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GARAGE@高田邸(国立)

国立のうつわ・古道具のお店GARAGEが、同じ国立にある高田邸で出張販売をされています。場所は国立市中1-13-30で国立駅から徒歩10分程です。

高田邸は、昭和の初めに建てられた洋館です。数年前まで荒れ放題だった広い庭にも、人の手が入ったことで鬱然さが取り払われましたが、残念ながら3月に取り壊されることになったそうです。

次の日曜・月曜(8日・9日)、高田邸とご縁を持たれたGARAGEの小田島さんが企画された「高田邸仕舞の日」が開催されます。
GARAGEはその前から高田邸に入ってお店を開いています。現在そのおかげで高田邸の中へ入ることができるようになっています。

お店はエントランスの奥にある部屋にあります。エントランス右手には2階へ上がる階段があり、8日・9日の「高田邸仕舞の日」では2階にお店が集まるそうです。GARAGEも2階へ移動し、今の部屋は食事ができるお店になるとのこと。
エントランスも住み手がいなくて今はガランとしてますが、イベントの日にはきっと人が行き交う場所になることでしょう。

今GARAGEがある部屋です。高田邸は蒸気暖房が完備されていたそうで、この部屋にもタンクがあります(機能はしてません)。そこから出ているパイプの先には洋服が並んだハンガーが吊られています。

並ぶうつわはGARAGE常設の作家さんたちのもの。その中で、沖縄のHanaさんは新しく作品を扱い始めた作家さん。これまでもGARAGEで扱っていた伊藤英明さんとご夫妻でナマケモノ工房を営んでいて、今回はこのご夫妻の作品が多く出ていました。

伊藤さんの作品はしっとりと温かみのあるカップや皿を中心にポットなども、Hanaさんの作品は掻き落としの技法で版画のように紋様が描かれたカップが並んでいました。

Hanaさんのうつわはカラフルなものが多いようですが、このカップはテラコッタのような色合いです。紋様は様々でアイディア豊富、中はベージュ色をベースの上に青い曲線が引かれていて、自由な発想が素直に表現されています。使うときっと楽しいカップです。

7日までGARAGEが出ている部屋には古い什器がマッチしていて、電灯の明かりも雰囲気を出しています。
期間限定の風景、そして貴重な歴史的建築である高田邸を見れる「高田邸仕舞の日」と移動GARAGEは9日までです。


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