KOFGたのちい
今日は20時からワールドエンドヒーローズの生放送が始まるので、それまでにnoteを更新したいと考えた。よって大相撲を見ながら文章を書き始めている。
今日は一日なんだかぼんやりしている。いや、毎日ぼんやりしてるんだけど。眠気がすごい。毎晩夜更かししてThe King of Fighters for Girlsプレイしてるからかな。間違いなくそれだ。
「The King of Fighters for Girls」（以下KOFG）は、いわゆるKOFシリーズ初の乙女ゲーなのだが、割としっかり楽しんでプレイできている。
ストーリーはね、なんていうかこう、「90年代にオタクたちが量産したであろう王道夢小説」って感じです。
主人公は至って普通の、可愛らしい女の子。勤めていた会社が倒産したため新しい就職先ーー草薙京たちが住み込んでいる道場の管理（掃除、炊事、経営など）をする仕事に就くことに。そこへ、京たちにKOFの招待状が届く。不思議なことに、主人公にもKOF主催者から招待状が届き、彼女は草薙チームのマネージャーもやることになる。しかし実は彼女には特殊な能力があって……。
あらすじはざっくりこんな感じ。メインストーリーが一つボン！と真ん中に置かれていて、15人いるファイターたちのレベルを上げていくことで、各キャラとのサイドストーリー、つまり、メインストーリーの合間に各キャラと親密になっていく様子が描かれた物語も同時に開かれていく。
至って普通に見える主人公に特殊能力があるとか、主人公がやたらと感謝を伝えたがり＆面倒を見たがりな性格であったりだとか、主人公の肩に世界の運命がのしかかったりだとか、もうとにかく「THE！！夢小説！！！！」って感じの内容なので、読んでいてケッコ〜〜〜〜〜〜〜〜恥ずかしくなります。夢小説は小６で卒業しちゃった私、明らかに乙女ゲーに向いてない！！でも楽しい！！！！！！！！！！！！！！！
庵のサイドストーリーとかね、もうね、「こりゃあプロのいおりん夢女が書いたに違いねえ！」と思うくらいベタベタのベタで面白い。
なんでこんないい感じに”””””年代”””””を感じる夢小説シナリオが書けるんだ？この令和の時代に？みたいな気持ちになる。（※バカにしてるわけじゃないです！ほんとに！叩かないで！）
その年代感が一周回って癖になる。早くストーリーの続きが読みたくて仕方がなくなるのだ。
KOFGを始めた頃、私はKOFの知識を少ししか持っていなかった。餓狼伝説のキャラは一通り分かる、龍虎の拳は「覇王翔吼拳を使わざるを得ない」だけ知ってる、KOFは京と庵は見たことある、くらい。
ゲームリリース直前にスマブラSPの「テリーのつかいかた」動画を見ていたので、餓狼伝説以外の作品のキャラクターへの興味、および「ああ、このキャラ見たことあるけどKOFなのか！」という気付きを得ていたので、KOFGをやることでもっとKOFシリーズへの入り口が開くかもしれない、と考えやり始めてみた。
スマブラのテリーさん、あまりにも顔が良くてビビる。造形が完璧。
と思ったらKOFGのテリーさんも顔が良すぎて見るたびに目が潰れそうになるんだな、これが。最高。
ちなみに私の推しはビリーです。ビリー・カーン。
なぜビリー推しなのか？実はスマブラにテリー参戦！！の情報が出た直後、
「そういや餓狼伝説のプレイ動画とか見たことないな。見るか」
と思い立ち、初代の動画を見てみたら、むむむ？？？なんかやたらと目につくキャラクターがいるではないか。あまりにも目についたので思わず
「おい！！この棒の奴なんやねん！！ガード中ぷるっぷるしおって！！腰抜け野郎ちゃうか！？ワイが引っ叩いて倒したるわ！！」
とツイッターで勢い余ってdisったところ（本当にごめんなさい）、リアルタイムで餓狼伝説（およびKOFシリーズ全般）を楽しんでいたオタクの先輩方にざっと囲まれ、
「ビリーですね！？彼がガード中ぷるぷるしてるのは初代だけで２以降はもっと強くなってますよ！」
「ビリーはこの顔で趣味が洗濯だし、リリィという妹がいてシスコンです」
「ビリーはギース様大好きわんこです！忠犬！のちにギース様の右腕にもなります！」
「リアルバウトの時のビリーのスーツ姿、いいよね……」
みたいな具合に次々と“““““萌える”””””情報をブチ込まれ、これはいけないと思い私も急いでビリーの情報をかき集め、
「なんやコイツ……！！めちゃくちゃアイドル力が高いやないか……！！腰抜けなんて言ってごめんよ……！！君はとても良いキャラだ……！！」
と改心し、同時にビリー推しになった、という経緯がある。
腰抜けなんて言ってごめんね。ほんとにごめん。
（先日表参道で行われた波乱のKOFGぬい追い剥ぎイベントでもちゃっかりビリーぬいを手に入れてルンルンで帰った私）
KOFGではビリーに「お嬢」って呼んでもらえるので、ビリーにお嬢って呼んでもらいたい全オタクはやるべきだと思う。
KOFGのおかげでだいぶ新しい視野が得られて、龍虎の拳のプレイ動画を見たり、「サイコソルジャーRemix'97」を聞きながらこのnoteを書いていたり、「餓狼伝説やKOFだけじゃなくて、サイコソルジャーやサムライスピリッツも気になるな〜〜〜！」という感じで、SNK作品の世界に入っていく扉がガン開き状態になっている。
そういやファルコム作品にハマった時もこんな感じだった、楽しかったな〜ということを思い出したので、このまま楽しく、誠実に、SNK作品への造詣を深めて行きたい。
ありがとうございます！生きる励みになります。