラクションを鳴らす。ぷー、ぷー、ぷー
(こんな事をしていて後ろからよく追突されなくてよかった。)

途中、田沼PAに入る。工事中だ。ここのPAを作ってくれているのは私が以前農業に勤めていた人と旦那の家族が作っていると勘違いする。
隣にバイクが停まった。撮影隊の人か?と、見ているとガンつけられてなんだコラ?!と怒ってきて怖かった。撮影されるのが嫌で(私が撮影されているとわからぬ様にフードを被る。)でもトイレに行った。
4つ手洗い場があり、水道水がどれが1番美味しいか試されていると思って、お手洗いの水を飲み比べる。
これはカルキくさい、コレは泥臭い、これは山からの水でめっちゃうまい!近くにいたワンちゃん用の赤い餌入れに水汲みをしにきていた母親と7歳ぐらいの女の子に
この水なら美味しいですよ!とススメる。

人間界と天界を行き来する時は、
チッと舌打ちする事で空気の圧を天界と人間界を調節出来ることとら
水分の量が関係している。
水を飲むと天界の圧に丁度良くなる
(喉が渇くだけの話だ)
調整の仕方はゲップやオナラトントンとならすなどなど。
体の気圧とその世界の気圧を一緒にする。
要は気圧を我慢しないことだ。
新しい法則がいつの間にかもう出来ている。

近くに泊まった車から知り合いのpさんを見つけて手を振る。いや、そう見えただけか。pさん子供いたんだな、全然知らなかった。似ているだけの人かもしれないからあまり深追いしないでおこう。と、そこは割り切れる。

それから、田沼PAを出るため、ハンドルを握る。
登場人物の神様の整理し始める。

師匠とz師匠は神様の国の鍼師で、
z師匠は人間向きの鍼をしていて師匠は神様向きの鍼をしていてわたしは師匠の鍼に惚れ込む。
y師匠は私に魂の何たるかを教えてくれた。
kさんは要は国語の先生だ。
と色々知り合いが何の神様だったか整理し始める。

それからテツ兄はバイクが好きで、バイクは
魂の鼓動だ!俺たちはそれを伝えているんだ!!
と熱い説教が始まる。
と、急に。
いいかお前ら、海外とタイマン張り合いたい奴だけ右の車線を走れ。俺より早く走れないんだったら左に行け。いいな。(誰も聞いてない)
そうやって左の車線を悠々と走る。若干煽る。
どかない奴には、
オラ、どけよ、テメー。叫び怒鳴る。
(抑え役の私がいるのでマナーとしてクラクションは鳴らさない)かなりの大声だ。

今度は右の車線にある車を左に行かせようとし出す。おい、そこの奴、お前は誰だ?そうか、工事現場で働いてるんだろ?お前は右を走らず左だろ、え?なんだって?右がいいだって?お前ふざけんじゃねぇよ。左でいいんだ左で。と。独り言を話す。
それを何台もやる。

え?お前はトヨタの奴か?お前は左だろ。
当たり前だぜ。
(いやもうずっと昔から海外に出てるだろ)

え?お前は誰だ?車椅子に乗っているのか。でもやりたい事があるんだろ?じゃあ左に行け。

行けない奴はいっぺん死んでこいと、
私が運転しながら下を向いて
私自身の意識を一回飛ばす、
頭の中で音が「チン!👼♀」と鳴る。
それで左に行かす。
それを繰り返す。
要は居眠り運転だ。
幸い私の乗っていた車はセンサーが付いている。
右側の白線を越えたり
前後に障害物があると
ピピピっと音がなる。
(それが無かったら何台も巻き込んで交通事故していた。本当に命拾いした。)
それも神様の合図として利用された。

栃木の日光を通る時、
栃木に居る、b先生のことを思い出す。
b先生は日本の神様だと解釈が始まる。
徳川家康との交信が始まる。以前お邪魔した者です。
b先生を日本の神様にしました。
よろしくお願いします。とそう頼む。

何故かバイクの集団に出逢う。
手を振ってくれている。
ロシア🇷🇺とウクライナ🇺🇦の旗を持った人達のバイカーに出逢った。感動した。

反対車線のディズニーランド近くは混んでいるのにこちらは混んでいない。流石のゴールデンウィークだ。

両国国技館がみえる。日本人の魂だ、日本の魂はここにある。でも博打したり暴力沙汰があったり、日本の国技たるものが何なのか皆んな頭を悩ませてるのが伝わる。曙や若貴時代のあの熱い時代を思い出す。

あとは、意識を飛ばす練習をした。てつ兄の時と私の時で差がない様にして意識を飛ばさないと
帰ってから日常生活に適応できないと思ったから。
何回も練習したお陰で意識を飛ばすのが上手くなった。(要は居眠り運転だ。)

そこで付き合ってから離婚する夫婦の事を考える。
(若い頃の2人)
ねぇねぇ聞いて!それでね!うんうん。
(子供ができた頃の2人)
何回も何回もそう言って来たじゃんかよ。
そんなの知らねぇよ、テメーがやれよ。
(更に何年かした時の2人)
何で気づいてくれないの?私、ずっと言ってたじゃん。俺だって必死こいて仕事して来てんだよ!
頑張ってるのにお前気づいてくれねぇじゃん!!
「チン♀チン♀」(天に召される時の音とマーク)
あぁ、そういう事か、お互いがお互いで頑張ってるのにすれ違う時に離婚するんだと気付く。(地団駄踏んで泣き叫び、何回も意識を飛ばしました。)

道路が渋滞している。ちょうどゴールデンウィークだ。当たり前だ。羽田空港あたりだ。そうか、皆んな海外に行くのか。世界にこの治療が届きます様に。世界が平和になります様に。と祈る。

まだ渋滞から抜けられない。と、東京湾を見渡せる景色の広いところに出て遠くを見渡すと。
あれ?タイムスリップしてるのに、東京の空気が汚い。あの薄く白いモヤがかかっている景色はなんだ?親戚の1人が言う。親戚一同が騒ぎ始める。東京は何も変わってねぇぞ。俺たちどうすればいいんだ。神様たちが騒ぎ立てる。

新宿あたりだろうか。車が1台も通らなくなった。
訳が分からない。15キロぐらいで走っても後続車が来ない。自身が疲弊し、車の、あと何キロ走れますの表記が23㌔になっているのに気付く。これくらいあれば家に帰れるかなぁ。

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