危険な薬、効かない薬

私がすべての薬は毒であると考えていることは前に述べた通りです。
とはいえ、すべての薬に価値がないというわけではありません。
一定の条件下においては絶大な力を発揮することもありますし、対症療法的な使用にまったく意味がないとまではいえません。
その絶大な力を発揮するタイミングが救急治療だということです。
たとえば強心薬は平時に打てば猛毒で人は死にかねません。
しかし心臓が止まった時には蘇生させるための強力な薬になるのです。
 
しかし現実的に西洋医学で使われている多くの薬は、時には毒、時には薬ということではなく、全く効かないものや意味のないものがあるのです。
そのような薬たちをありがたがって使用している人がたくさんいる、だからこそ日本は治らない患者さんばかりであり、医療費が増大しているということなのです。
 
ひとくちに薬と言っても、処方薬から市販薬、あるいは保険適用外の薬など、それこそ星の数ほどの種類があります。
その数ある薬の中でも、最初にあげなければならないのは、ワクチン、精神薬、抗ガン剤の3つの薬です。
この3つの薬は、あらゆる薬の中で私が特に危険でなおかつ医原病の大きな原因になっていると考えているもので、私は個人的にこの3つの薬のことを大いなる皮肉をこめて3つの聖水と呼んでいます。
 
<薬毒論より抜粋>

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